鬼人幻燈抄[作品情報]

あらすじ 『人よ、何故刀を振るう』

 江戸時代、まだ怪異が現代より身近で鬼が跋扈していた頃のこと。
 江戸より百三十里ほど離れた山間の集落“葛野”にはいつきひめと呼ばれる巫女がいた。
 護衛役である甚太はいつきひめの為に刀を振るうが、何一つ守れず全てを失う。
 巫女を、惚れた女を殺したのは大切な妹。
 彼女は百七十年後、全てを滅ぼす鬼神となって再び現世に姿を現すという。
 憎しみから鬼となった甚太は、何を斬るべきか定まらぬまま、遥か遠い未来を目指す。
 
 鬼に成れど人の心は捨て切れず。
 江戸、明治、大正、昭和、平成。
 途方もない時間を旅する、人と鬼の間で揺れる鬼人の物語。


 ※この作品はArcadia様にも投稿させていただいております
作者名 モトオ
キーワード 残酷な描写あり  伝奇 怪談 江戸 刀 鬼 明治 歴史 幕末 妖怪 怪奇 和風ファンタジー 大正 昭和 花街 都市伝説
ジャンル ローファンタジー〔ファンタジー〕


掲載日 2015年 12月18日 04時54分
最終掲載日 2016年 10月24日 19時15分
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