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龍人武闘大会に参加する3

( ・´ω・`)予選より本選が書きたいでござる


Aグループの予選が終わりBグループがステージに上がる。


「さてAグループ予選終了しましたぁ!!そして次はぁっBグループ予選だぁ!」


観客から大きな歓声が上がり一段と盛り上がり熱気を帯びていく。


「Bグループの予選も草原で行います!」


司会の言葉でステージが光だしそして再び草原が現れる。


「さて、観客の皆様がお待ちのようなので開始したいと思います!では開始!!」


予選が開始される、アルシャの元にも何人かの戦士が駆け寄ってくる。


「君達はどれほど強いのかな?」


独り言のように呟いたその言葉を1人の戦士の男が聞き取り応える。


「私はアソード・アラバンス!A級冒険者だぁ!」


アソードは自身の身長ほどの両手剣、ツヴァイハンダーをアルシャに振り下ろすそれは必殺の1撃だった、初撃にして最高の1撃、その光景に大半のものがアルシェが斬られる事を連想する。


「ほぅ、中々の速度だが、まだまだだね」


ガィィイン!っと金属がぶつかり合う音がする、そして振り下ろされたツヴァイハンダーは刃先を地面に突き立てるアソードがアルシャを見ると、彼女は白銀のレイピアを構えていた。


「な・・・なにッ!私の初撃をレイピアで弾いただとっ!」


「さぁ、君は耐えられるかな?」


アルシャは薄く笑うその笑みは見るものを虜にするほど美しかった。


「チャージ!ピアシングブースト!エアロブースト!」


アルシャは魔法とスキルを使い自身を強化する、チャージは肉体的な力を強化するスキルでピアシングブーストは武器の貫通力を強化する魔法、そしてエアロブーストは風の加護と速度を強化する魔法だった。


「君に耐えられそうな強化にしたから耐えてみな!」


そう言ってアルシャは地を蹴る、アソードは危機を察知しツヴァイハンダーでガードをする。

キィィン!と風を切り裂く音をさせレイピアがギギギといやな音をさせて、ツヴァイハンダーに突き刺さりそして貫いた。


「いったいそのレイピアはなんなんだ!」


アソードは自身の常識とかけ離れた結果に混乱する。

本来、刺突に特化し極限まで細く作られているレイピアが分厚く叩ききるために作られた両手剣にぶつかると細く作られているレイピアが折れてしまうだが、アルシャのレイピアはいとも容易くツヴァイハンダーを貫通した。


「この程度も防げないとはね興ざめだよ」


そう言ってアルシャはレイピアに一層力をこめる、ツヴァイハンダーがレイピアの突き刺さった場所から罅がはいりそして砕け散ってしまったそれと同時にレイピアの先端から風弾が発射されアソードを吹き飛ばした。


「はぁ、速くニールと戦いたいこんな予選どうでもいい」


そう言ってアルシャは瞼を閉じ魔力を高めていく、その魔力に気づき多数の参加者が駆け寄りアルシェを攻撃しようとする。


「さぁ、蹂躙せよ風竜シルフィード!」


アルシャのはるか上空からエメラルド色の鱗を持つ竜シルフィードが滑空し降り立つ。

そしてシルフィードは幾つもの竜巻をおこし風のブレスを吐き蹂躙していった。


「なんという事でしょう!アルシェさんが竜を召喚してしまいましたぁ!!」


闘技場の観客達は唖然としていた。

そして草原に立っていたのは5名だけだった。


「おぉっと!Bグループの予選も終ったみたいです!!アルシャさん無双だった気もしますが勝ち残った5名に盛大な歓声を!!」


観客席から歓声が巻き起こる、そしてBグループの面々も闘技場にもどってきた。

いよいよ武闘大会本選が開始されるのだった。

( ・´ω・`)スキルや魔法がどんどんでてくるかもですね( ・´ω・`)

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