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第一〇六話 今と未来と過去の決意

追記(21:50)

(=ↀωↀ=)<ヘルダインの部分で時系列ミスってたので修正

 ■夢


 カタ・ルーカン・エウアンジェリオン。

 『人はパンのみにて生くるにあらず』というキリストのよく知られた言葉が記された福音書の一つ、『ルカによる福音書』のギリシャ語名だ。

 彼が自身のアバターにこの名をつけた理由は、単に「ああ、そうだね」と納得と共に覚えていた単語だからだ。

 彼はそもそもパンを食べたことがない。

 食事というものを経験したことがない(・・・・・・・・・)

 生まれつき、食事に必要な器官がいくらか欠けていた。

 彼にとっての栄養補給とは、点滴をはじめとする生命維持装置に他ならない。

 その生まれを不幸と呪うべきか。

 そんな身体で生まれてもなお、命を繋げる家に生まれて幸運と喜ぶべきか。

 彼の両親は生まれつき不具だった愛する息子のために、最先端の医療を施した。

 それにより、彼は虚弱なれども命損なわれることなく成長した。

 『食事』という人間の……生物の営みの一つを知らぬままに。


 しかし彼自身にとっては食事の有無など気にすることではなかった。

 タバコや酒を知らない人間がそれを禁じられてもなんとも思わないように、彼にとっては食事そのものがそうだった。

 そんな彼が食事を知ることになったのは<Infinite Dendrogram>を勧められてから。

 アバターのメイキング後、落とされて無様に着地した後、突っ伏した大地の、土を口に含んだ。

 土の味。屈辱の表現の一つとして知られるそれはカタが初めて味わった味覚であり、美味いも不味いも知らない彼にとっては好奇心に満ちたものだった。

 そうして<Infinite Dendrogram>の世界に降り立った彼は、赤子のように様々なものを口に含んでいった。

 そんな彼だから、自分の<エンブリオ>が『根を齧る竜(ニーズヘッグ)』であったことも、融合した彼の身を一種の怪物にするその特性にも、何の疑問もなかった。

 むしろ、色々なものが食べられるようになる彼女の性質を『便利だなぁ』と受け入れた。


 そうして彼は一心同体の半身であるニーズヘッグと旅をした。

 色々な土地で、様々なものを食べて。

 食べて生きる間にレベルも上がって。

 誰も辿らぬ道を辿った結果、超級職の座にも就いて。

 書き方次第だが、その様子はマイペースな主人公の冒険譚でもあっただろう。

 けれど、そんな彼の日々に一つの決定的な変化が生じる日が訪れる。


 それは彼が未知の食事を求めて<厳冬山脈>に踏み込んだ日。

 彼が、食事以外の望みを抱いた日だ。


 ◆◆◆


 皇国において国を分ける内戦が始まるよりも前のある日。

 カタは、山間の大雪原にて仰向けに倒れていた。


「……寒いし体が動かない」

『当然よ。食糧が尽きてしまったのだから。食べなければ動けないのは常識だわ』


 カタの言葉に、彼の体内のニーズヘッグが呆れたように念話を返す。


「ちゃんと食べてるけど……雪と土」

『この地域、まるで何かに吸われているみたいに土地が痩せ細っているわね。吸収するリソースがなければ、私も【喰王】もどうしようもないわ』


 カタは身一つで世界を西へ東へ旅をしていた。

 どこに行こうとモンスター……最悪土を食えば飢えをしのげ、さらにはそれを苦にしないのがカタという<マスター>だ。素材やアイテムの類も食べてしまう。

 捕食範囲を拡大する<エンブリオ>と、捕食したもののリソースを有効活用できる超級職を併せ持つ彼だからできる荒業であり、日常だ。

 しかし、今回……この<厳冬山脈>に関してはそうもいかなかった。

 彼が喰うよりも先に、この地のリソースは吸われているのだ。

 <厳冬山脈>、それは彼以上の捕食者……“星喰い”が支配する魔境である。


「そっか。これがひもじいって感覚か。嫌だなぁ……」


 そもそも胃袋が欠けているリアルでは、味わったこともない感覚だった。

 栄養失調も、そうならないように万全の体制で生活させられていたのが彼である。


『これに懲りたら次からは大量に食料を持ち歩くことね』

「お金ないからなぁ……」

『ギルドでクエストを受ければお金も貯まるでしょ。普通は仕事をしてご飯を食べるらしいわよ』

「そっか。……今はどうすればいい?」


 体の活力は枯渇し、極寒環境もあって手足を動かすことも難しい。

 今はモンスターも見当たらないが……会敵したら彼の方が喰われるだろう。


『どうしようもないからログアウトしてセーブした街に戻れば?』

「飢えと寒さで拘束系の状態異常ついててダメっぽい。そもそも、このエリアはそういうのに制限掛かってるみたいで……」

『じゃあ死ねば?』

「……気軽に言ってくれるなぁ……」


 <マスター>に対して中々にドライな<エンブリオ>である。

 もっとも、カタの方もそれにショックを受けるような性格でもないが。

 『でも実際そうするしかないかな』とカタも自分の生存を諦めかける。


 そんな折、ザクザクと積雪を踏みしめる足音が聞こえた。


「大丈夫ですか!?」

「うん……?」


 彼は雪原に仰向けのまま、凍りかけの首を声の方へと動かす。

 そこには防寒着に身を包んだ、彼のアバターよりも少し年下に見える少女が立っていた。

 その少女に、カタは目を奪われた。

 少女を見ていると、どこか頭がぼんやりしてくる。

 それは、カタにとって初めての感覚だった。


「何でこんなところに、遭難ですか!?」

「あ、うん。お腹減って動けないのかな……」


 慌てた様子の彼女に、カタはぼんやりしたまま答えた。


「低体温症と栄養失調……これ飲んでください!」


 彼女が保温仕様の水筒を取り出してカタの口に押し当てると、甘く、暖かな飲み物が彼の喉に嚥下されていく。


「…………」


 カタは土でもモンスターでも、何なら人間でも食える人型の怪物だ。

 味については、美味いも不味いもない。

 けれど、目の前の少女が自分に与えたこの飲み物は……『おいしいなぁ』と思っていた。

 それは初めての飢餓を経験した後だったからなのか。

 あるいは、この少女が与えてくれたからなのか。

 空腹か、あるいはとある感情。

 どちらも『最高のスパイス』と呼ばれているものであろう。


「……ふぅ。大分持ち直した」

「良かった……」


 カタがそう言うと、少女は安堵したようにそう述べた。


「助けてくれてありがとう。俺はカタ。カタ・ルーカン・エウアンジェリオン」

「私はウル、ウルファリアです」


 少女……ウルはそう言って笑う。


「ごちそうさま。じゃあ、俺はこれから下山するから……」

「え!? だ、駄目ですよ! まだこんなに冷たいじゃないですか!」


 ウルは手袋を外し、氷のようなカタの手を握りながら心配する。


「近くに私の村があるんです! そこで温まってください! ご飯もありますから!」

「…………」


 彼女の言葉に、リアルにはない胃袋が鳴ったような気がした。

 そうしてカタは、彼女に導かれるままについていくのだった。


 ◆


 この出会いはきっかけだった。

 カタという人間が二度(・・)変わるきっかけであり……災厄の始まり。

 だからカタはこの出会いを思い出す度に、夢を見る度に、後悔する。



 ――彼女に出会う前に死んで(デスペナルティして)おけばよかった、と。


 ――最初から……知らなければ(・・・・・・)よかった。



 ◆◆◆


 ■王国北東部・某所


 二つの国、そして世界の運命を左右するだろう戦争……<トライ・フラッグス>は決着の三日目に至った。

 正確には、開戦時刻が午前三時であったために終了のリミットは明日だが、そうはならないと生き残った者達は考える。

 今日この日の内に二つの国に纏わる決着はつくのだ、と。

 それは、此処に集う三人も同じだった。

 カルチェラタンの警戒範囲の外、山中に掘られた洞窟の中。

 夜明け前の洞窟で、地面に置かれたランタンを囲んで三人の男が集まっている。


「…………」


 灯りを前に、静かに目を閉じている男。

 皇国近距離最強の準<超級>、【喰王】カタ・ルーカン・エウアンジェリオン。


「…………」


 張り詰めた表情のまま、アイテムボックスの中身を整理している軍服の男。

 皇国遠距離最強の準<超級>、【魔砲王】ヘルダイン・ロックザッパー。


「…………」


 岩の上で何者かとの戦いをイメージして瞑想する隻腕の男。

 犠牲の果てに【獣王】に比肩する(ステータス)を手に入れた猛者、【硬拳士】イライジャ。


 二日間の激闘を経て、皇国に僅かに残った準<超級>。

 三人共が一言も漏らすことなく、座っている。

 夜の洞窟であること以上に、空気は重く暗い。

 現在、皇国の情勢は不利だ。<超級>が既に三人――<砦>の防衛についていたローガンのエイリアスも含む――が落ち、準<超級>も数えるほどしか残っていない。

 最強の【獣王】とフランクリンこそ残っているが、あちら側はアルベルト一人しか<超級>が落ちていないことを考えれば随分と分が悪くなったと言えるだろう。

 その状況で……彼らはたった三名で王国の<砦>を落としにかかる。

 また、他の戦いを左右する最重要人物、扶桑月夜の首も彼らのターゲットだ。

 数多の戦力が待ち構える<砦>と、王国最大勢力(クラン)を治める<超級>。

 紛れもなくカルチェラタンは死地であり、彼らは決死隊だ。


「…………」


 彼らが夜闇に乗じて奇襲を仕掛けることはない。

 扶桑月夜の必殺スキルが夜間限定であるという確度の高い情報があり、何より夜は彼女の腹心である月影永仕郎の独擅場だ。メリットを遥かに上回るリスクがある。

 ゆえに、彼らは王国勢に見つからない洞窟の中で、夜が明けるのを待っている。

 自分達の、そして二つの国の運命が決まる日の朝を待つ。


「…………」


 充実した敵戦力、防備の整った先々期文明の<遺跡>、そして<超級>と超級武具。

 彼らならば勝算はあるが、それも薄い。

 自然、洞窟内の空気は張り詰めていた。


「辛気臭いわね」


 しかしやがて、空気に耐えかねたようにそんな声が漏れた。

 しかしその声は三人の男のいずれでもなく……女の物。


「土の下よりも、陰気に感じるわ」


 声の主は――カタの背中から生えていた(・・・・・)


「話せたのか、ニーズヘッグ」

「普段はカタ以外と喋る必要がないし、カタとは念話で済む。食事以外で口を動かすのも手間だもの。でも、今は別」


 女――ニーズヘッグは口元を隠したまま、ヘルダインと話す。

 ヘルダインもイライジャも、彼女が話しているのを見るのは初めてだった。


「三人揃って大勝負を前にこれじゃあね。……勝てるものも勝てなくなるわよ?」

「何が言いたい?」

「既に気持ちが後ろ向いてるのよ。戦争前に負けて部下を失ったリーダーと、仲間に後を託された大勝負で右腕を取られて逃げた英雄」


 イライジャの問いに、ニーズヘッグは溜息を吐いてそう答えた。


「……否定はしない。しかし、さっきの物言いではカタも含んでいるように聞こえるが?」

「それはそうでしょ。一番の後ろ向きはカタだもの」


 ニーズヘッグはカタの頭に手を置き、髪をクシャリとかき混ぜる。

 カタの反応はない。まるで深い眠りについているかのようだ。


「王国のランカーに負けたからか?」

「いいえ? むしろ、それはちょっと前進なのよ。気が紛れたというか、新しい興味も湧いたようだし。でも、その後にあんたに誘われて思い出しちゃった(・・・・・・・・)から、段々ネガティブになって今はこんな調子」

「?」

「こいつは王国の決闘ランカーにやられる前から(・・・)負けてるし、折れてるの。そして今に至るまで拗ねてるのよ。それを『マイペース』だの『呑気』だの『やる気がない』だの、そんな風に見える上っ面で誤魔化してる。普段のあれこれもほとんど自棄食いじゃない?」

「…………」


 自らの<エンブリオ>に暴言を吐かれても、カタが目を開けることはない。


「……はぁ。でもアンタ達も同じよ。勝っても負けても昨日までと違う明日になる今日なのだから、吐き出すことがあるなら自分の中に貯め込まずに言っちゃいなさいな。作戦の打ち合わせでも、心情の吐露でもね」


 その言葉を、男達は黙して聞いていた。

 まさかそのように諭されるとは思わなかったからだ。


「…………」


 ヘルダインは自身の紋章に視線を落とすが、そこにいる自身のパートナー……ニーズヘッグと同じくメイデンであるフェンリルからの言葉はない。

 あるいは、彼女もまたニーズヘッグと近い危惧を抱いていたのかもしれない。

 そして、少しの間を置いて……まずはイライジャが口を開いた。


「俺は……戦うためにここにいる。仲間達から託された力で、今度こそやり遂げる。誰が相手でも」


 そう語る彼の双眸は今この場にはいない誰かを見据えているようであり、左手首には……昨日の<砦>での戦いでは装備していなかった奇妙な腕輪――事故のような経緯で手に入れた彼の特典武具が嵌められていた。

 イライジャは『今度こそ勝利し、目的を達成する』と決意し、最強に届く拳を握る。

 今日、勝つことを誓って。


 それから、イライジャに続くようにヘルダインも言葉を吐く。


「私は、皇国と、世界(・・)人々(ティアン)を護るためだ」

「世界?」

「ああ。この戦いの勝利こそが皇国の、そしてこの世界に住む人々の未来を大きく左右すると知っている。だからこそ、何を相手にしようとも退く気はない」

「大きく出たわね。皇王から何を聞かされたのかしら」

「……今はまだ、お前達にも言えないことだ」


 ヘルダインは軍帽で目元を隠し、ニーズヘッグの追及を躱す。

 彼は、王国に巣食う【邪神】についての情報もいくらか聞かされている。

 ヘルダインがメイデンの<マスター>であり、皇国の民を護るために戦い続けてきた世界派であるがゆえに、話した方がいいと判断されてのことだ。

 この世界が『ゲーム』ではなく『世界』だと考えているからこそ、『世界』とそこに住む人々が滅びる事態を看過しないと考えた。

 また、かつて直談判の際に、皇王自身が抱えたとあるリスク(・・・・・・)についても話していたがゆえに、ヘルダインは皇王を信じてこの戦争に臨んでいる。

 しかし彼が聞かされた一つの事実は……共に決戦へと臨む二人の仲間にも言えないことだった。


「いずれにしろ、この戦いで私は退かない。やり遂げるために死力を尽くす。それだけだ」


 自らの口で再び発した言葉は、彼にこの任務へと赴く決意を再認識させた。

 そう。彼は退かない。

 未来に『後がない』と知っているために。


「二人ともさっきより良い顔ね。それじゃカタ」

「…………俺も?」


 二人の決意表明の後、ニーズヘッグの呼びかけにカタが瞼を開く。

 いつから起きていたのか、それとも眠ってはいなかったのか。

 自然、イライジャとヘルダインの視線は彼に向いていた。


「……俺は特にないよ。もう降りるつもりだったけど、ヘルダインが誘ったから来た」


 素っ気のない、やる気のなさそうな返答だ。

 それは常のカタを考えれば違和感はない。多くの者はそう捉える。

 だが、この場にいるイライジャ達は違う。

 先ほどニーズヘッグから奇妙な話を聞かされたばかりであるし、この数日で死闘を繰り広げて研ぎ澄まされた彼らの神経が少しの違和感を訴えた。

 常にはない揺らぎのようなものが、カタにはある。


「それだけか?」


 ゆえに、問いかける。

 詰問ではなく、その違和感の答えを求めて。


「……強いて言えば、終わる前に借り(・・)を返すためかな」


 その言葉に、イライジャは納得する

 カタも一日目に王国のランカーに敗れたとは聞いている。その敗北の借りを戦争中に返そうとしているのだろうと彼は考えた。


「…………」


 しかしカタ自身をイライジャよりもう少しだけ知っているヘルダインは疑問を深めた。

 『カタは戦いの勝敗にそこまで拘る男だったか?』、『先ほどの負けて折れたという話……一体何に対してだ?』、と。

 彼には『借り』という言葉に違う意味があるように思えてならなかった。

 それに……。


 ――正しいと思って行動しても誤りだったり、望まない結果を呼んだりも……するだろう?

 ――正しいものがいつまでも正しいとは限らない。


 ヘルダインがカタをこの戦いに誘った際の、彼の言葉を思い出す。

 あれは皇王を否定し揶揄する言葉のようだったが、あるいはその対象は皇王ではなく……。


「安心しなよ。俺も、ちゃんとやる」


 ヘルダインの思考を遮るように、カタは言葉を続ける。


「乗り気じゃない。けど……戦うときはちゃんと全力を出して、全部(・・)使う」


 そう述べる彼は普段と変わらないように見える表情で、しかし普段は見せない内なる揺らぎを伴なっている。

 一日目とは違う。<LotJ>としての活動とも違う。彼らしいと思われている(・・・・・・)彼とも違う。

 昨日、ヘルダインの口から『餓竜事件』の名が出た瞬間から、過去が彼を追いかけてきている。

 だからこそ、過去を再認識したからこそ、彼の全てを使わなければならないだけの『借り(負い目)』が自分にはあると、カタはもう理解している。

 先刻まで見ていた『夢』が、彼の心そのものが訴えてきた過去が、その証左だろう。

 だからこそ、彼はもう決意している。



 ――使いたくなかった物(・・・・・・・・・)も、なりたくなかった姿(・・・・・・・・・)も、全て使おう、と。



 ◆


 かくして暗い洞窟の中、一つの灯りを前に三人の男の決意表明は済んだ。

 いずれも北欧神話をモチーフとした<エンブリオ>を宿す三人の男。

 今と、未来と、過去と。

 決意の源泉は違えど、三人は明朝、沈んだ月を討ちに掛かる。

 各々、死力の限りを尽くして、扶桑月夜の首を獲り、<砦>を陥落(おと)す。


 その行いが世界の終わり(ラグナロク)を左右するか否かは、未だ解らず。


 To be continued

○イライジャ


(=ↀωↀ=)<最終日の戦いに全てをぶつける決意の決闘ランカー


(=ↀωↀ=)<未来でも過去でもなく、今の思いと力をぶつけにいく



○ヘルダイン


(=ↀωↀ=)<皇王から色んな話を聞かされてしまった男


(=ↀωↀ=)<まぁ皇国世界派のまとめ役かつ直談判(殴り込み)してくる行動力の化身なので


(=ↀωↀ=)<「嘘つかずに話した方がいい」と判断された模様



○カタ


(=ↀωↀ=)<何があったか、何をしてしまったかは追々


(=ↀωↀ=)<ちなみに最後の台詞についてですが


(=ↀωↀ=)<一日目は『心理的障害で使わない力を除けば』全力でやってました

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