【完結】断頭台から愛を叫んだら神獣が引っ掛かりました[作品情報]

あらすじ 好きなネット小説の結末に物申そうとDMを送り付けるため立ち上がり、ベッドに頭をぶつけて死亡。断頭台へ並ぶ冬の空の下でそれを思い出した宝砂王女は「前世享年2×歳。今生は13歳か。来世は20年の生を目指そう」と覚悟を決めて処刑台に昇った。しかし、そこでここはもしや、自分が感想を送り付けようとした小説の世界なのではないかとふと思い浮かぶ。グッバイ今世としてしまうのもいいけれど、最後にやれるだけやってみようか。断頭台でギロチンの刃の下にセットされ、宝砂は全力で、某泥棒映画の名シーンのセリフを叫んだ。
「またものを語りに来たのか、貴女よ」
砕ける断頭台。破片と土埃で咽ながら、香の匂いが鼻につく。ギロチンの刃は砕け、砕いたのは宝砂の推しである小説の登場人物だった。
理想通り過ぎる姿と声のその推しの登場に、宝姫は吐血する。
「結婚してください!!」
「なんと?」
不吉な王女と家族に見捨てられた王女と、人間に飽きた神獣が、かつて神獣が異世界人に聞いた物語の料理を再現して美味しくいただきながら、なんやかんやする珍道中。
作者名 枝豆ずんだ
キーワード R15 異世界転生  OVL大賞10 キネノベ大賞12 ルフナ大賞 女主人公 魔法 ハッピーエンド グルメ DNCMOON6大賞 アニセカ小説大賞1 神獣 王女 溺愛 求婚 番 バカップル
ジャンル 異世界〔恋愛〕


掲載日 2024年 10月07日 22時41分
最終掲載日 2024年 12月17日 22時57分
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