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まおーの世界 (ファンタジー)
絵本タイプ
あるところに、娘のお姫様のことが大好きで大好きで仕方のない王様が、おりました。
そのの王様はよく働く賢い王さまで国の民からはそれは、それは慕われておりました。
ですが、一つだけ娘のことだけはかまいすぎて、臣下のみなに迷惑をかけたりしてしまいます。
そのことだけがみなの不安でした。
あるとき王さまは、愛情のあまりとんでもないことを言い出しました。
「娘には万が一にも危険なことがあってはならない、
だから新しく城を作り兵士達に守らせてそこでずっと暮らさせよう」
そのことを聞いた家臣たちは大慌てです。
みんな王様のことをとめようとしますが、なにを言っても聞いてくれません。
そこで、仕方なく城を作ることになったのですが、
お姫様の暮らす城はどんなことがあっても壊れてはならない、危険があってはならないと王さまが言ったので、
お城を建てるのはそれはそれは大変でした。
それでも臣下や国の民のみんなががんばって、壊れず、危険の無いお城は出来ました。
そして、お城にお姫様が移動したとき、どこから壊れず、危険の無いお城の話を聞いた
いたずらもののまおーがやってきて言いました。
「壊れず、危険の無いお城がほしいなら、俺様がそんな城にしてやろうではないか」
そういうとまおーはお城に魔法をかけました、お城の時間をとめる魔法です。
お城の時間が止まってしまったため、お城は壊れず、危険はなくなりましたが、
だれも入ることは出来なくなってしまいました。
おしまい
そういって私は絵本を閉じた。
このお話が本当のことだとも知らずに・・・
最後が尻すぼみになった