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第13話 新たなスキルと新たな刀

やっと宿題が終わったというところに追加の宿題ドーン!orz

早く学校行きたいです。

あとは知識がほしいですね。語彙力上げて小説を良くしたいというのもありますし、何より宿題を早く終わらせたいですね。(笑)

まぁ、こんなこと書いてるぐらいなら勉強しろって話なんですけどね...。

皆さんもコロナウイルスにはお気を付けて。



「ふんふんふーん♪」


──ザクッザクザク...


「これ取って〜これも取って〜♪」


──ザクザクザク...



「....よし終わったぁ!!」



鋭く研いだナイフのお陰か、2時間程度で解体し終わった。

やってもらえば楽なんだけど、お金掛かるからねぇ。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【名前】葉狼の剛毛皮×10:品質6

【説明】リーフェルを覆っていた翠色の厚い毛皮。その毛皮は半端な刃物では通らない。

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【名前】葉狼の小魔葉×16:品質6

【説明】リーフェルを覆っていた毛皮のさらに外側にある小さめの魔葉。その葉は毛皮よりも堅く、火魔法に耐性がある(小)。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【名前】葉狼の大魔葉×7:品質6

【説明】リーフェルを覆っていた毛皮のさらに外側にある大きめの魔葉。その葉は毛皮よりも堅く、火魔法に耐性がある(中)。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【名前】葉狼の瞳×1:品質6

【説明】リーフェルの翠瞳。手に持つと風の力を感じる。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【名前】葉狼の王牙×20:品質6

【説明】リーフェルの牙。とても硬く、1つだけでも人間の手程の大きさがある。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【名前】葉狼の肉×23:品質6

【説明】リーフェルの肉。そこら辺の牛豚鶏よりもよっぽど美味しい。

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《鑑定LV.4→5になりました》



これは結構沢山取れたよね!

剛毛皮と魔葉は防具に、王牙は武器に使えると思う。瞳に関しては...多分、武器、防具どっちも使えるかもしれない。

斬丸が折れちゃったから新しく作るんだけど、この素材達使ったらきっといい刀が出来そうだよね!

で、鉄よりも強い金属も欲しいかな。



「ニーナさん今日はありがとうございました。」

「アヤネちゃんまた来てね!」



とりあえず素材をインベントリに入れて、私はギルドを出た。


刀を作る為に、金属を取りに行かなくちゃいけないから金属が取れる場所に行かないとね。


えーと...。


西は始まりの街ファンストで東が海。北は火山。そして南は第3の街サーナリーに行けるこれまた西のファンストの森に繋がっている森。


金属は北にありそうだね!


でも、火山かぁ...。暑さ対策いるかなぁ?

まぁ行ってみないと分からないよね。


「ショートソードだけじゃあ心許ないから仮武器も作っておいた方がいいよね。そうと決まれば...」



そういう訳で、私は鍛冶師ギルドにやって来ました。


「ゲ...ゴルさん竈お借りします。」

「...もちろんだ!...アイツとそんなに似てるんかなぁ...?」


後半何か言ってたけど私には聞こえなかった。



「よし、作るぞ!」



早速取り掛かるんだけど、今日はちょっと試してみたい事があるんだ。


「錬金キットを広げて...。その上に、金床を...。よし!」


この状態で鍛治をしたらどうなるかなぁ...。



黒の大きな布の上に赤と青の布を置き、さらに青の布の方に金床を置いて、赤の方に素材を置けば錬金しながら鍛治が出来るのでは...?って私が思いついたこの方法、名付けて錬金鍛治!

...そのままだけどね...。



《特殊条件達成:《錬金鍛治》が解放されました》


まじか。取得しとこう。

ま、まあ、あるのは知ってたけどね!




それはともかく、錬金鍛治をやってみよう。スキルとして存在するってことは錬金しながら出来るはず!



そう思いつつ、赤の布に瓶詰めされたスライムの液体とついでに核を、金床に熱した玉鋼を乗せて...


「《錬金鍛治》。...おっ!始まった!」



始まると、スライムの液体が瓶から出て、玉鋼の周りを回りだす。そして、それが玉鋼に吸収された。


「おぉ!凄い...じゃない!見とれてる場合じゃなかった!」


玉鋼が冷える前に打ち付ける。


カァンッカァンッカァンッカァンッ───


徐々に冷えてくる玉鋼を再度熱し、また打ち付ける。

折り返しも15回程度し、より強靭なものとする。


──カァァン!カァァン!!カァァァン!!!




「ふぅ...。」



やっと一息。

数時間を掛けて打ち付けた玉鋼は全体的に蒼色になっていた。

前よりレベルが上がったからか、作るのにもそんなに時間はかからなかった。

後は研ぐだけ。



────


──



研ぎ終わり鋭くなった後、また時間を掛けて前の刀と同じ鞘と柄を作り完成させる。

名前は仮丸にするつもりだったんだけど、意外にも使える事が分かったから瑞斬丸で!



《職業:鍛冶師LV.2→3になりました》

《鍛治LV.4→5になりました》

《木工LV.3→4になりました》

《錬金鍛治LV.1→2になりました》



おぉ!沢山レベルアップしたね!



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【名前】瑞斬丸:品質5

【説明】スライムの素材を使い、水属性の技を放つ事が出来るようになった刀。スライムの素材を使ったことにより、普通の刀よりも耐久が少しだけ上がっている。


【武器スキル】《水刃LV.1》


耐久:350


STR:120

AGI:35


【製作者】アヤネ


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武器スキルって武器のスキルだから武器を、持ってる時だけ使える技みたいな?

それも嬉しいけど耐久が上がったのも嬉しい。

攻撃力は前の刀よりは劣るけどスキルもあるし普段使いとして使えるスペックだよね。




これで火山に行けそうかな?...え?火山なめすぎ??と、とりあえず明日だね。




そうして私はログアウトした。


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