6話:魔王、初の親征を行う
ゆさり、ゆさり。体が揺すられている。
心地よい声が遠くから聞こえて、大変気持ちが良い。
このまま寝ているのも悪くは―――
「イグサ様、イグサ様、起きてくださいよぅ、修理終わりましたから。
何で私、イグサ様の事をイグサ様って言うのに抵抗なくなってるんですかぁぁぁぁ!」
リゼル君それはね、魔王の使い魔としての君が順調に定着しかけているからだよ。
魔王の使い魔って事は魔王の直臣だよ、そりゃ様ってつけるよね。
寝てる魔王の股間を足蹴にして「オラ起きろ、この豚!」とか起こす部下とかありえないよね?
………いや、それはそれでアリかもしれないな。
勿論俺は深刻なMじゃないので、後でたっぷりと寝台の上でお仕置きするけどさ。
むしろお仕置きされたいが為に、反抗的態度の部下とかありじゃないか!?
いけないな、また思考が変な方へ行っている。
思考に没頭した上に、思考が逸れるのは俺の悪い癖だ。
だが、気になって仕方が無い。寝ているのも勿体無い位に。
―――ふむ。
ぱちっと目を開けると、半泣きで良い声で鳴いてるリゼルがいた。
「おはよう、リゼル。
唐突で悪いんだが、性的な意味でお仕置きされたいが為に、反抗的な態度を取る部下ってどう思う?ありだと思うか」
人に意見を求めるのは支配者として大事な姿勢だと思う。
人に頼りすぎるのはどうかと思うが、意見を聞かなすぎるのも良くないよな。
「起きてすぐそれですか、そんな事私に聞かないで下さいよぉぉぉぅ!」
泣かれた。
乙女心というやつだろうか?難しいものだ。
勇者様―――ライムにも同じ質問をしてみたんだが。
「脳腐ったの?死ねばいいと思う」
大変評判が悪かった。
―――
無事に修理と調整が終わったリアクターが稼動し、白いブーメラン状の戦闘機、
正式名「クラス5戦闘機・TLF-90049アクトレイ」の起動チェックが行われていた。
といっても作業が専門的過ぎて、実質リゼルが頑張ってるのを見ているだけだが。
昔からSFで気になっていたんだ。
SFっぽいメカニックって万能すぎやしないか?
だってよ、色々な機械があっても、ちょっと作業場入れたらハードもソフトも仕上げるだろ。
何で船やら戦闘機やら色々修理やら分解やら出来るんだ?腕の良し悪しがあっても知識量おかしいよな。
その所をリゼルに聞いてみたんだ。
「うーん。科学文明の黎明期は1つの機械ごとに複っ雑なマニュアルがあったって聞きますよぅ?でも、科学技術が一定ラインを超えると、急激に共通規格化が進むのですよお。
だから家庭の調理器具を修理できる人は、戦闘機も戦艦も修理できますよぅ。
だってサイズとか規模が違うだけで、基本同じなんですもん」
なるほど、判りやすい。
製品1個1個に修理や作成マニュアルがあるよりも、多少使いにくかったり、効率が落ちても共通規格化すれば、製造や修理に関しては1つの技術を学べば全てに応用が利くって訳だ。
効率が落ちる所や使い辛さの所は、それこそ向上した性能で補えるしな。
この世界が他のSFと同じかどうかは判らないが、長年の疑問が解けてすっきりした。
アクトレイが持つ2つのリアクターが共鳴する音は神秘的でもある。
ヒュィィ…と甲高い動作音、俺の記憶の中にある似たものだと、ジェットエンジンの起動時にするのに近い音がしているが、これがアクトレイに搭載されている型のリアクター作動音だそうだ。
「イグサ、私は元の地球で兵器とか詳しくなかったけど、この機体は綺麗だと思う」
あまり男の浪漫を解してくれないライムだが、機能美については別口みたいだな。
「そうだな、地球の兵器からしたら異質なデザインだが、良い趣味してる」
このままだと3人で乗ると、コックピットで密着した上でツイスターゲーム状態になるので、リゼルが頑張って副座に改造していた。
前後に並ぶ副座ではなく、横並びな辺りにリゼルの苦労が伺える。
改造後を見てみたが、狭かったコックピットがかなり広くなっていた。
何でも修理の為に予備部品を使い切ったおかげでスペースが空いたらしいが。
「何か難しい事簡単に思いつくし、難易度高すぎる作業が簡単にできるし、気持ち悪いですよぅ……」
良い事尽くめなはずなのに、何故か作業しながら泣いていたが。
魔王の使い魔なのだから、ステータスが上昇しているんだろう。
「良かったな、ステータスが上がって。全体的に結構上昇したんじゃないか?」
「ステータスってなんですか、人の能力はそんな簡単に数字にならないですよぅぅぅ!」
いや数字になるが。解析魔法をかければ、多分具体的な数字が見えるぞ?
……まあ、実際に教えるのはリゼルがもっと落ち着いてからの方がいいか?
―――
「はいはい、乗ったらちゃんと腰掛けて下さいね。
モーションキャンセラーはあるけど、人数多いから相殺しきれない反動がきますよぅ」
「横並びなのは…何か違和感。電車みたい」
中央に座ったリゼルの向こう側にライムの姿が見える。背丈的にシートから足が浮いてるな。
科学技術が凄いのか、長い時間かけてデザインしたやつらが凄いのかは判らないが、何となくで操作方法が判るもんだな。っていうか簡単そうだ。
「イグサ様、触らないで下さいよぅ。古い船だからデリケートなんです」
何故ばれた。顔に出ていたか?
「意外そうな顔してる。イグサ、実際に手が動いていた」
……それは、ばれるな。
さてと………本当に見ただけで何となくわかるな。SFも侮れない。
リゼルが座っているのは何でも出来るが、基本は運転席。
操縦と航行系の操作がしやすそうだ。
ライムが座っているのは副官席。リゼルの補佐をする感じの作業が出来そうだな。
で、俺が座っているのは…指揮官席だな。
各種情報操作に参照がやりやすそうだし、通信機能も充実してるな。
ただ、操縦とか火器制御とかが、出来ない訳じゃないがやり辛そうだ。
……偶然だよな?俺がそれ系触ると変な事になりそうだとか考えていたらお仕置きだ。
「出発前に儀式やらイベント挟む事もないな。リゼル、出してくれ」
「はーい、まいますたー……うう。とうとう自然に言ってしまったのですよぅ」
涙目になっているが、リゼルは手馴れた動きで操作している。
指揮官席だからだろうか。俺の前にあるモニター的なものに状態が流れていく。
『リアクター稼働率5%から40%へ上昇』
リアクターの稼動音が高くなっていく。いや、ロマンがあるな。
『シールドジェネレーター起動.....成功。シールド70%展開・強度83s』
へぇ、こんな小型の戦闘機でもシールドなんてあるのか。
パリンと割れるバリア的なものでもないし、透明だ。
せめて青色のモヤとか出たら……いや、無駄なんだろうな。
『火器管制システム起動。各部正常』
モニターに映るアクトレイの全体図にグリーン表示が増えていく。
機体正面に固定砲が1つ、翼の左右に小型の旋回砲が1個ずつの計3個か。
旋回砲にはミサイル迎撃用とか書いてあるし、実質武装1個か。流石偵察機だな…
『離陸シーケンス開始。浮遊状態へ』
表示機器の向こうに見える外の画像が、傾いた状態から地面と水平になった。
全周囲モニターは浪漫だと思うのだが、場所も食うし効率悪いという理由で、網膜へ画像投影するか、視覚神経に直接情報流し込むのが主流らしい。
当然、型の古いアクトレイは原始的なものの堅実でコストの安い前者、網膜投影型だという。
「最終チェック終わり。アクトレイ発進しますー」
……いやまあ、リゼルにとっては日常の光景なんだろうけどさ。
軽い、軽いぞ!そこはもうちょっと演出いる所じゃないのか!
リアクターの音が強くなっていくと、ふわりと不自然に上昇してから空へ飛び出した。
浮いたときの浮遊感も、加速中にシートに押し付けられるような加速感もない。
リゼルが言っていたモーションキャンセラー…慣性抑制装置のおかげか。
これは便利なんだろうが、何か凄く物足りない。
風景画像が動いているだけに感じて、スクリーン越しに映画でも見ているようだ。
「……違和感」
ライムもかなり微妙な顔をしていた。俺も似たような顔をしているんだろな。
俺達を乗せた「アクトレイ」は強襲揚陸艦の墜落地点へ向けて、赤錆色の世界を飛翔していくのだった。
―――
出発してから数分、相変わらず不毛な大地の上を移動している時の事だ。
ある事にライムが気がついた。
悪くは無いと思うんだが、正直フラグだろう。
「リゼル、疑問がある。今大丈夫?」
「はーい、ライムさん。操縦は半オートにしてあるから大丈夫ですよぅ」
「私達に出会う前、襲われたっていうドローン(無人戦闘機)ってどういうもの?」
「ドローンですか?えー…と、半使い捨ての廉価部品を組み合わせた無人戦闘機です。
回収タイプもあるけど、戦争で使うのは使い捨てタイプが多いですねぇ。
エネルギーが尽きるまで、指定された場所で味方じゃないものを襲うのですよぅ」
「それは普通の人も困らない?」
「使い捨てタイプは戦闘が終わったら、自爆コード送って壊すんですよぅ。
たまに自爆しないで頑張っちゃう野良ドローンもいますけどねー」
頑張っちゃうとか兵器としてどうなんだと思うが。
リゼルの言葉に、ライムは視線を上に向け、俺も釣られて空を見上げる。
宇宙空間での戦闘はもう半ば終わりかけているのだろう。
時々思い出したようにビームとかが飛んでいるが、随分散発的になっている。
「なら、一度このアクトレイを落としたドローン、まだ動いてるんじゃない?」
「………ふえ?」
不思議な擬音を吐いて、首をかしげた状態のまま停止するリゼル。
非常にタイミング良く、ピー!と俺みたいな原始人でも判る警告音が鳴り響く。
「いやーな予感がするのですよぉ……いやぁぁ!」
リゼルが半透明なレーダー表示を拡大すると、後方から3つの反応が接近してきていた。
かなり速いな。これならすぐに追いつかれるんじゃないか。
「ドローンが来ました、来ちゃいましたぁ…!
こっちは宇宙用で、あっちは地上特化型。どー考えても逃げ切れませんよぅ!」
「そこは飛ぶ前に気がつけ。……なぁ、知り合いに良く天然だとか言われないか?」
「なんだか知らないけど良く言われますよぅ!」
自棄気味に答えるリゼル。ああ、やっぱり周囲も天然だと思ってるのか。
「納得。で、戦って勝てる?」
「ドローンは基本的に数で力押しするタイプだけど、性能はクラス4相当ですよぅ…
この子は旧型な上に、あっちは新型で数も多いし勝てる訳ないのです。
……折角助かったのにまた墜ちたくないのですよぉぉぉぉ!?」
泣き声を上げながらリゼルが何か忙しく操作している。
『リアクター稼働率120% 注意:過負荷が発生しています』
『推進器作動効率112%に上昇』
今までは緩やかな飛行をしていたアクトレイが、蹴飛ばされたように加速を始めた。
モーションキャンセラーで殺しきれない加速が体にかかり、シートに体が押し付けられる。
いや、やっぱり加速してる戦闘機ならこれがないとな!
必死になって操作しているリゼルに、俺はSF的浪漫を感じて満足しているのだった。
―――
「ああああ、駄目ですよぅ。やっぱり追いつかれてますぅぅぅ!」
一時はドローンと同じ程度まで加速したアクトレイだったが、悲しいかな旧型の運命か。
リアクターを限界以上に出力を上げる裏技を使って、出力を150%まで上げた時はドローンより速度が出たのだが。
1分もしないうちに過負荷に悲鳴を上げたリアクターの出力が低下し、随分と速度が下がっていた。
もう肉眼でドローン(無人戦闘機)が確認できる程に接近されている。
このまま撃墜されるのは美味しくない。
墜落してもライムと俺は大丈夫そうだが、リゼルの命は怪しい所だ。
貴重な猫耳使い魔を失うのはいけない。エロい事もまだしてないしな…!
「リゼル、ドローンの武装は判るか?」
「判ります、まいますたー……まいますたー。まいますたー…慣れてきました……うぅ。
あのタイプはフィールヘイトの大気圏内用の新型だから、接近してからの低減衰型のレーザー機銃のはずですよぅ……うひぃ!」
リゼルが悲鳴を上げて機体を傾けて横滑りさせると、さっきまで飛んでいた位置へ向けて青い色の光線が何本も通過した。
「レーザー…レーザーか」
「イグサ、何か手があるの?」
「試してみよう。多分効果があると思う」
「運よく避けられたけど、もう無理、もう避けられないで墜落しますよぅぅぅ!」
『概念魔法:光属性耐性付与Ⅹ』
本数を増やしたレーザーが直撃コースで命中しているが…よし、効いてないな。
反射している訳でもない。ただ命中しても効かないだけだ。
「当たってる、もう墜ちる、墜ちちゃいますよぅぅぅ!………あれー……何でもう20回は蜂の巣になりそうなレーザー当たっているのに、平気なんですかぁ…」
「リゼル、今の発言はいい感じにエロかった。次からもその気持ちを大事にしてくれ」
「そんな事は心底どうでもいいんですよぉぉぉ!?」
「まあ、説明はしてやる。レーザーという事は基本光だろう?
なら光属性への
レーザーで幸運だったな。ビームだと多分、物理か炎属性交じりだしな」
荷電粒子砲だと、光・物理属性だろうか。いや、炎・物理かもしれないな。
「あ、なるほど。魔王だし、光魔法耐性はしっかりしてるんだ」
ライムは納得してくれたようだ。
「もう魔法とか嫌ですよぅぅぅ。常識がおかしくなります!」
リゼルもそうだが、ドローン達も混乱しているようだ。
必死にレーザーを撃ちまくってるが、反射してる訳でもなく。
ただ効かないというのはAIでは理解できないのだろう。
「リゼル、反撃はできないか?」
「相手は高機動型のドローンだし、クラス4相当ならシールドもしっかりあるから、こんなへっぽこな旧式のビーム速射砲に、私の腕じゃイグサ様の命令でも、無理ですよぅ」
「今度は私が何とか出来るかも。
旋回式のレーザー砲、操作こっちに貰うね」
ライムが自分の前にあったコンソールをぽんぽんと叩いて操作する。
21世紀の地球人の女の子が感覚的に操作できるって、SF本当に凄い。
正直一番感動している所なので何度でも主張したい所だ!
「無理ですったらぁ。ミサイル迎撃用の低出力レーザー砲だから、当ててもドローンのシールドに薄傷つける位ですよぅ」
「多分、大丈夫」
ライムが操作権を取ると、翼に埋まったボール状のレーザー砲が、目のようにも見える射撃用のレンズをぐりっと後方へ動かす。
「ターゲットロック……は無理そう、手動切り替えにして。てい」
気合の入らないライムの声と共に、明らかに太くて鋭いレーザーが撃ち出され……おっと、直撃受けたドローンが機体に大穴空けて2機落ちた。一撃とか凄いな。
「何でそんなしょっぱいレーザー砲で、シールドも装甲も貫通できるんですかぁぁぁ」
段々とリゼルの泣き声に驚きよりも、諦めとか悲しみの成分が多くなってきた。
何故判るかって?そりゃ元悪に憧れる人間だし魔王だもの。
人々の悲鳴に一家言あるのは当然だろう?
「攻撃力は、本人の能力と武器の性能の合計。
だから素で攻撃力高いなら、弱い武器でも何とかなる」
なるほどな。銅の剣でも強いやつが装備すれば、強力な魔物にもダメージ入るもんな。
少なくともレーザー砲は銅の剣より、よほど攻撃力が高そうだ。
「もうファンタジーとかやだぁぁぁ。リゼルたんおうち帰るぅぅぅ!」
最後のドローンがライムの手によってあっけなく撃墜される中、リゼルは幼児退行しかけていた。そうか、幼い頃はリゼルたんと言われていたのか。
こうして無事にドローンを撃退した俺達だが。
本格的に幼児退行起こして、虚ろな目で「お兄ちゃんとお姉ちゃんだーれ?」と言い始めたリゼルを正気に戻すのに大変苦労する羽目になるのだった。
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以下はファンタジー色の強いおまけです。
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名前:イグサ (真田 維草/Igusa Sanada)
種族:地球人 性別:男
年齢:21 職業:魔王
Lv:1 EXP:10/100
<ステータス>
ステータスポイント:775
筋力 (STR)=100 (+860%)
体力 (VIT)=100 (+938%)
敏捷力(AGI)=100 (+678%)
知力 (INT)=500 (+1528%)
精神力(MND)=600 (+1238%)
魅力 (CHA)=500 (+981%)
生命力(LFE)=200 (+1002%)
魔力 (MGI)=600 (+5642%)
<スキル>
スキルポイント:135465
<色々略>
[アドラム帝国汎用語]:Lv1(MAX)
<その他>
・身長/体重:183cm/68kg
・悪への憧憬
・黙っていれば知性的な外見
・中身はエロ魔王
・伊達眼鏡
・BL題材被害583件
・魔王の特権:無念の死を遂げた死者数によりステータス強化
名前:ライム (向井寺 頼夢/Raim Mukouji)
種族:地球人 性別:女
年齢:17 職業:勇者
Lv:3 EXP:468/500
<ステータス>
ステータスポイント:13
筋力 (STR)=20 (+138%)
体力 (VIT)=15 (+86%)
敏捷力(AGI)=10 (+228%)
知力 (INT)=10 (+120%)
精神力(MND)=24 (+860%)
魅力 (CHA)=11 (+88%)
生命力(LFE)=20 (+368%)
魔力 (MGI)=14 (+175%)
<スキル>
スキルポイント:33
[武器習熟(剣)]:Lv5
[武器習熟(槍)]:Lv3
[武器習熟(弓)]:Lv3
[強打]:Lv4
[狙撃]:Lv2
[防具習熟(重鎧)]:Lv4
[回避]:Lv4
[騎乗] :Lv2
[大型騎乗] :Lv2
[騎乗:飛行]:Lv4
[法理魔法]:Lv2
[祈祷魔法]:Lv2
[概念魔法]:Lv2
[空間魔法]:Lv2
[交渉術]:Lv2
[鑑定]:Lv3
[治療]:Lv1
[魔物知識]:Lv3
[不屈]:Lv2
[アドラム帝国汎用語]:Lv1(MAX)
<その他>
・身長/体重:142cm/39kg
・クォーターによる隔世遺伝。銀髪翠眼
・外見年齢は12歳程度
・誤補導回数115回
・淡白・冷淡
・中身は割と熱血
・合法ロ……おいなにをするやm
・勇者特権:戦場に散った英霊達の数によりステータス強化
名前:リゼルリット・フォン・カルミラス
種族:使い魔/アドラム人 性別:女
年齢:16 職業:宇宙船技師
Lv:1 EXP:48/100
使い魔Lv:1 Exp:13/500
<ステータス>
ステータスポイント:12
筋力 (STR)=8 (+10)
体力 (VIT)=9 (+10)
敏捷力(AGI)=7 (+10)
知力 (INT)=13 (+10)
精神力(MND)=5 (+10)
魅力 (CHA)=14 (+10)
生命力(LFE)=12 (+10)
魔力 (MGI)=1 (+10)
<スキル>
スキルポイント:0
[機械知識(共通規格)]:Lv1
[機械修理(共通規格)]:Lv1
[機械操作(共通規格)]:Lv1
[無重力運動]:Lv1
[ソフトウェア操作(共通規格)]:Lv1
[ソフトウェア作成(共通規格)]:Lv1
[構造知識(宇宙船)]:Lv1
<その他>
・身長/体重:158cm/52kg
・猫耳猫尻尾。黒毛
・元お嬢様
・天然
・かつ腹黒
・ファンタジーの世界へようこそ!
・魔王の使い魔化によりステータス補正