冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

作者:門司柿家
 駆け出し冒険者の頃に片足を失い、故郷のド田舎に引っ込んで、薬草を集めたり魔獣や野獣を退治したり、畑仕事を手伝ったり、冒険者だか便利屋だか分からないような生活をしていた主人公。気が付けば三十も間近。
 そんな時、薬草取りで入った山の中で捨て子を見つける。放っておくわけにもいかずに拾って育て、気づけば四十も間近。
 父の背中を見て育ったせいか、すっかり大きくなった娘も冒険者になりたいと言う。自衛の為に小さな時から剣は教えていたが、確かに筋は悪くない。こんな田舎で燻らせているのも可哀想だ、と主人公は娘に都の冒険者ギルドへ向かわせる。
 晴れて冒険者になった娘。
 そんなこんなで五年、四十を超えた主人公は相変わらず田舎の冒険者モドキ。だが娘はギルドでも有数のSランク冒険者になっていて中々帰って来ず……。
「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」

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はじまり
十七年前
2017/09/18 18:00
五年前
2017/09/18 18:00
1.帰れない娘
三.獣道を一列になって
2017/09/20 17:26
九.これは夢だろう、と
2017/09/26 18:17
十一.魔獣は次々と
2017/09/28 18:41
十二.雪が溶けてまだらに
2017/09/29 17:46
2.帰って来た娘
十九.翌朝も夜明け前に
2017/10/14 17:14
二十五.宿の二階の一室で
2017/10/20 18:31
3.空回りする娘
4.また帰れない娘
5.惑う娘
6.故郷の娘
7.旅する娘
8.考える娘
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