第一三八話 ワンオペ
■<トライ・フラッグス>三日目・明朝
それは戦争三日目の明朝。
カルチェラタンの<遺跡>で王国と皇国がぶつかっていた頃のこと。
ヴォイニッチは王都近郊のダンジョン……<旧レーヴ果樹園>の地下に潜んでいた。
かつてフランクリンが大量のワームを潜ませていたために生じた地下空洞。
スパイである事実が漏れた彼は、ここに身を隠していたのだ。
『プランを変更するわ』
「そうでしょうね」
そして地面の下に隠れた彼は、専用の通信魔法機器でカルディナの議長と連絡を取り合っている。
潜伏中の彼にカルディナからは連絡が取れなかったが、自分がスパイとして追われていることを知った彼の方から連絡したのだ。
ウィンターオーブで生じた、あまりにも大きな予知からのズレ。
それに対応した善後策を練るために。
「戦争を区切りに帰還する予定ではありましたが、私の所属がバレる予定はありませんでしたからね。<墓標迷宮>の件といい、こうなると私はあなたの予知能力の精度を疑ってしまいますよ」
皮肉を混ぜてヴォイニッチはそう述べる。
親友と違い、彼はそこまで親友のパートナーを信用していない。
これまでの実績と利益から指示に従っているだけだ。
そんな彼に対して議長は……。
『ドイツのクローネ社が新世代OSを一ヶ月後に発表するわ。あなたの地球で言うとウィンドウズの発表と同程度の衝撃になるわね』
「…………」
さらなる現世利益を放り投げて黙らせた。
ログインしている<マスター>を介し、こちらの世界ほどではないが議長は地球の情報も予知できる。少なくとも、人間社会の大きな動きは現時点でも読める。
ゆえに度々こうして情報を渡すことで自分に協力するメリットを示していた。
まるで、悪魔が契約を迫る相手に黄金を見せびらかすように。
『戦争が終わったらログアウトして株式でも取得することを勧めるわ。シェムハザ・コミュニケーションズの今後の活動にも関係するでしょうし』
「インサイダーを疑われかねませんが、やりようはあるので覚えておきましょう」
このやりとりで今回の誤差と不利益は一旦棚上げされた。
前段が終わり、ヴォイニッチは本題に移る。
「それで私はどう行動すれば?」
『【邪神】テレジアの移送をお願いするわ』
議長の言葉にヴォイニッチは納得する。
そもそも、彼が<AETL連合>に潜り込んだ二つの理由の内の一つがそれだからだ。
議長にとって最悪の事態は【邪神】である第三王女テレジアの死亡。
それを回避するため、彼女に近い場所で監視と護衛を担うのがヴォイニッチの役割だ。
レベル上げや人間関係の構築、第三王女の見守り。<AETL連合>はこの上ない隠れ蓑だったと言えるだろう。
そしてこの戦争においては王都が壊滅する事態になった際に彼女を避難させることもヴォイニッチの仕事の内だった。
その事態は、【邪神】でも死にうるからだ。
ゆえに、大筋では変わっていないとも言える。
予定外なのは、最有力の避難場所であった<墓標迷宮>が使えなくなったこと。
空間的に隔離されているため、王都が消し飛んでもあそこは残る。
だが、イゴーロナクの襲撃によって避難場所として促すことに適さなくなり、さらにスパイがバレて王国での籍を失ったヴォイニッチはもう入ることもできない。
もっとも、バレた時点で元々の籍に戻る手続きは済んでいるため、戦争期間中でもヴォイニッチは戦場内外の出入りは可能だ。
彼の本来の所属は<メジャー・アルカナ>の一人、“愚者”。
カルディナ秘匿<超級>一号にして、カルディナ第三位クランの真のオーナーであるのだから。
『預けてある道具は全て使って構わないわ。薬品も、あの鳥もね』
「鳥……。ああ、戦争前に届いた第三者との《キャスリング》が可能なあれですか。しかし、たしかあれはフランクリンのモンスターのはずですが、どうやって入手したので?」
『手に入るように盤面を動かしただけよ』
「……なるほど」
偶然によるものか、あるいはかつて皇国で起きた第三皇子暗殺や皇子間の不和のように人の心を擽ったのか。
ともあれ、議長にとっては詳しく説明するほどのことでもないのだろう。
「それで、どこに逃がせと?」
『王国の外ね。もう王国に置いておくのは危険だわ。知ってしまったもの』
「ああ。私の情報と一緒に、王国には彼女の正体もバレたんでしたね」
<終焉>を求める議長一派と、<終焉>を阻みたい皇王。
皇王側がもう一つの思惑――アルティミアの安全――を抱えていたため、【邪神】の正体については双方が秘していた。
だが、それもウィンターオーブの一件で王国側に開示されてしまった。
議長にとっては、不本意極まることに。
『昔の話をしましょうか』
「未来を視るあなたが?」
『おかしくはないでしょう? 過去を識り、今を観測するからこそ、未来を演算できるもの』
そう言って議長は笑うが……ヴォイニッチはその声にどこか怨嗟が混ざっているように感じた。
『三強時代と呼ばれた時代の後。世は混迷し、世界損害は拡大し、世に満ちる怨念をこそ糧とする【邪神】はよく育った』
聞きながら、ヴォイニッチは『そうだろうな』と思考する。
【邪神】に備わった権能の一つは、世界中の命が失われるほど力が流入する。
そして通常のレベルアップがそうであるように、人間の命はモンスターの命とは効率の桁がまるで違う。
平和な時代より、混沌の時代の方がその速度は速かろう。
『【覇王】と【龍帝】は消え、【邪神】殺しを担う【天神】は【覇王】の封印で力を使い切って長い眠りについていた。そんな絶好の機会に育つ歴代最強の【邪神】、それが呼び起こす<終焉>。私にはクリアが見えていた』
そう、かつての時代。議長には……議長と繋がった者には勝ち筋が見えていた。
このままいけば長き時を掛けた目論見を達成できる、と。
『――その盤面を崩したのが【聖剣王】アズライトよ』
――それはアルター王国を建国した男の名……現代まで受け継がれた名だった。
ヴォイニッチは『ゲームオーバーが見えていたのでは?』と言いたくなったが、茶々を入れるのはやめておいた。本気の怨嗟が通話先から伝わってきていたからだ。
同時に『昔から大事な時ほど予知を外しているな』と思わないでもなかった。
しかし、それは本来おかしな話なのだ。
議長の年齢ではありえない六〇〇年前の事象を、我が身のことのように話している。
けれど、ヴォイニッチはそれには言及しない。
議長は……議長と呼ばれるモノの正体がそういうものであると、ヴォイニッチは既に知っている。
『あれの最終奥義で【邪神】が殺されていなければ、私は六〇〇年前に勝っていた。あの時ほど『依り代』を失ったことを悔やんだことはない』
もしもそうであれば、あそこまで【聖剣王】を成長させなかったものをと議長は嘆く。
「『依り代』がないと予知の精度が著しく落ちるのでしたか」
『ええ。何より世界への干渉が出来ないもの。私に限らず超常の存在は自分と世界を繋ぐアンカーが必要なケースは多いわ』
「ならば今の身体も大事にしていただきたいですね。【天神】に狙われているのでしょう? 最初の交戦ではアトゥームが死んだそうじゃないですか」
『そうね。まぁ、そちらは予定通りよ』
パートナーに『死ぬのが予定通り』と言われた親友に同情を禁じ得ない。
(不器用で大雑把でリソース任せなところがあるから……まぁ負けることはあるでしょうけどね。アトゥームもアトゥームで結構抜けていますし)
ファトゥムの攻撃能力は全<マスター>中最高クラスだが、生存能力は然程でもない。
極論、倒すだけならヴォイニッチでも親友は普通に倒せる。切った首が生える訳でもなく、死ぬときは死ぬのがファトゥムだからだ。
逆にファトゥムの方も《飼の宣告》の効果範囲全てを攻撃し、ダメージの転嫁先ごとヴォイニッチを抹殺することは可能なので、わりといいバランスで戦えるなとも思っていた。
(ともあれ、こんな風に倒し方含めてアトゥームとの戦闘を想定している時点でザカリーが怒りそうですね)
彼はアトゥームと対等だと思っているし、ザカリーはヴォイニッチが己と対等だと思っている。
ゆえに、ザカリーは彼が主たるアトゥームと対等に話すのが不敬と考え、気に入らない。
彼は彼で、『ザカリーは自分も他人も型に嵌めすぎていますね』と呆れ気味。
そんな二人のあれこれに構わず、アトゥームがマイペースに二人と接する。
昔から、このバランスで生きている幼馴染だった。
(こうして考えると私達の人間関係って乙女ゲーの攻略キャラみたいですよね。王子枠がアトゥーム、王子の忠臣がザカリー。で、私が王子の友人面した軽薄だけど裏がある貴族的な。でもそうなると乙女ゲー主人公かライバルキャラがシャシーちゃんになるんですよね。……薄幸令嬢のシャシーちゃんならともかく議長がヒロインだと攻略キャラとして嫌ですねぇ)
『何か変なことを考えていないかしら?』
「いいえ、特には」
ヴォイニッチは友人達のことを考えて益体もない考えに脱線していたが、ポーカーフェイスでしらばっくれた。
「けど、予定が崩れているので気を付けてくださいね。ここで死なれたら困りますよ?」
未来が視えている割にここ数ヶ月はしくじりが多いので、ひょんなことで死なれそうな不安が出てきている。
『ええ。【天神】は私とファトゥムで対処するわ。恐らくは今日仕掛けてくる。何度も交戦して、頃合いでしょうしね。そちらの戦争とこちらの闘争。どちらが先に終結するかしらね』
「……なるほど」
だが、その返答でヴォイニッチは納得する。
ならば今日、【天神】は死ぬ。
(《創造神機構》。……【天神】に同情しますね)
正真正銘のチートによって無惨に死ぬのだ。
『兎に角、今回の機会を逃せない。優先すべきは【邪神】の生存のみ。これまでは王国に肩入れしていたけれど、王国も皇国ももはや【邪神】を殺す要因になりうる以上、それも終わり。戦争の勝敗がどちらに転ぼうが、どちらも滅ぼうが、【邪神】の生存に寄与しない。私達は【邪神】が残ればそれでいい』
「ええ。分かりました。成し遂げましょう」
友人とそのパートナーがあちらで仕事を済ませるならば、こちらの仕事は自分が担う。
かつて【犯罪王】となる男が為した最初の大犯罪と同じ、第三王女……【邪神】の誘拐を。
ただ……。
「決行は戦争の最終盤、決戦で戦力低下した頃合いでしょうかね。流石に<超級>や超級職が多く残っていると私も困りますし」
『そうね』
「それで、詳しいプランは?」
『ないわ』
「…………はい?」
常ならば考えられない議長の回答に、ヴォイニッチは思わず聞き返す。
『言ったでしょう。【天神】が最後の戦いを仕掛けてくる。そちらへの対応に労力を割くから、変動直後に至近の予知をする余力はないわ。余剰戦力はウィンターオーブに回してしまったし、そちらに残っている戦力は今回の目的を考えると使えないわ』
「ではどうしろと?」
『【邪神】生存に関わる全てをあなたの自己判断で実行しなさい』
「…………なるほど」
つまりは何もかもヴォイニッチ任せである。
流石のヴォイニッチも、『無茶振りでは?』と引いた。
『それと《飼の宣告》の機能は解放しておきなさい』
「……なぜ?」
ヴォイニッチはこれまで自らの最終スキルを密かに使ってきた。戦争中もだ。
ダメージ転嫁機能だけでも、皇国との戦いでは十分だった。
比べて不利益転嫁は強力だが、スキル情報がバレてしまえばヴォイニッチが近づくだけで他者に警戒されてしまう。
スパイとしては最悪の展開であるため、これまでスキルそのものを秘匿してきた。
スパイ生活は終わりを告げたが、だからと言ってスキルの詳細を自ら明かすべきかはヴォイニッチでも悩むレベルだ。
知られることは彼のパーソナルだが、余人が知らないことの強みも彼は理解している。
だが、それを明かせと議長は言う。
『歪んでしまったから直近の詳細は予知できないけれど、事前情報から起こりうることは分かるわ。王城にはあなたと同じタイミング……三日間の戦争によって減じた戦力が決戦によってさらにバラけた時を狙って王城に侵入する者達がいる』
「……まぁ、本来そういう輩から彼女を守るのが仕事でしたしね」
とはいえ、正にそうした役割を果たすべきだった講和会議の時期は参加できなかったが。
実際は<超級>であるため、『第六形態にトリガーを引かせる』という名分で<マスター>を攻撃していたクロノに襲われることはなかったものの、経営している会社都合での不在であった。
あのときはリアルで友人に『仕事しろ』と怒られたので、『仕事してたからいなかったんだよ』と返した。
ともあれ、今度は連れ出すことも含めて役目を果たすことになるだろう。
「……ん? 者達?」
ヴォイニッチは気づく。
まるで複数人いるような言い方だ、と。
『複数人、いえ、複数勢力が動くわ。具体的には……』
そうして、ヴォイニッチは議長から遭遇しうる者達の情報を聞き……。
「…………」
『そんな連中の対処を私一人でしろと?』という嘆きと共に、遠い目をした。
『ああ、勿論王城の防衛戦力もあなたの敵よ。眷属も管理者も、結界で【邪神】の状態が安定している城から連れ出そうとすれば敵に回るでしょうね』
「……ザカリーの分身とかこっちに回せません?」
『死んでるから無理よ』
「ですよね……」
『じゃあ、後は任せたわ』
そうして、通信は切れる。
『投げるだけ投げてこっちのアドリブ任せですかアノ悪魔』とヴォイニッチは笑顔の裏で激怒した。
「……♪~……」
ワンオペと暴露と超強敵。
自らの前にある難題の山に……ヴォイニッチは我知らず鼻歌を歌い始めていた。
そして先ほどの議長の言葉の意味を理解し、納得した。
何が起きるか分からないこんな状況、《飼の宣告》をフルで使わなければ詰むしかない。
(何百回も死にそうだから……王都のみんなに代わりに死んでもらおう)
王国で出会った人々の顔を思い出す。
変わり者も多いが気さくで優しい者も多かった。
『子供の命を守るためなら代わりにデスペナしてもきっと納得してくれるだろう』。
ナチュラルにそう考えて、ヴォイニッチは王国での最後の任務のために動き出した。
◇◆◇
□■<王都アルテア>
(予定通り、残機は大量に抱えた)
教会での前準備を終えた後、ヴォイニッチは王都の家々の屋根から屋根へと飛び移りながら城を目指していた。
狙うは第三王女テレジアの身柄。
確保のための薬品――現管理者による改変前の世界の素材と製法で作られた強力なマジックアイテム――も用意してある。
この薬品ならば今の【邪神】相手でも、かつてのゼクスのように一時的に意識を失わせて連れ去ることは可能だろう。
ただし、その前に立ちはだかるだろう存在が二つ。
当代の【邪神】が現時点で唯一作成した眷属。元【奇襲王】、モーター・コルタナ。
【邪神】の成長を抑制するために傍に在るもの。現管理者の一柱、管理AI八号ドーマウス。
ゼクスが誘拐したときとは異なり、この二体を突破しなければ第三王女誘拐は叶わない。
しかもそれ以外にも多くの勢力が入り乱れる。
その状況での目的達成は容易ではないため、その前準備として教会で事を起こした。
(本当にやることが多い。……いつものことですが)
彼はリアルであれば数万の社員に下知を下す立場である。
だが、友人と関わるとどうにもこうした小間使いが多くなる。
かつて秘密裏に非合法組織を支援して行った新世代AI誕生計画や中東の砂漠に落下したこの世ならざる生物の研究、そして人造兵士計画と……友人発案で色々と計画するときに金と人材を用意するのは彼だった。
(まぁ……そんな忙しさを少し楽しんでいるのも、いつものこと)
金も人間もいくらでも使える立場であるし、何より金と手駒より大事なことがある。
友人の計画は世界の常識から一つ二つ外れた……言わばジャンル違いの世界を楽しむ入り口なのだ。
直近の計画がまたまたどこぞの女傑に破壊された後、『王子じゃなくなったし、ちょっと気分転換してくるよ』と次の計画を練るまでの休暇でゲームをしていたのに、こうして新たな計画を見つけて引っ張ってくるような友人だ。面白いにも程がある。
ゆえにブラックすぎる今の状況には文句を言いたいが、計画に沿って働くこと自体は苦ではない。
リアルであれば肉体労働はもう一人の友人の役割だが、こちらでは彼も現場担当だ。それも含めて楽しんでいる。
(さて、そろそろ範囲内か)
ヴォイニッチは無数の一つ目天使……《視天使》を展開し、王城周辺の視覚情報を集める。
レベルアップツアーでも使用していた……彼のスキルで最も知られた力。
獲物を見つけることも、逆に自身を警戒する者をすり抜けることも、この数十数百の目ならば容易。
恐るべきは、それだけ多くの情報を処理する能力自体は彼の自前ということだろう。
全ての視界に浅く意識を通しながら必要な情報のみを集積して己の体を動かす。
同型の偵察能力の中でも扱いの難しい力を、ヴォイニッチは使いこなしている。
友人であるザカライアがリアルから軍隊武術の達人であるように、彼もまた秀でた者の一人。
(いつものことながら不思議ですね。この世界の実情からすれば、アバターの脳と私の脳は違うはず。だが、情報処理に齟齬はない。脳障害を負ったものが健常になっているパターンや、そもそもリアルに脳がない新世代AIの例もあるので、完全コピーでもないのでしょうが……)
そんなことを考えながらも、彼の脳は並列で情報処理を進めていく。
大量の視覚情報を脳内で処理し、必要な情報について解析し、テレジアの現在位置を探らんとして……。
(……あ、先を越された)
数百の視界の中で、自身に先んじて王城に侵入した者がいることを理解した。
彼以外に城へ侵入すると予言されていた勢力。
その内の二つが――既に城の内と外で動き出していた。
To be continued
(=ↀωↀ=)<前回前々回で鼻歌歌うほど不機嫌だった理由
(=ↀωↀ=)<普段は細かく指図してくる奴がこの大一番に
(=ↀωↀ=)<『山ほど敵いるけどソロで頑張ってね』と全部投げてきたから
〇ヴォイニッチ
(=ↀωↀ=)<ファトゥムやザカライアとはリア友兼スポンサー
(=ↀωↀ=)<これまでもやり方次第で世界征服できそうなあれこれを試行
(=ↀωↀ=)<「それメインに扱うとジャンル変わるんだよ」みたいな案件繰り返して
(=ↀωↀ=)<――成功する前に毎度毎度謎の女にぶっ潰されている
(=ↀωↀ=)<ただ、その女はデンドロには入ってこれないので今が一番上手くいってる
( ̄(エ) ̄)<その女はいったいどこの誰なんだクマ……(棒)
〇ルシファーとアザゼル
(=ↀωↀ=)<どっちも『弱者』を『身代わり』にする<超級エンブリオ>だけど
(=ↀωↀ=)<ルシファーは身代わりも含めて自分全てを主のための駒とする能力で
(=ↀωↀ=)<アザゼルは他人を代償に自分自身を生かし続ける能力なので
(=ↀωↀ=)<根本的に真逆ではある