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176.セブンスターズの印刻使い

[作者]

白河黒船/涼暮皐‬ 様


[あらすじ]

 伝説の冒険者集団《七星旅団セブンスターズ》が、突然の解散を宣言してから約一年。呪いにより魔力を制限されたルーン魔術師、元地球人の青年アスタは、解呪の方法を探し魔術の学院へと通っていた。以前、冒険者として一線にいた経験を買われ、学生の選抜パーティとして迷宮に潜った彼は、そこで仕掛けられた陰謀の一端を垣間見る。古き仲間と、新しい仲間、そして因縁の敵を前にして、やがてアスタは退いたはずの戦いへと身を投じることとなり――。七星旅団の六番目。《紫煙の記述師》の二つ名を持ち、最強の冒険者の一角とまで謳われた印刻使い。彼が秤にかけるのは、かつての約束と新しい誓い。異世界の秘密を前にして、アスタは戦いを決意する。

 ダンジョン系異世界トリップ王道風ファンタジー。


[感想]

主人公最強というか普通に強い分類の作品なのですけど、強さに制限がありますし主人公以上に強い人も結構いるので私でも問題なく読めました。

とにかく登場人物たちがカッコ良すぎます。しかも読み進めるごとにどんどんカッコ良さが上がっていくので、熱い物語とかが好きな私みたいな人にはたまらない作品となっております。

内容の補足ですけど、物語の大筋に関してはあらすじで充分です。個人的に転生者とダンジョン系というところがあまり重要ではない気がするので、そこら辺を読む読まないの判断要素にするのはやめといたほうがいいと思います。

おすすめポイントとしては、魔術についての設定がしっかりと練れていたり魔術名や戦闘のやりとりがカッコ良いのでついつい読んでいて熱くなってしまいます。特に戦うときの名乗りとか些細な部分が絶妙で、こう私の厨二病心を地味にくすぐるんですよね 笑

あとは主人公たち七星に対応する敵がいるのもかなり私的にポイント高いです。そういうのってなんかよくないですかね 笑

登場人物たちがカッコ良いと言いましたが、ヒロインたちの可愛さも負けていません。特に私はメロが大好きすぎてやばいです。天災というところも面白くて好きですし、魔法使いに影響を受けて更に強くなるところとかも胸が高まりました。

かつて最強の一角とまで謳われた男が戦う力の大半を失いながらも陰謀に立ち向かう、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください!


[評価]

総合評価:8.5

恋愛:3

ハーレム:5

無双:4


[その他]

書籍化作品

更新頻度:不定期

文字数:200万文字

読了時間:65時間程度

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n7782ci/

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