まとめ
「これまで話した情報を纏めると、」
「人間は、女性が社会の中心になり、その女性を、
《俗称》性的に満足させる。
《仮定》性感帯(神経が集中している)を刺激して、性的絶頂(体の危険信号)させることにより、
【肉体の成長(筋肉/学力)】【ストレス発散(精神)】【老化の抑制】【脂肪燃焼】【妊娠率の上昇】が見込める。」
「更に言うと、これはまだ研究中の話らしいねんけど、
【体力の回復には、脳内で分泌するホルモンが関係している】らしい。」
「………まさか、」
「3つのホルモンの分泌場所は全部バラバラで、その1つが、脳内やねん。」
「………これまでの話も、全部信じられない話でしたが、これが1番、信じられませんね。」
「だよね。」
「話を戻すけど。
性的に満足させるには、性感帯を刺激する必要が有る。
だが、その為には、【先に、刺激/絶頂に慣らす必要が有る】。」
「そもそもの話、性感帯を弄る=性行為のイメージが有ることが問題過ぎる。」
「確かに、乳輪/乳頭/陰核など、目立つ性感帯が有るけど、全体数から言えば、極一部や。」
「掌/足の裏/背中など、マッサージのイメージが有る場所もあるのに。」
「そのせいで、義務教育で指導されない。
性的絶頂の最大は、気絶/茫然自失なのに。」
「すまん。 話を戻す。
次に、1つの性感帯だけを弄ると、時間がかかりすぎるうえに、失敗するリスクがあるから、
①複数箇所の性感帯を、同時に弄る必要が有る。
又は、
②性的絶頂を起こした後も、間髪入れずに性感帯を弄る必要が有る。」
「その為には、
①1体1の場合は、性具と根気と体力が必要。
②性病にかかる確率を下げるために、性別問わずにに複数人で弄る必要が有る。」
「他にも、外科手術をして、腕か触手を増やすのもいいかもな。 現実的じゃないけど。」
「現実になっても、そんなのは嫌です。」
「だよね。
なので、他の方法として、感度を上げるために、
①薬。
ただし、混ぜ物が不明すぎるから、オススメ出来ない。
②普段から血行を良くする為に、適度な運動や食事を気にする必要がある。」
「又、血行を良くする食事は、他にも体に良いことがあるうえに、骨を強靭にする食事と似ているところが多い。」
「つまり、アマゾネスやライオンの社会構造のような、女性が社会の中心。
女性が狩猟で、知恵を振り絞って作る罠や、狩りの緊張感/筋肉的な疲労/精神的な疲労/etcをして、」
「男性は、女性の補助。 料理やマッサージ、空間調整(香り等)等で血行促進。
性感帯を弄ることで至る絶頂により、ストレスの発散、筋肉と学習能力の成長、老化抑制と脂肪燃焼による肉体の戦える期間の延長。」
「これにより、社会が上手く回る。 と思う。
そして、性的な依存や精神的な依存などの、様々な依存で、その女性を捕まえておく。」
「これが俺の考えで、女性である貴女に知っておいてほしい情報や。」
「………集められた情報は凄かったです。 けど、最後の纏めは、ゲスいですね。 ヒモじゃないですか。」
「まあな。 俺もそう思ったよ。」
「ちなみに訊きますけど、このホルモン達は、男性は分泌しないのですか?」
「ようわからんかった。
男性も女性も、体の構造は殆ど同じだから、分泌すると思うけど、確実な情報は、見つからんかった。」
「そうですか。」
「そんでさ。」
「はい?」
「貴女は、どこまでやる?」
「はい!?」
「貴女は、俺の家との強い繋がりを紡ぐために、子供が欲しいと言ったやろ。」
「はい。」
「妊娠の確率を上げるために、ホルモンを分泌させる必要がある。」
「はい。」
「けど、見た目で判断できるのは、気絶や茫然自失した時や。」
「………」
「せやけど、依存症状が出ているように見える経産婦を、俺は見た事がない。」
「つまり、そこまでいかなくても、その付近まででも、妊娠する確率は上がると思う。」
「ちなみに、男性として。 貴女の伴侶となる、俺としての意見は、気絶や茫然自失までや。」
「!!」
「だって、そこまでいって、貴女が私に依存してくれれば、
①私が貴女の依存を止めない。
②貴女が私以上に、依存する相手を見つけない。
限り、貴女が私以外と性行為をしても、帰ってきてくれると思っている。」
「………浮気するつもりは、ありませんよ。」
「自分の意志が関係していないのもあるでしょう。
例えば、強姦とか。」
「そうですね。」
「他にも、フェロモンとか。」
「………」
「だから、もう1度尋ねるね。」
「貴女は、どこまでやる?」
「追加で言わせてもらうと、」
「彼女/奥さんの浮気は、彼氏/旦那が悪いと思っている。」
「何事についても、彼女/奥さんの様子をしっかりと把握し、ストレス/性欲を溜め込ませないことが、夫婦円満の秘訣だと思っているよ。」