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第22話 死闘



私のHPは半分を切り、MPも残り僅かばかりしかない。

こんな自分の体格の5倍はあるだろう相手に勝てるのだろうか...?


いや、そうは言ってられない。


私の全力をもってこの異形を倒すっ!



「...っとそうだ《鑑定》」



△△△△△△△△△△

【名前】im形ч々デЭЁトLV.3◆

【弱点】g?дЁч

【苦手属性】○?Э■

【説明】多ey□死ϖღが混gl〆วって誕дчmしたアン◆#ЫЁト。ファfpШジーな■界jf似合oj▲ёгどにグロ〆дШク。


HP:●ё?ღ


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



「こ、これは...。...ッ!?」



『『『G々Ыдч〆ว々Ё!!!』』』



6つの足で地面を蹴り、突進してくる異形。

私は咄嗟に横に跳んで避ける。



「いてて...。あっぶないなぁ...。」



上に行くほど長くなっていく8つの腕はそれぞれ違う武器を持っている。

剣だったり槍だったり弓だったりと...。



『『『SmёЭϖღ●々▲Э!!!』』』



3つの口から発せられる声のようなものは男性の声だったり女性の声だったりもする。


声を上げるとまたも突進してくる。

しかし、1度見てしまえば避けるのは容易。私は最低限の動きでそれを避ける。


突進は当たらないと感じたのか今までの突進に武器による攻撃を加えてきた。



「...やりにくいなっ...!!」



どの腕から攻撃が繰り出されるか分からないからコロコロ変わる武器の対処に困る。

今は刀でなんとか攻撃を防いでいる状態だ。


相手の攻撃をモロに食らうだけでも死んでしまうかもしれない。


その緊張に額に汗が滲む。



『『『G々ϖёღ■〆○Э#ч!!!』』』

「!?」



相手の行動パターンが変わった。



突進をやめ、普通に歩いて近づいてくる。

そして、7つの武器を構えると...



───シュパッシュパシュパッ、シュパパッ、ビュンッ



数の暴力による連続攻撃をしてきた。



──左...右...左、左..前..上、左右...



いなし、弾きつつ避けていく。一撃一撃が重くて速いので気は抜けない。さらに弓による遠距離攻撃もあるのでそちらにも気を向けないといけない。



「きっつい...なぁっ!!」

『『『Mpjg■〆Ё▲ღ!!!!』』』



ちょっとした隙をついたカウンターで右手を1本斬り落とす。


残り7つ。



「《焔刃》!!」

『『『N◆Ы٩ёЫ#mdpj!!!!』』』



開けた場所ならば燃え移る心配もない。

残りMPから考えると焔刃はあと5回程度使える。


焔刃による炎の刃は左側の1本の腕を燃やし、さらにその火によって上の腕も燃え落ちた。


残り5つ。


流石にまずいと思ったのか焔刃を避けるようになり、避けられない場合は太刀筋に合わせて斬り払うようになった。


...剣の扱い上手過ぎない...?


もしかしなくてもこの森で死んだ騎士団の死体が混ざりあったのかな...?


それだとしたらちょっと...いや、結構厄介だよね...。



それにしても異形が成長してる気がする...。


ちょっと前までは1度も攻撃を貰わなかったのに今ではかすり傷を負う頻度が増し、私のHPがじんわりとだけど確かに減るようになった。



...これはまずい。



「...足っ!?──あぐっ!!」



相手が急に足を使いだし、それによって吹き飛ばされた私は地面を転がる。

あ、ちょっと口の中に土が...。



みぞに入った一撃でHPは100をきった。



「くっ...。まずは足を何とかしなきゃだね...。」



振り下ろされる攻撃を避け、懐に入り足への攻撃を開始する。


「──1本目!」

『『『DgvPЫ○ว々◆Э!!!』』』

「──2本目!!」

『『『วЫ●Ы#Ыjpzg!!!』』』



──ズゥゥゥン...



前の足を2本斬り落としたことにより重心がズレて前のめりになり、倒れる。





じたばたと暴れ、立ち上がろうとする異形。






乱雑になった攻撃を避けながら近づき...






──私は()()()()()()()()










鑑定の所なんとか解読出来るかも...?

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