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② 食事の怖さ 血液の大事さ

「次に、食事について。」

「血行促進ですね。」

「そうなんやけど、その前に、訊きたいんやけど、大学生だよね?」

「あ! そうです。 それについて尋ねたかったんですど、大学は通ってもいいんですか?」

「? せっかく入ったんだから、卒業するまで頑張ればいいんちゃう?」

「中退した旦那様がそれを言いますか。

ちなみに、旦那様は何系の大学に行ったんですか?」

「医療系。」

「!!私より勿体ないじゃないですか。

なんで辞めたんですか。」

「………」


「………それについても、話しておこうか。

出来れば、俺の子供には、同じ体験をさせたくないし、もしかしたら、君にも関係してくる話やし。」

「? 同じ体験?」

「俺が辞めた理由は、幾つか有る。

その内の1つを説明する。」


「結論を言うと、()()/()()()()/()()()()/()()()()姿()()/etcは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「………はっ?」

「馬鹿らしい情報を見せる。」


「馬鹿らしくて馬鹿らしくて、俺はそれを見つけた時、しばらくは、やる気が無くなった内容や。」

「………どう、馬鹿らしく思ったんですか?」

「①長年、世間で騒がせている、教育関係の問題を、一掃出来る。 可能性。」


「②DV加害者/喧嘩っ早い人を減らせれる。 可能性。」


「③職業による性格の違い。 例えば、肉体労働者は気性が荒い。 等の説明ができる。 可能性。」


「最後。

④直ぐ側にヒントがあったのに、気付けなかった。」

「………そんなに凄い内容なのに、馬鹿らしい情報なんですか? 最後のヒントに気付けなかったからじゃなくて?」

「そうや。」


「そして、これは、生きていくには知っておかないといけない情報であり、なんで義務教育で教えないのか、判らない情報や。」


「【糖質を過剰摂取】した場合の症状は、睡眠障害・肩こり・動悸・息苦しさ・食欲の低下・耳鳴り・頭痛・下痢・便秘・血圧や脈の異常・etc。」


「もっと言うと、肥満・糖尿病・うつ病・アルツハイマー・動脈硬化・腎臓病・肝障害・骨粗鬆症の病気になる可能性があるらしい。」


「逆に、【制限】した時の可能性は、頭痛・眠気・便秘・下痢・吐き気・口臭や体臭がきつくなる・筋肉量が落ちやすい・肥満など。」


「それと、【脳は糖分を栄養としている】から、集中力/学習意欲/思考力/記憶力の低下も、可能性としては有る。

もっと言えば、ネガティブになる可能性が有る。」


「【高血圧】になると、イライラしやすくなる可能性がある。」

「(。・д・。)ポカーン。」

「それと、性欲がおちる可能性も、言われている。」


「ちなみに、日本人は、糖質と塩分が摂り過ぎと言われているな。 それと、脂質もかな?」

「!! 原因は何ですか?」

「醤油/味噌は、加工するのに塩を使う。

麺は、糖質と塩分。 米も糖質。 ちなみに、戦後の人は、米信者ってぐらい、お米を食べる。 米食ったら、全ての栄養を賄えるって思っているフシもある。 介護するのも、そこで苦労する人も多い。

後、値段の高い肉は、脂が多い。」


「ついでに、米と麦では、吸収する過程が違うから、そこも知っておかないといけない情報やな。」

「………」

「ふふふ。 馬鹿らしいやろ。 まさか、普段使う調味料が原因やなんて。

おまけに、肉体労働者は、汗を大量にかくからいうて、味を濃くするんや。 塩や調味料を追加してな。」

「!!」

「ただでさえ、塩分が多いのに、更に増やす。

そんなん、気性が荒くなって当然やと思わへん?」

「そうですね。」


「………それで、この情報と、旦那様が辞めた理由は、どう繋がるんですか?」

「人間と酸素の相性。」


「酸素濃度が濃い場所だと、怪我が早く治るっていう情報が有る。」


「他にも、酸素不足だと、視力の低下も言われている。」


「何が言いたいかというと、()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「………つまり、血行を促進させた方が、メリットが多きい。」

「そして、糖質もちゃんと摂れば、」

「学習能力も上がる。

けど、摂り過ぎか、抑制したら、デメリットが出る。」


「何でこんな話をしたかと言うと、俺は、血行促進と、糖質の過剰と制限の両方の症状の幾つかと、高血圧を体験した。」

「!!」

「小学校中学年までの俺は、一昔前の漫画や小説に書かれていた、かませ犬と同じやった。」


「肥満体で、他の人より一回りも二回りもデカくて、癇癪持ち、又は情緒不安定で、暴力コミュニケーション。

なのに、運動と勉強はできて、陽キャというか、自信満々というか、そんな状態だった。」


「小学校高学年から、中3ぐらいかな?

生活が変わって、抑制されてからは、()に、今までできた勉強や運動が、できなくなった。

()に、周りの目を気にするようになった。 怯えるようになった。

それと、この時ぐらいかな? もう少し前かな? 何時かは判らないけど、夜に寝なくなった。」


「おまけに、中1から、体に違和感。

中3から、痛みがでるようになった。 特に左胸、心臓にな。」


「病院に行っても原因がわからなかったし、この情報も知らなかった。」


「ずーーーと苦しめられてて、21歳の時、他の要因の事も有って、大学を勝手に辞めたよ。」

「………」


「………とても、信じられません。

ですが、こんな壮大な嘘を付く理由も、思いつきません。」


「何故、旦那様が話してくださったか、判りませんが。 食事の怖さは、思い知りました。」


「それで、旦那様は、何が言いたいのですか?」

「今、俺がやっている血行促進は、野菜を中心としている。」


「何故かって言うと、俺の場合だけど、エネルギーが余ると、性欲に変換されるからや。」


「大学の成績を上げるためなら、肉と魚も増やそうと思う。

それ以外にも、紅茶やハーブティー、果物、酒も、用意しようと思う。」


「けど、そうなると、他の問題も発生する。」

「別の問題?」

「エンゲル係数や。 今、値上げがキッツいやろ。

血行促進に必要な食材である牛肉と魚は、値上げの対象や。」

「それは、悩みますね。

でも、そっちの方が、いいんですよね?」

「ああ。 

体感やけど、野菜だけじゃ足りてへん感じがしているからな。」

「………それなら、私が就職したら返金しますので、してもらえませんか?」

「夫婦になるんやから、遠慮する必要は無いで。」


「この話をした理由は、金やのうて、将来的に、続ける事が出来ひんようになった場合に、落ち込んでほしくないからや。 俺の時のようになってほしくないからや。」

「成程。 ………でしたら、果物や酒は、控えてもらえませんか?

それらは、嗜好品の部類に入ると思いますので。」

「ん。 解った。

まっ、俺のやっている事業は、なかなか潰れへんと思うから、心配せんでええと思うけどね。」

「………」

「未来なんて、どうなるか予想できひんから、知っておいて、欲しかったんだよね。」

「はい。」


「そういえば、直ぐ側にあったというヒントは?」

「女性って、生理で体調不良や苛ついたりするやろ。」

「ああ!! 確かにそうです。

何故、気付かなかったんでしょう。」

「まぁ、生理はホルモンも関わっているから、一概に、血行不良とは言えないけどね。」

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