10/15
換装
パソコンのデータ保存用のHDDが老衰期を迎えていたのだが、もうちょっと大丈夫だろうとそのまま使っているうちに、いよいよ危なくなってきた。これはやばいと思ったときにはもう、テキストデータを保存するのにも時間が掛かるほど転送速度がのろのろ状態。
ここのところ一ヶ月ほどかけて少しずつデータを救出していたのだけれど、本日ようやく新しい4TBのHDDに換装した。
ひさしぶりに開けたら内部が埃だらけになっていたので掃除をして、いざ立ち上げたら起動しないので大焦り。"Start PXE over IPv4" とブートメニューを行ったり来たり……って、掃除のショックで逝ってしまったのか……あ、起動ディスクのケーブルが抜けてた。
立ち上げたのに、新しいHDDを認識しないので、また焦る。
コンピュータの管理>ディスクの管理から、役割を割り当ててフォーマットしないとだめなんですね。
無事復旧。
簡単な作業のはずなのに、なんのかんので一日がかりで、ようやく落ちついた環境を取り戻した。
Windows95/98の頃は(Macも似たり寄ったりで)、致命的なトラブルが日常茶飯事だったし、OSもハードもすぐに壊れていたよなあと思うと、パソコンもずいぶん成熟した道具になったもんだ。
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それにしてもパソコンがらみの話というのは、当人にとってはたいそう劇的な体験なのだけれど、他人から聞く話としてはちっとも面白くないですね。
かかった費用とか、データの中身とか、そのくらいしか興味を惹く対象にならない。救出したデータからは、昔書いて、行方不明になったと思っていた、千数百本分の映画の感想なんかが出てきたのだけれど、さて、これをどうしよう。