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70.八男って、それはないでしょう! ☆

[作者]

Y.A‬ 様


[あらすじ]

 平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。

 だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。

 僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。

 家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。

 まあ、結局人の営みで発生するしがらみからは逃れられないのはこの世の常として。

 これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。


[感想]

ついこの間完結してしまいましたね。連載当初から読んでいるわけではありませんが、それでも私がなろうをみつけた当初から読み続けている作品なので、完結して嬉しい反面少し寂しくもあります。

主人公はかなりのチートもちなのですが、実際にそれを戦闘に活用することはあまりない気がします。いや、使ってはいるんですけどこの作品基本的には物語重視なので、戦闘系の部分は割りかしサラッと済ませてしまうイメージです。

それに、後半では主人公以上のチートである魔族が大量に出てくるので、多分作者さんもそこまで重要視はしていないのではないですかね。まあ結局最後またチートになりますが。

あと、魔族が出てきますけど、この作品はそこも面白い。皆さんが想像しているのとは全く違う存在です。どう違うのかは皆さんが読んでみて確認してください。

加えて主人公が前世で食品関係の仕事についていたのですが、そのことから結構な頻度で内政チート(笑)の話が登場するので、そういうのも面白いと思います。

この作品についてはいくらでも語ることが多いのですがあまりぐだぐだ書いてもしょうがないのでこの辺にしておきます。

あ、重要なことを忘れてました。主人公かなりのハーレム主です。望んでいたかはどうかは置いといて、最終的には30人くらいいるんじゃないですかね(適当)

みそっかす八男に転生した男の成り上がり、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


[評価]

総合評価:8

恋愛:8

ハーレム:10

無双:7


[その他]

書籍化作品

完結済み作品

文字数:270万文字

読了時間:90時間程度

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n8802bq/



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