愚鈍姫(ぐどんひめ)と激焔の従者
ブレイハ伯爵家には、愚鈍姫と呼ばれる娘がいた。そんな伯爵令嬢に仕える従者レオはブレイハ伯爵家に強い恨みを抱いていた。しかし三年間仕えた愚鈍姫に対して、憎しみだけでなく愛情が生まれてしまったことに彼は気付く。彼は二週間後の自分の誕生日にブレイハ家に復讐を果たすと決めていたが、何も知らずにのんきにほほ笑む愚鈍姫を傷つけることに恐れも抱いていた。そんな自己矛盾に悩まされながらも、彼はその復讐を実行する。
一方、愚鈍姫は口調は辛辣でも自分をきちんと守ってくれるレオに感謝していた。そのため来たる誕生日に向けてとっておきのプレゼントを用意する。
そのプレゼントの箱が開けられるとき、二人の強くも切ない思いが交差する。
一方、愚鈍姫は口調は辛辣でも自分をきちんと守ってくれるレオに感謝していた。そのため来たる誕生日に向けてとっておきのプレゼントを用意する。
そのプレゼントの箱が開けられるとき、二人の強くも切ない思いが交差する。
1.愚鈍姫と呼ばれる彼女
2020/01/06 23:38
(改)
2.怒りを知る
2020/01/06 23:38
3.呼ぶ資格
2020/01/07 00:00
(改)
4.彼女の計画
2020/01/07 09:00
5.焔は夕日
2020/01/07 19:00
6.たとえ夢でも
2020/01/07 23:11
7.誕生日プレゼント
2020/01/08 00:00
7.Le Prologue perdu(失われたプロローグ)
2020/01/08 07:00
(改)