564.誰が勇者を殺したか ☆
[作者]
駄犬 様
[あらすじ]
「この村から魔王を倒す勇者が現れる」
そう告げた預言者がいた。
村はその預言を信じた。
何故なら、村には剣と魔法に秀でた少年がいたからだ。
8年後、少年は勇者となり、魔王を倒した。だが、それと同時に勇者は帰らぬ人となった。
勇者は何故死んだのか?
その死から4年後、勇者の功績を文献にまとめていくうちに、その真実が明らかになろうとしていた。
[感想]
久々の中編の紹介。普段長編のみのここで紹介するくらいにはめちゃくちゃ面白かった。つい最近書籍化もしているので結構人気もあります。
物語は勇者が死んで魔王が倒された後の物語。基本的に勇者に関係する人物たちの独白がインタビュー形式で綴られています。そのあとにくる断章では、独白に関連した旅の途中の物語が描かれています。
正直最初はシリアスというかダークなミステリーものなのかなあという風に思っていたのですが、読んでいくと思っていたのと違くて中盤くらいからはあれなんかおかしいぞってなって終盤まで一気に引き込まれました。
実は読み終わってすぐにこの感想を書いてあるので、いろいろと感想で書きたいことは物凄いあるのですが、勢いで書いてネタバレとかして台無しにしてしまうとやばいのでめっちゃ面白いよとだけ書いておきます。6年以上こんな活動しているのに感想書くの下手くそかよと思わなくもないが許してください。
勇者を殺したのは誰なのか、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:8.5
恋愛:1
ハーレム:0
無双:0
[その他]
書籍化作品
完結済み作品
文字数:7万文字
読了時間:1時間程度
作品URL: https://ncode.syosetu.com/n1052ib/
ちなみにこの感想書いてるの書籍の発売日の5分前くらいでこのまま電子書籍で購入しようと思っています( ˘ω˘ )
いや書籍化するとここから5万文字くらいは加筆されてるでしょうしどこが加筆されたのか楽しみで仕方がないんですよね.....
【次回予告】
3億で買われた少年は救ってくれたお嬢様を愛する。
【追記】
次回作のタイトルがわかった場合、ネタバレ防止のために感想欄で直接タイトルを回答するのではなく、読んだ人になら伝わるなって感じで軽くボカしてくださると嬉しいです。