12.魔人転生記 -九転臨死に一生を-
[作者]
葵 大和 様
[あらすじ]
突然にはじまって、一瞬で終わった。
なんの脈絡もなく導かれた異世界で、召喚後二秒で斬殺されたその男は、九度の転生の末に異族最高種と名高い〈魔人族〉の集落に生まれ落ちる。
サレという名前とともに順調に怪物として成長していく彼だったが、とある事件をきっかけに外の世界へ出ることになった。その過程で純人至高主義を掲げる『アテム王国』が自分の出生に関わっていることを知ったサレは、似たような境遇の異族たちと出会い、異族混成国家『テフラ王国』へと向かう。
サレたちを待ち受けていたのは世界のはじまりから続く純人族と異族、そして〈神族〉をも巻き込んだ――戦いの光だった。
[感想]
文句なしで面白い作品。
描写などもきちんと書かれているほうだと思いますし、話の流れも読みやすくわかりやすいのでスラスラ読み進めていけます。
なにより読んでいて楽しいです。いろいろあって主人公たちはかなりの大人数で旅をしているのですが会ったばかりなのにめちゃくちゃ仲がいい。
まあそれには理由もあるのですが、読んでいると自分もこの輪の中に入って一緒に混ざりたいと思ってしまいました。
ただ、非常に、非常に残念なことにこの作品2年近く更新停止しています。
この作者さんの別の作品はどれも面白いし書籍化しているのもあるのですがお願いだから更新してほしい(号泣)
多分この作品をもとにした物が書籍化されているので望み薄ですが期待して待っております。
後日その作品も載せると思いますが、この作品を読んで気に入ったという方は同じ作者さんの「百魔の主」というほうも読んでみてください。
登場人物や話の流れは全然違いますがなんとなく作風は同じになっていますので満足できると思います。
あぁ、続きが読みたい。
[評価]
総合評価:7.5
恋愛:5
ハーレム:7
無双:6
仲の良さ:10
[その他]
更新停止中
文字数:100万文字
読了時間:35時間程度
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n2571z/