前へ次へ
151/432

第9話 グランダール52 ②

年末年始連続投稿最終日!!




 マリーゴールド・ジーザ・ガルガンテッラ。


 その少女に、特別な地位は無い。

 その少女は、既に一族を追われた身だった。

 それでも。

 その名が持つ圧倒的な存在感は、消えるものではない。


 ガルガンテッラ。


 それは『始まりの魔法使い』メイジに教えを乞うた『七人の守護者』のうちの1人。この世に闇属性の魔法をもたらした偉大なる人物。その少女は、正統なる血筋を持つ末裔だった。

 試合開始の時刻となる。


『力を示せ!!』


 気を取り直してマイクのスイッチを入れなおしたマリオが決まり文句を叫ぶ。しかし、観客のほとんどがそれに続かなかった。


『アギルメスタ杯予選Dグループ!! 開戦だーっ!!』


 異様な雰囲気に包まれる中。

 アギルメスタ杯予選最終日。

 Dグループの試合が開始された。







 試合開始のコールが響いても、誰1人として動かなかった。出場者の面々は皆、どう動くべきか拱いていた。最終的に至った結論は「とりあえずあの少女以外の敵を狙おう」だった。ただ、それでは遅すぎた。それは試合が開始される前に至っておくべき考えだった。

 誰よりも先に。


 マリーゴールド・ジーザ・ガルガンテッラが動き出す。


 虚空を見つめたまま、ただただぽーっとしたままだった少女。その少女は、何の前触れもなく手を前へとかざした。少女の前に誰かがいるわけではない。本当に、何もないところへと手をかざしただけ。

 しかし、それだけで異変は起きた。


 少女の白い小さな手のひらから、禍々しい紫色をした気体が噴き出したのだ。


 それは、徐々に、徐々に。

 空気よりは重いのか、ゆっくりと少女の足元へと広がっていく。

 少しずつ、その勢力を伸ばすように。

 決戦フィールドの床を滑るように。

 紫色の気体は、足元から広がっていく。


『これは、いったい何の魔法なんでしょうか。カルティさん』


『いや、分からないね。あのお方が魔法を使っているところは見たことが無いから……。学習院でも一度も魔法は使わなかったようだし。やっぱり闇属性の魔法なのかな』


 他の出場者たちもどうすべきか悩んでいるようで、控えめに避けたり手にした武器やMCで払ったりしている。


『期待が高まる、と言いたいところなんですが……、どうにも嫌な予感のようなものが』


『奇遇だね、マリオ君。僕もなんだよ。空間掌握型魔法なんだろうけど、今のところ目立った効果は出てないようだね。サメハ・ゲルンハーゲン選手の幻血属性『霧』と似たような効果とか? でもそれにしても色が禍々しいというか……。なるべく触れない方がいいんだろうけど。みんな萎縮しちゃってるのかな。全然動いてな――』


 そこまで、カルティが口にした時だった。


「……う? う、うぐっ!?」


 突然、出場者の1人がその場で蹲った。周囲にいた出場者たちが瞬く間に距離をとる。蹲った出場者は、自らの腕で正体不明の気体を払っているところだった。


『う、動きがありました!! が、これは……?』


『苦しがっている、……のかな』


 実況解説含め、みながその出場者を注視する。蹲った出場者はしばらくの間、肩で息をしながら大人しくしていた。

 しかし。


「う、うぎゃあああああああああああ!?」


 咆哮。

 地面に額を擦りつけ、のたうち回る。自らの喉を抑え、涎をまき散らして喚く。

 そして。


「ああああぁぁぁぁ、ぁ、ぅ」


 そのまま、どさりと音を立てて倒れ、動かなくなった。

 静まり返る会場。

 つかの間の静寂。

 直後。


「き、きゃあああああああああああああ!?」


 観客1人の悲鳴を皮切りに、エルトクリア大闘技場はパニックになった。


『落ち着いて!! 落ち着いて!! 観客席は大丈夫ですから!! 大魔法だろうが不可思議な気体だろうが障壁魔法は突破できませんから!!』


 マリオが慌てた様子で制止を呼びかける。隣に座っていたカルティは、ため息を吐いてマイクを持ち直した。


『一昨日のメイカー選手の魔法も、昨日の天道選手の天属性も全部防いでいたでしょう。そうやって暴れた方が危ないと思うけどね。僕は』


 そのカルティの言葉で、観客席は少しずつ落ち着きを取り戻す。それを見計らってマリオがこんな軽口を叩いた。


『……私が注意喚起するよりもカルティさんがやった方が効果的ですよね。これからはカルティさんが……』


『マリオ君。そんなことしたら、君の存在意義はどこへいくんだい?』


『私には一応実況という仕事がありましてね!?』


 このやりとりで、観客席は完全に落ち着きを取り戻した。決戦フィールドと観客席を挟む障壁魔法のほぼ正面。障壁魔法に何かがあった場合、真っ先に決戦フィールドからの脅威に晒されるであろう2人がいつもの調子だったのを見て、大丈夫だと判断できたのだ。

 その心境の変化を確認しつつマリオが話を戻す。


『カルティさん、今の魔法はどう思われますか』


『うぅん。闇属性ではなさそうだね、ってことは。やっぱり幻血属性なのかな。マリーゴールド様がお持ちになっているって話は聞いてないんだけど。もしかすると無系統魔法の方かも』







 落ち着きを取り戻した観客席とは正反対に、決戦フィールド内はパニック状態だった。障壁魔法によって囲われている彼らからすれば、正体不明の魔法と一緒に閉じ込められているわけだから当然である。

 救護班も倒れた出場者を救出できていない。正体不明の魔法に自分がやられるわけにはいかないからだ。倒れた出場者は小さな痙攣を繰り返していたが、やがてはその動きすらなくなり完全に沈黙した。

 どこからか、小さな悲鳴が漏れる。


「……ま、まさか。……し、死ん――」


「うわああああああああああああああああ!!!!」


 誰かの呟きを掻き消す咆哮。

 出場者の1人が恐怖に負け、無防備にも正体不明の魔法、その中心地にいるマリーゴールドへと突っ込んだ。その不可視の気体は、既に決戦フィールド全域へと広がっている。逃げ場はもう無い。だからこそ、その元凶を潰すべく行動を起こしたのは正しい。

 ただ、手段を間違えた。


「うぐっ!?」


 最初に倒れた出場者と同じ。

 マリーゴールドへと得物を振りかぶるよりも先に。

 その出場者は自らの喉を抑えて転がった。


 マリーゴールドの足元へと。


「うぐぅぅぅぅ、うあっ!? ぐっ、ぐああああああああああああああ!?」


 鼓膜を突き破らんばかりの悲鳴。

 自らの足元で喚き立てる出場者へ、虚空を見つめていたマリーゴールドが視線を向ける。


「……貴方、勇気があるのね」


 それは、この状況を作り出した人間とは思えないほど可愛らしい声色だった。


「でも」


 少女の大きな瞳が、喚き立てる出場者を細く貫く。


「死んじゃったら、意味ないわね」


 手刀が出場者の首を打った。悲鳴が止まる。

 静まり返る会場内で、2人目の出場者が沈黙した。







 2人目の出場者が謎の攻撃を受けて脱落したことで、ようやくその他の出場者たちが硬直から抜け出した。身分違いの躊躇いなどもう無い。何かをしなければ、今度は自分が同じような末路を辿るかもしれないのだ。

 禍々しい紫色をした気体は既に決戦フィールド全域まで及んでいる。しかしそれは出場者の足元まで。大体、くるぶし付近の高さで留まっている状態だった。出場者が動くと、砂煙のように舞い上がる。


 出場者の1人が、風魔法を使って不可思議な気体を吹き飛ばそうと試みた。そして、それは成功する。その出場者付近に留まっていた不可思議な気体を、足元から空高くへと吹き飛ばした。その光景を見ていた出場者たちも、各々の方法で気体を散らし始める。

 それが、一番の過ちであるとも気付かずに。







 マリーゴールドは、再び虚空を見つめ動かなくなった。足元に転がる出場者を涙目の救護班が回収した際にも見向きもしない。はっきり言って隙だらけの状態だった。

 そこを、ついに敵意を持った出場者が襲う。

 背後から忍び寄った出場者の1人が、回し蹴りを少女へと見舞った。


「あぐっ!?」


 それは少女の脇腹を抉り、少女の身体を浮かせる。不意の一撃に受け身の1つも取らなかった少女は、決戦フィールドを二回三回と転がってからその動きを止めた。


『ああーっ!? マリーゴールド選――、んんっ!! マリーゴールド様がやられた!? やられました!! カルティさんどう思われますか!!』


『どう思うって聞かれても……、ゆ、勇気ある行動だね、ってことしか……』


 実況解説が喚き始める中、決死の思いで手を出した出場者はお腹を抱えて蹲る少女を睨みつける。


「わ、わりーな。立場がどうとか言ってらんねーんだ俺は。金がいるんだよ。アギルメスタ杯は力が全てなんだもんな。こんなことしても処刑なんてされねーんだろ?」


「えほっ!! えほっ!! おぇっ、えほっ!!」


 少女は脇腹を抑えたまま何度も喘いだ。出場者の顔が罪悪感で歪むが、それは一瞬。


「身体強化魔法は使ってねー。だから致命傷にはなってないはずだ。さあ、棄権してくれ。じゃないと俺は……」


 出場者は拳を握りしめ、「あんたが棄権するまで殴らなきゃならなくなる」と言おうとした。しかし、言えなかった。


「えほっ、……ど、い」


 口が開かなかったわけじゃない。まず、拳を握りしめられなかった。


「……ど、いよ。……ひどい、よ」


 自らを支えていた脚から突如力が抜け、地面へと倒れたからだ。


「な、んっ!?」


「ひどい、……ひどいよ」


 原因不明の現象に、出場者は思わず自らの脚を見る。そこで信じられないものを見た。

 突如力を失くした出場者の右脚。魔法服の下に隠れていたはずのそれが露出し、皮膚が(ただ)れていたのだ。


「うぎ!? うぎゃああああああああああああああああああああ!?!?!?」


 そこでようやく意識が現状に追いついた。脳天を貫かんばかりの激痛が出場者を襲う。脚を抱えた出場者が痛みに耐えかねて地面を転がり回る。

 その間に、マリーゴールドは力無くふらふらと立ち上がった。


「ひどい」


 その幼さの残る美貌は、薄紫色の髪に隠れて見えない。俯いた少女は呪詛のようにこう口にする。


「ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい」


 地面を転がり回る出場者の耳には届かない。自らの叫び声に掻き消されて聞こえない。

 それが命取りとなった。

 ゆっくりと歩み寄る少女。その口からは壊れたラジカセのように同じ単語が繰り返される。


「ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい」


 自らを襲った出場者を見下せる位置まで来た少女は。

 輝きを完全に失った虚ろな瞳を出場者へと向けて。


「私のこの身体は……、王子様のためにあるのに」


 腰に差していた短剣を抜き取り、のたうち回る出場者へと躊躇いなく振り下ろした。







「やってるわね」


「……なぜお前がここにいる」


 メルティのとある路地裏。そこは、本日未明にウィリアム・スペードと正体不明のナニカが戦闘した場所。ギリー率いる魔法聖騎士団(ジャッジメント)の数人が調査を行っていたところに、あたかも当然のようにその女は顔を出した。


「いや、ここで調査してると思って」


「そういうことを聞いているわけでは……、いや、いい。もはや何も言うまい」


「賢明ね。で、調子はどう?」


 少しも悪びれた様子を見せず、リナリーは問う。


「お前の予想通りだろう。状況は何も変わっていない」


 不機嫌そうな声色を隠そうともせず、ギリーはそう答えた。

 戦闘痕については既に修繕済み。今は残ったナニカの血痕の採取や、周囲の聞き取り作業をしているところだった。しかし、前者については何度も採取できているもののその後の調査が難航中、後者についてはクリアカードで外出禁止令を敷いていたせいで有益な情報など得られるはずもない。

 もともと結果が出るはずがないと分かっているにも拘わらず、それでもなおやらなければならない職務にギリーは苛立ちを募らせていた。


「予想以上に苦戦しているみたいね。スペードも苦戦していたようだし」


「……言わないでくれ。耳の痛い話だ」


 リナリーの指摘に、ギリーは顔を逸らすようにして吐き捨てた。

 それは、スペードを責める仕草ではない。


 世界最高戦力と謳われる魔法世界王族直属の護衛集団『トランプ』。その一角が苦戦する相手。つまり、その傘下にいる魔法籍騎士団(ジャッジメント)の隊長格や団員では、そもそもお話にならない力量を持った相手、ということだ。

 自分は戦力外。こうした情報収集程度しか役に立てないのに、それすらも満足な成果が上げられない。それがこの上ない屈辱となってギリーに襲い掛かっていた。


「大変ね。貴方も」


「……お前に同情される日が来るとはな」


 ギリーの浮かべた笑みには自虐的なそれが色濃く覗かせていた。


「それで、お前は何をしに来た。クィーン・ガルルガ様からのクエストを受ける気になったのか」


「それはまだ保留中」


「そうか。保留か。ならば少しはマシになったということだ」


 その言葉に、リナリーは眉を吊り上げる。


「どういう意味よ」


「以前は完全なる拒絶だっただろう。考える余地が生まれてくれただけ希望があるということだ。お前は性格は最悪だが魔法の腕は最高だ。戦力として数えられるなら、これほど心強いことはない」


「……それ、完全に私に喧嘩を売ってるわよね?」


「冗談だ」


 疲れたため息と共に、ギリーはそう吐き出した。


「ともかく、礼を言う。スペード様に助太刀してくれたそうだな」


「大したことはしていないわ」


「お前にとってはそうであっても、こちらにとってはそうでない。『トランプ』の一角が落ちるなど、考えたくもない事態だからな」


 ギリーはそう話しながら苦虫を噛み潰したかのような顔をする。


「早く公開してしまえばいいのに。本当に落ちてから公開じゃあ、反乱で国が傾くかもしれないわよ」


「そういう冗談はやめてくれ」


「冗談で済まない話に発展しそうだから言ってるのよ。ギルマンの情報統制は今に始まったことじゃないけど、これは少しやり過ぎよ。実際に死人も出ているでしょう?」


「……アイリス王女が是としている限り、ギルマン卿の言葉は絶対なのだ。我々ではそれに抵抗する力を持たん」


「そんな弱気でどうするのよ。それに『トランプ』もいるでしょうが」


「分かっていて言っているだろう。『トランプ』の方々はあくまで王族護衛だ。政治への干渉権は持っていない」


「誰が正当な手続きで干渉しろ、と言ったかしら」


 リナリーがその言葉を言い終える前に、ギリーは防音の魔法を展開していた。


「……お前、何のつもりだ」


「何の、って。何が」


「今のお前の言葉だ。今の表現ではまるで――」


「そうよ」


 ギリーの唸るような言葉へ被せるようにリナリーは答える。それを口にするリナリーの真剣な表情も加わり、ギリーは思わず絶句してしまった。


「……お前、まさか、本当に?」


 掠れた声色でギリーは問う。


「我々に、内乱を起こせと?」


「それがあの子のためよ。このままじゃあ鳥かごの中の鳥。事情の一切を知らないあの子がギルマンを疑うなんてあり得ない」


「力技でどうにかしようなど……」


「野蛮な行為だからって反論はやめてちょうだいね。それを正当化する権限を貴方は持ってるんだから」


「……そういう問題ではないだろう」


 ギリーは呻くように言った。


「ギルマン卿が尻尾を掴ませてくれるならば、それも1つの道だろう。だが、あの男は実に狡猾だ」


「知ってるわ」


「私兵もいる。平和的解決が望めない以上、血が流れることになる。アイリス様は、それを是としないだろう」


「主の言われたことしか実行できない従者って、半人前だと思わない?」


 リナリーの言葉に反論する術を失くしたギリーは、力無く首を横に振った。


「ならん。我々魔法聖騎士団(ジャッジメント)の役割は平穏を保つこと。率先して国を危ぶめる手段はとれんよ」


「そう。残念ね」


 初めからこう返されることは承知していたのか、リナリーは特に表情を変えることなく肩を竦めた。


「お邪魔したわね。調査、頑張ってちょうだい」


 そう言って立ち去ろうとする。


「……待ってくれ」


 それを、ギリーが呼び止めた。


「……リナリー・エヴァンス。お前が言ってくれないか。アイリス様に。この国の……、現状を」


 縋るような声色に、リナリーの顔が少しだけ歪められる。


「貴方、誰に何を言っているのか分かっているわけ?」


「恥など百も承知だ。しかし、アイリス様とこのような会話ができるほど懇意にしている者など、他には……」


「お断りよ」


 リナリーは躊躇いなく切り捨てた。


「貴方、忘れてない?」


 唇を噛むギリーへ、こう告げる。


「私は、貴方たちの味方じゃないのよ」







 銀の軌跡は、1つの命を刈り取る寸前でその動きを止めた。


「……だれ?」


 マリーゴールドの虚ろな瞳が、邪魔者へと向けられる。

 そこには。


「こいつにもう戦意は無い。過剰な攻撃はあんたのためにもならないぜ」


 黒の仮面に黒のローブ。

 Bグループにて本戦出場を決めたT・メイカーとは正反対の衣装を身に纏った出場者がいた。

次回の更新予定日は、1月10日(土)です。

前へ次へ目次