魔物にプロテインをあげたらとんでもないことになった件  ~会話と筋肉で始める魔物の国づくり~

作者:よっしゃあっ!
 主人公井口総助は筋トレを始めようとスポーツ用品店にプロテインを買いに行った帰り道、奇妙な指輪を拾う。
 その指輪が光り輝くと、彼は異世界へと転移してしまった。
 転移した先は魔物がひしめく未開の森。
 転移早々ゴブリンの集団に遭遇した彼は必死に命乞いをする。
「ま、待って下さい!お願いします!話せばわかる!」
「……ニンゲン、俺達ノ言葉分カルノカ?」
「え? 言葉が通じるの……?」
 ゴブリン達に助力を願う対価に彼は持っていたプロテインを差し出す。
「ナ、ナンダコレハ!? ち、力が……力が漲るうううううううううううう!」
「なんかゴブリンさんがとんでもないマッチョマンになったああああああ!?」
 魔物と会話が出来る力。そしてプロテインによる魔物超絶強化。
 この二つの力で彼はこの世界に凄まじい影響を与えていくことになるのだった。

 ※タイトル変更しました
 旧題『 スキル『会話』から始める魔物の国づくり ~「待て!話せばわかる」と言ったら魔物が本当に話を聞いてくれた件~』