完全犯罪Dreamer[作品情報]
あらすじ | 東:これは持論なんですけど、推理小説における共犯はナンセンスなんですよ。 記者:と、言うと。 東:ぶっちゃけた話推理小説で共犯が使われる場合なんて、その9割は作者の思いついたトリックが単独では実現不可能で、でも捨てるのは勿体ないからやむを得ず共犯者を立てる、というパターンなんですよね。だから共犯者の設定は適当になりがちだし、結果として話は面白くならない。 記者:確かに東さんの小説はどれも単独犯でしたね。とすれば、少なくとも今後も東さんは共犯の推理小説を出すことは無い。と? 東:もちろん例外はありますよ。共犯関係そのものをメインに持ってくる場合とか。あと…… 記者:あとは? 東:完璧な完全犯罪のトリックなら、共犯でも仕方ないかなと。なにせ、推理小説家の夢ですからね。 2002/10/10発売 週刊ミステリィ43号 巻末インタビューより抜粋 |
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作者名 | 篠崎京一郎 |
キーワード | ミステリー 第16回書き出し祭り |
ジャンル | 推理〔文芸〕 |
掲載日 | 2022年 10月02日 09時47分 |
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文字数 | 3,730文字 |