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66 HAPPY BIRTHDAY!

「「「――誕生日、おめでとう!」」」

 パパパパーン!


「…………へ?」


 色とりどりの紙吹雪?が舞い散る中、俺は思いっきり間抜けな声を漏らしていた。

 目の前にひらひらと落ちてきた紙吹雪?をつかまえてみる。

 手触りからすると、紙ではなく布のようだ。

 それが、全員が俺に向かって構えた竹の筒のようなものから、炸裂音とともに飛び出してきたのだ。


「うふふっ、わたしの作ったクラッカー、びっくりしたでしょ?

 竹の筒にウスサケ茸の粉末と色とりどりの布の端切れを入れて、底に空けた穴から糸を引っ張るの」


 ドンナが一同の中から進み出てそう言ってくる。


「あ、ああ……驚いた。

 この世界にもクラッカーなんてあるんだな」


 俺は呆けたまま、ピントのずれた答えを返してしまう。


「この世界?」と不審そうに首を傾げるドンナから目をそらし、食堂の中を見渡した。


 アルフレッド父さん、ジュリア母さん、チェスター兄さん、エレミア、ドンナ、ミゲル、ベック、モリアさんにハフマンさん、ガナシュ爺までいて、それぞれが手に「クラッカー」を持って、イタズラが成功したぞ、という顔をしていた。


 そして、今更ながらに、入室した時の祝いの言葉を思い出す。


「そ、そうか……。

 今日は俺の誕生日だ!」


 叫んだ俺に、俺以外の一同がずっこけた。


「気づいてないんじゃねえかなーって思ってたけど、マジで忘れてたのかよ」


 ミゲルが呆れた声で言う。


「ミゲルが口を滑らせかけた時はどうしてやろうかと思ったけど、うまく行ったじゃない」


 とはモリアさん。


「モリアも、冒険者登録の時に口を滑らせかけてた……。

 冒険者の年齢制限がない……という話が出た時も、冷やっとした」


 ハフマンさんがつっこむ。


「ジュリア母さんが来客があるから帰ってくるなって言ったのも、アルフレッド父さんが遅くなりすぎないようにって言ってたのも……」


「そうだよぉ。さりげなーく、家を留守にしてもらうの、大変だったんだから」


「かといってあまり遅くなってもパーティが始められないからね」


 ジュリア母さんとアルフレッド父さんがそう答える。


「メルヴィがところどころ挙動不審だったのもそれか」


「う……だって、しょうがないじゃない!

 わたしは嘘がつけないんだから!」


 メルヴィがそう言って膨れた。


「待ってて。妖精郷のみんなも呼んでくるから」


 そう言ってメルヴィはゲートを作って、妖精たちを呼びに行く。


「――ともあれ、誕生日おめでとう、エドガー」


 皆を代表して、アルフレッド父さんがそう言ってくれる。


「うん……ありがとう」


「これでようやく、エドガーくんも一歳児だねぇ」


 ジュリア母さんがにこにこ笑いながらそう言うと、


「「「「「「えっ!?」」」」」」


 会場の何人かが驚愕の声を上げた。

 エレミア、ドンナ、ミゲル、ベック、ハフマンさん、ガナシュ爺……かな。

 元少年班の連中には言ってたはずだが、信じてなかったのか?


「はい。エドガー・キュレベル、本日付で1歳になりました!

 皆様、これからも変わらぬご愛顧をよろしくお願いします」


 そう言ってぺこりとお辞儀をする。


「非常識だ非常識だとは思ってたけど……まさかここまでとは思ってなかったよ」


 とエレミアが零し、


「てっきり冗談だとばかり思ってた……」


 とドンナがつぶやき、


「げぇっ! マジかよ! 俺一歳児に負け続けてんのかよ!」


 とミゲルが憤慨し、


「うん、まあ、オロ……じゃなかった、エドガーならそんなこともあるかなとは思ってたけど……」


 とベックが諦めたように頷いている。


 モリアさんは母さんから聞いていたみたいだけど、ハフマンさんは初耳らしく、俺の顔を凝視して固まっているし、ガナシュ爺も「ううむ……」と呻きながら俺を睨んでいる。


 そこに、ゲートから双子妖精セセルとセセラが飛び出してきて、


「おめでとー!」「おめでとうなの!」


 と叫びながら抱きついてくる。

 その背後からわらわらと妖精たちが現れ、歌を歌ったり踊ったりし始めた。


「……ひょっとして、こないだ妖精郷に行った時に、セセル・セセラがからんでこなかったのはこのせい?」


「そうよ。おめでとう、エドガー」


 妖精たちを連れて帰ってきたメルヴィに聞くと、そんな返事が返ってきた。

 嘘のつけない妖精たちを近づけたら、ポロッとバラしてしまう可能性があるからな。


 その後も、みんなが代わる代わるお祝いの言葉を送ってくれる。


 そして、みんなから、なんとプレゼントがあった。


 アルフレッド父さんは、


「これから王都に行くことになるからね」


 と言って、刺繍の入った高そうなジャケットを贈ってくれた。

 早速袖を通してみる。

 若干袖が長いかもしれないが、これくらいならすぐに育ってしまうだろう。


「いいなあ、エドガー。

 僕の時は、ベルハルト兄さんのお下がりだったのに」


 と、チェスター兄さんがコメントする。


「ベルハルト、チェスター、デヴィッドは歳が近いからね。

 エドガーは歳が離れてるから、昔のジャケットだと流行遅れだろう?」


「ま、しょうがないね。

 秘密とはいえ、エドガーはこの歳で武勲も上げてるし。

 ……というわけで、僕からはこれだ。

 ひねりがなくて申し訳ないけど」


 と言いながらチェスター兄さんが手渡してくれたのは小さめの弓だった。


「練習用の小弓だよ。

 といっても、それなりにいい品だから、実戦でも使えるはずだ」


 ということなので【鑑定】してみると、


《練習用の小弓:チェスター・キュレベルが弱霊木を芯材にワイバーンの骨や腱などを組み合わせて作った合成弓。初心者が引きやすく、狙いが安定しやすよう調整されている。》


 いや、練習用ってレベルじゃないだろこれ。

 ここのところ話していて思うけど、チェスター兄さんはどちらかというと口数の少ない人で、自分の力量についてすごく謙虚だ。


「ありがとう。大事に使うよ」


「……うん」


 チェスター兄さんが嬉しそうに頷いた。

 俺が年頃の女の子だったら庇護欲をくすぐられそうなやわらかい笑みだった。


「次は俺と母ちゃんからだ!

 ほら、受け取れ!」


 と言ってミゲルが渡してきたのは小盾だった。

 【鑑定】。


《陸亀の小盾:グランドトータスの甲羅から削り出した盾。斬り、突きに強い他、弱い魔法を弾くことができる。》


「これは?」


「こないだ、母ちゃんと一緒にグランドトータスって魔物を倒したんだ。

 その亀の甲羅が盾にはいいって聞いたから、作ってもらったんだ」


「いいのか? 貴重な素材だろ?」


「いいって。俺は手甲でぶん殴るだけだし、母ちゃんは双剣だ。

 盾なんて使う機会ないからさ」


「そっか。ありがとう」


 俺は左手に盾を装備してみる。

 動きのじゃまにならないちょうどいい大きさだ。

 装備したままチェスター兄さんのくれた弓を引くこともできそうだ。


「わ、わたしからはこれだよ!

 お爺ちゃんと一緒に、だけど」


 ドンナとガナシュ爺は、薬研の道具と写本をくれた。


「わしとドンナは、しばらくしたらここを出て行ってしまうからの。

 これからおぬしに必要になるであろう知識について、そこにまとめておいた。

 そのすべてを習得したら、わしの弟子を名乗ってよい」


「わ、わたしだってまだなのに……」


 ドンナが犬耳をぺたんとさせながらぶつぶつ言う。


「ありがとう、ドンナ、ガナシュ爺」


 次に現れたのはベックとハフマンさんの盾役師弟。


「ぼ、僕からは、このお守りを」


 そう言ってベックは、【木彫り】で作ったとおぼしい全長5センチほどの人形だ。

 ……これ、ひょっとして俺か?


「【防禦】の力を込めた、身代わり人形なんだ。

 念を込めると、一瞬だけ【防禦】と同様に無敵状態を作れる。

 ……本当に、一瞬だけだけど、エドガー君ならうまく使えると思う」


「無敵って……ベック、おまえそんなすごいもんが作れたのか。

 これだけで一財産作れるぞ」


「作るのに、時間がかかるんだよ。

 最低でも弱霊木、できればちゃんとした霊木を、半年くらい持ち歩いて【防禦】の力を分けていくんだ。

 【防禦】の力が宿った霊木は削るのが大変なんだけど、先に削ってから力を込めることはできないから、込めてから彫る」


「そんなに手間をかけて……ありがとう、ベック」


 ベックは、後ろ頭を掻きながら、


「ううん、エドガー君にしてもらったことを思えば、これくらい。

 そ、それより、ハフマンさんだよ!

 ハフマンさんは、ほら、あそこにある大きなケーキを作ってくれたんだよ!」


「え! あのでっかいやつか!」


 パーティ会場となっている屋敷の食堂の真ん中に、前世のホールケーキを二段重ねにしたような大きなケーキが置いてある。

 まさかあれがハフマンさん作だとは……。

 2メートル近い巨躯をかがめながらお菓子を作っているハフマンさんを想像する。

 うん、なんか微笑ましいな。


「お菓子作りが……趣味なんだ。

 むしろ、思い切り腕がふるえて……楽しかった」


 ハフマンさんが目を細めながらボソボソと言う。

 照れてるみたいだな。


「ありがとうございます、ハフマンさん。

 俺が言うのも変ですけど、ベックは根性がある奴なんで、ビシビシ鍛えてやってください」


 お礼を言う俺に、ハフマンさんが「おう!」と答えてくれる。


 そこに、エレミアがおずおずと近づいてくる。

 エレミアは顔を俯けたまま言う。


「ボクは、今あげられるものとか、なくて……その……」


「いや、いいよ。(ねぐら)から脱出してまだ日もないし……」


「じ、じゃなくて!

 これ! これだけしかないから……こ、これを受け取って!」


 と言ってエレミアが俺に突き出してきたのは――金属の筒を束ねて作られた例の笛だ。

 カラスの塒で、エレミアが夜によく吹いていた奴だな。


「……いいのか? これ、大切な奴なんじゃ……」


「い、いいんだ。大切なものだからこそ……た、大切な人に持っていてほしい」


「そ、そうか……」


 真っ赤な顔で言ってくるエレミアに、俺まで恥ずかしくなってしまい、視線をそらす。

 部屋にいる他の連中が、ニマニマ笑いながら俺たちの様子を観察している。


「……エドガー君」


「な、何?」


「……後で、大事な話があるんだ。

 時間を取ってもらっても、いいかな?」


「うん、わかった。

 このパーティの後で、どうかな?」


「お願いだよ」


 そう言ってエレミアは部屋の隅へと下がってしまう。


「わたしからはこれだよぉ」


 最後に、満を持して出てきたジュリア母さんが、背中の後ろに隠していた何かを俺に手渡す。

 これは――


「……杖?」


 白と黒とアイボリーの有機的な素材が絡みあった、50センチほどの短い杖だ。

 杖の先端には、銀、黒、乳白色の3つの水晶のようなものが嵌められている。

 見るからに業物と言った感じだが、実際、【魔力検知】のスキルがこの杖には膨大な魔力が込められていることを告げている。


「そうだよぉ。

 〈八咫烏(ヤタガラス)〉のアジトを探して、見つからなくて、むしゃくしゃしてワイバーンを片っ端から魔法で撃墜してたんだけど……」


 何やってるんだよ母さん。

 俺以外のメンツもドン引きしてるぞ。


「そのうちの一匹のお腹の中から、この杖が出てきたんだぁ」


 俺が〈八咫烏(ヤタガラス)〉で暗闘を繰り広げている間に、母さんの方でもいろいろあったんだな。


「古代遺物の複合杖(コンポジットロッド)みたいだけど、先についてる魔晶の属性がわからないんだよねぇ。わたしの使えるすべての魔法を試したけどダメだったの。

 でも、すごい魔力を秘めてるから、売るのも惜しくて……」


 へえ……どんな魔石なんだろう?

 研究してみたいな……と一瞬思ったが、俺にはこの便利スキルがあった。

 【鑑定】。


《ハズレ魔晶の複合杖(コンポジットロッド):古代遺物。複数の素材から合成して作られた杖。使用されている素材はユニコーンの角、闇竜の牙、千年ヤドリギ。3つの魔晶はそれぞれ、【次元魔法】【虚無魔法】【幻影魔法】の魔力を宿している。▽》


 ん? 【鑑定】結果の末尾にカーソルみたいなのがあるな。

 俺が▽に意識をフォーカスすると、【鑑定】結果を表示するウインドウが拡がった。


《ひとつの杖に複数の魔晶を埋め込むことは、古代においても超一流の魔導技師にしかできなかった。しかし、この杖に埋め込まれている3つの魔晶は、当時においても「ハズレ魔晶」と呼ばれていた、扱いの極端に難しい稀少な系統の魔力のこもった魔晶ばかりである。当然使いこなせる者などいない。当時の権力者が、優れた魔導技師を抱えていることを誇示する目的で、膨大な予算と貴重な素材を用いて作らせた、儀仗用の複合杖(コンポジットロッド)である。なお、現代においては、複合杖(コンポジットロッド)自体の製法が失伝している。》


 うーん……すごい貴重品なのに、微妙な残念感が漂ってるな。


「……属性は、【次元魔法】、【虚無魔法】、【幻影魔法】だってさ」


 【次元魔法】はメルヴィが、【幻影魔法】はガゼインが使っていたが、【虚無魔法】はまだ見たことがない。

 ちょうど【次元魔法】の研究がしたかったし、ガゼインの【幻影魔法】だって習得できるものなら習得したい。

 ハズレ魔晶というが、俺にとってはむしろ渡りに船の当たり魔晶の杖じゃないか?


「【虚無魔法】は、【闇魔法】に高い適性のある闇属性魔法使いが、ごくごくまれに修得することがあるっていう、伝説級スキルだね。

 すべての物質を問答無用で消滅させるとかなんとか……」


 ジュリア母さんがそう解説してくれる。

 というか、その内容は聞いたことがあるな。

 『アバドン魔法全書』にも同じことが書いてあったから、母さんのソースもそこだろう。


「ありがとう、母さん。

 大事にする」


「うん。わたしは杖は使わないからあまり教えられないけど、エドガーくんはなんでもできるから大丈夫だよ」


「……そういえば、母さんはどうして杖を使わないの?」


「うーん、単素材の杖はあってもなくても一緒だし、復元杖は手元が狂っちゃうから」


「単素材? 復元杖?」


「単素材の杖っていうのは、魔力の通りやすい木とか、魔物の骨や角なんかを削り出して作る杖のこと。

 単純な作りだから、効果としては魔力の集中をやりやすくする程度の効果しかないんだよ」


「……言っとくが、その『魔力の集中をやりやすくする』ってのが、ふつうの魔法使いにとってはけっこう重要なんだぞ?

 ジュリアが杖なしで魔法が使えるのは、並外れた魔法センスの賜物なんだからな」


 とモリアさんが補足してくれる。


「復元杖っていうのは、古代遺物の複合杖(コンポジットロッド)を今の技術で再現しようとしたものなんだけど……癖が強いというか、融通がきかないというか、魔力の繊細な使い分けができないんだよねぇ。

 ほら、エドガーくんに教えた、《フレイムランス》と《フレイムビット》の(フレイム)の違いってあるでしょ?

 ああいう細かい調整が利かないから、複合杖(コンポジットロッド)を持ったら使える魔法の幅が狭まってしまうんだぁ」


「もう一度言っとくが、ふつうの魔法使いにとっては、復元杖の魔力集中効果や魔力保持効果はかなりのメリットなんだからな?

 無手でポンポン魔法を連発できるジュリアの方が異常なんだ。

 っていうか、(フレイム)の撃ち分けとか、一歳になってない子どもにどんな高等技術を教えてるんだよ?」


「え~? だって、大事なことだよ?

 わたしとしては、魔法使いとしての生命線だと思うんだけどなぁ。

 たしかに、あれがちゃんとできてる魔法使いって数えるほどしかいないけど……」


 おぉい! 魔法自体が難しいとばかり思ってたのに、母さんの教え方が異常に高度なだけだったのかよ!


「……おまえは、息子をどんな化け物にするつもりなんだ」


「ええ~? でも、エドガーくんはちゃんと習得できてたし」


「その上変則的ながら武器でも戦えてたしな……」


 モリアさんが、処置なしというように肩をすくめる。


「……だけど、エドガー。

 あんたいったいどれをメインにして戦ってくつもりなんだい?」


 モリアさんが真剣な顔になって聞いてくる。

 俺は両手に抱えたプレゼントを改めて見る。

 チェスター兄さんからは練習用の小弓、ミゲルとモリアさんからは小盾、ドンナとガナシュ爺からは薬研道具一式、母さんからは杖をもらい、父さんからはジャケットをもらった。


「ジュリア直伝の魔法だけでも大概だけど、チェスターから弓も習うんだろう?

 〈八咫烏(ヤタガラス)〉では【暗殺技】を仕込まれたっていうし、あたしとの戦いで見せた【飛剣技】とやらもある。投擲系スキルも既に相当なレベルだ。

 《薬聖》と呼ばれるガナシュさんの弟子でもあるし、ゆくゆくはアルフレッドさんから槍も習うつもりだろう?

 いくらあんたが天才だって言っても、人間に与えられた時間は平等だ。

 とうていすべては抱えきれないと思うけどね」


 たしかに、モリアさんの言うことは正論だ。

 【不易不労】のことは今のところ家族のうちに留めているから、モリアさんは知らない。

 が、【不易不労】があったところで、1日が24時間であることに変わりはない。

 ……なお、俺はべつに天才ではなく、単に人より努力がしやすいだけだ。


「そうなんですよね……。

 いくらいろんなスキルが習得できると言っても、軸になるような何かがないと、どこかで頭打ちになりそうです」


 いわゆる器用貧乏になってしまいそうだ。


「だけど、問題は、俺だけじゃないと思います」


 俺はそう言って、一同を改めて見回す。


「俺、今回の〈八咫烏(ヤタガラス)〉の件で思ったんです。

 俺だけ強くなっても限界があります。

 今回みたいに薬物で攻められたり、人質を取られたりしたら、いくら強かったって意味がない。

 ――だから、今日は皆さんに提案があるんです」


 みんなが、あっけにとられたような顔で、俺を見る。

 俺は、満場の注目を集めてから、言った。


「――ここに、『キュレベル家戦力増強作戦会議』の開催を提案します!」

バレてましたかね? ギリギリ気づかれないラインを狙ったつもりでしたが……。


次話、少々お時間をいただきます。

いろいろややこしいことを考えているため、ちょっと書き溜めて問題なさそうとなってから再開させてもらおうと思っています。

なお、それとは別に明日一話上げますが、それはこれまでの人物紹介となります。

お待たせして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

2015/03/29

天宮暁

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