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103.借り暮らしのご令嬢 ☆

[作者]

江本マシメサ‬ 様


[あらすじ]

 アニエス・レーヴェルジュは美しく、気位の高い伯爵令嬢である。

 社交界の麗しの薔薇と呼ばれた彼女は、高嶺の花であった。


 一方で、騎士である貧乏貴族のベルナールは、夜会の晩に生まれや育ちを嘲笑うような蔑んだ目でアニエスに見られたことを根に持っていた。


 ――最悪の出会いから五年後、アニエスの家は突然没落する。父親の不祥事が原因だった。


 周囲の人々は冷ややかで、何もかも失ったアニエスに手を差し伸べたのは、ベルナールだけだった。

 彼は使用人として働くならば、衣食住を保証すると言った。


 提案を受け入れるアニエスを見ながら、ベルナールは一人、ほくそ笑む。


 「――ざまあみろ、お嬢様、うちでこき使ってやる!!」


 しかしながら、一緒に暮らし始めて、アニエスの本当の姿が判明する。彼女はベルナールが思っていたような娘ではなかったのだ。

 仕返しのつもりで家に招いたのに、予想の斜め上の展開となる。そんな元令嬢と不器用な騎士の、ほのぼの恋愛物語。


[感想]

にやけます。

内容については大まかなのはきちんとあらすじでまとめられているのでほとんど触れません。

いや、ほんと甘くていいですね、私大好きです。こういう系の物語は基本女性が主人公なので私は読めないのですが、この作品は男のほうがメインなので私でも気兼ねなく読めました。

もうね、にやけるとしか言えません。だってそうなんですもん。最初はベルナールもアニエスを嫌っているのですが、段々とアニエスのことを知っていくにつれて惹かれていくのが最高ににやつきますよね。この感想書きながらも思い出してニヤついています。

徐々に外堀を埋められていくのも私としては好きでした。というよりここの部分が凄くいいです。

アニエスに眼鏡を買ってあげるとことか偽の婚約関係になるところとかオススメです!

番外編も甘々で全てが好きでした。

あっ、この作品書籍化しているのですが、是非2人の絵をみて欲しいです!ベルナールはイケメンですし、アニエスすんごく可愛いので!

可愛いヒロインと不器用な男の恋の物語、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください!


[評価]

総合評価:7

恋愛:10

ハーレム:0

甘さ無双:10

糖度:10


[その他]

書籍化作品

完結済み作品

文字数:30万文字

読了時間:10時間程度

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n8162dc/



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