5.セブンス ☆
[作者]
わい/三嶋 与夢 様
[あらすじ]
ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。
だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。
そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。
記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!
……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。
ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?
七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!
[感想]
この小説ほどヒドインという言葉がふさわしい作品を私は知りません。
前にも言いましたが私はハーレムが苦手です。
そしてこの小説は主人公にたくさんのヒロインがいろいろあって集ってくる物語です。
なのに抵抗なく読める。
そう、ヒドインだから。
真面目な感想としては物語の読み応えは十分あります。話の流れや戦闘描写、テンポなどもよく作られているのでスラスラ読めます。
ヒドインさえ気にしなければ。
また、コメディー色が強いですが感動もします。
私はいくつかの章で泣いてしまいました。
前向きに主人公が進んでいく笑いありときには涙ありのそんな物語が好きな人にはオススメです。
[評価]
総合評価:9
恋愛:7
ハーレム:EX
無双:7
ヒドイン:10
[その他]
完結済み
書籍化作品
文字数:220万文字
読了時間:70時間程度
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n3250cl/