概念破壊 日本人の危うさ
【概念破壊】って、カッコつけて書いているのは、破壊する概念に、適切な言葉が見つからないからです。
貞淑だと、違う感じがするので、探しているのですが………。 見つかっておりません。
「これで、家のルールの話は、終わりですか?」
「そうだよ。」
「では、性感帯の開発? 概念破壊について、話してください。」
「………」
「(⌒-⌒)ニコニコ…」
「………」
「………もしかして、まだ、決心が付きませんか?」
「決心というよりも、不確定な情報を話すのが、嫌なんだよ。」
「それでも、旦那様なら、それなりに確実な情報/考察を、持っているんでしょ?」
「はぁ。
まずは、概念破壊から話す。 こっちは、内容としては、簡単だからな。」
「ただし、気を付けないといけない注意点が有るけどな。」
「はい。」
「概念破壊に必要なのは、現実を見せること。
本能を呼び起こすこと。」
「要は、【体が発情しているのを、自覚させる】。」
「具体的には?」
「録画。 他にも、
視覚。 鏡に反射させた光景を見せる。
聴覚。 浴室などの、音が反響する場所を使う。
嗅覚と味覚も、使える。 味覚は、性感染症にかかる可能性が有るけどね。」
「リベンジポルノが、怖いですね。」
「あれは本当に、余計な事をしてくれたよね。」
「もう1つ。
【性行為中に、能動的に動くように仕向ける】。」
「あ〜〜、それは確かに、効きそうですね。」
「それで、注意点というのは?」
「日本人って、多重人格に成りやすいんだよね〜。」
「はっ??」
「日朝の変身ヒーロー、魔法少女って、いつから有るか知ってる?」
「いえ、気にしたこともありません。」
「変身ヒーローは、1960〜70年代。 もしかしたら、50年かもしれない。
魔法少女は、1960年代かな?」
「そんなに古いんですか!!」
「そう。
それに、役者、声優、バーチャルブイチューバー。
っと、他人や何かになりきる仕事が、多い。」
「仕事場と私生活で、人が変わる人もいるから、それを加えたら、もっとかな?」
「それが、どう関係しているのですか?」
「発情している自分を、【自分では無く、他人と思い込む】。」
「他人と思い込んで、恥も外聞もなく、思いっきり、ハジける。」
「ここからは可能性。
ハジけて、ホルモンの効能が発揮させる。 依存する。」
「すると、日常生活でも、体が疼くようになる。 依存状態だからね。
耐えれば耐えるほど、体が疼くようになる。」
「境界線が曖昧になる。」
「そして、何時か気付く。」
「発情している自分も、同じ自分だと。」
「すると、【最悪、心が壊れる】。 かもしれない。」
「………可能性の話ですよね?」
「可能性だからこそ、有り得ると思うよ。
だからこそ、始めっから、録画機械や鏡を、用意しておく必要が有ると思うんだよね。」
「………想像するだけで恥ずかしいですけど、了承しました。」