前へ次へ
2/34

一話【俺の普通の日常】

出来ればこの作品をよろしくおねがいします


変な表現があったらコメントを入れてくれ


ると嬉しいです

俺がベッドに眠っていると


俺の布団がやけに重い…鉛のような重さが俺の体を伝うようだ。


金縛りだろうか?


俺が目を開けた瞬間それが違う事に気付く…


俺の……妹だった。


「お兄ちゃん…お目覚めのキスしてぇ♪」


そういうことは好きな人とやるものだぞ…夕菜


「拒否、無理、やめてください」


夕菜が二つの桃色の唇を俺の口元へと近づけてくる。


「お兄ちゃんに拒否権などありません」


や・やめてくれ! 朝だから力が出ないんだ…


「やめろ! 夕菜!」


ここで俺の姉貴…百合華が来てくれた。


「こういうのはな…キス以上のものもやらなくちゃいけないんだ…」 


百合華…妹にそんな事教えるな!夕菜も真似するだろうが!


「わかったお姉ちゃん! じゃぁお兄ちゃんいくよ~♪」


おい! ちょっと待て! 待ってくれえええええええええええええ!



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □



「あぁ疲れた…」


俺は家でかなり体力を消耗した


なぜ…消耗したかって?ご想像にお任せしよう…


俺はため息をつきながら、


やっとの事で教室に到着した…


やっぱり夏休みのなごりが残ってるのかな?


今日は九月十四日、だんだん新しいクラスにも慣れてきた。


俺も普通に生活を遅れている…わけでもないのだが。


教室の時計を見てみると…普通に間に合ってるな…


早速俺の机に向かおうとするのだが…あいつがいる。


「来たわね! 劉峰大和! 今日こそ私と付き合いなさい!」


いつもの上から目線の態度…やれやれ…ここは適当にあしらっておくか…


「いや…俺はあなたと付き合うつもり全くないですから…」


勘弁してください…クラスからの視線が超痛いんですけど…


俺の事はほっといて、違う人を好きになることをおすすめします。


俺は君の事を好きになる予定などないので、


違う人をすきになった方が賢明だと思われますよ。


なんか敬語になってるし…


「あのぉ…ここはあなたのクラスではないでしょ…自分のクラスに帰ってください


ていうか…帰れ…」


そして永久に俺の目の前から存在を表さないでください


俺の1ヶ月に1度のお願いです。


「この私に帰れと…理事長の娘に向かってそんな口聞いていいのかしら?」


胸を張って誇らしげに笑っている。胸を張るような胸もないのだが…


じゃなかった。めんどくさいなぁ…俺が何も出来ずたちすくしていると、


俺に救世主が来てくれた。


「最上加奈! 早く自分のクラスに帰りなさい!」


そこで俺の救世主----赤羽美玖が来てくれた。


「なによ! 大和のただの幼馴染でしょ?…それとも別の理由があるのかしら…


美玖さん?」


「べ・べつに大和が好きだから、あなたと大和が話してるのに嫉妬してるわけじゃなくて…」


「全部口に出ちゃってるわよ~美玖ちゃん」


「え!? だから…もう! あなたは自分のクラスに帰りなさい!」


あのぉ堂々と俺の名前を出して喧嘩しないでくれます?


俺への視線がレーザーのように飛んでくるんですけど!


これで何度目だよ…3度目か?


ここは俺が割って入るか…


「美玖、加奈、そんな喧嘩しないで…」


「「大和は黙ってて!」」


こりゃぁ駄目だ…助けてぇ


誰か…俺を助けてください…


しかし肝心のクラスメイトの男子共は


「あいつのどこがいいんだよ?」

「あの野郎ばっかもてやがって」

「集団暴行しようぜ」


1番最後の人…物凄く怖かったんですが!?


そこへ教室に先生が入ってきてくれた。


「おーい、HR始めるぞー」


ナイス先生!俺の愛の手を差し伸べてくれ


のは先生だったのですね!


俺は先生に感謝状を送りたい位の気分になった。


…まぁそこまででもないのだが。


「最上! お前別のクラスだろう! さっさと戻りなさい!」


「はい♪ わかりましたわ★ 先生♪」


あの野郎…先生の前では猫かぶりやがって…


そして最上は去っていった。


俺に平和な朝はやってこないのだろうか?



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■



HRも終わり休み時間になった俺はやる事も無く


椅子に座ってぼーとしていると、


「大和! お前もてもてだなぁ…羨ましい!」


「そうだな…なんでお前ばっかりもてるんだ?」


俺の友達の祐二とが俺に賞賛の言葉を言ってくる


そんないいことなのか? 家に帰ってきたら…妹と姉貴地獄


学校に来たら…言うまでもないだろう


さっきの出来事だ。


「そんないいものでもないよ…ただ疲れるだけ…」


「もてる奴は皆そういうんだよ…大和…」


祐二…出来ればお前の生活になりたいよ


一回俺と立場が逆になれば俺の


気持ちも理解できるだろう。


祐二には普通の彼女がいる。


彼女もいるのにそんな事いって


いいのか…祐二…


俺はため息半分で席に座っていると、


次の授業の先生が来て、授業が始まった。



□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □



今日も疲れたな…


今は学校の帰り道で一人でとぼとぼ歩いている。


なぜ一人かって?


理由は単純…疲れたから…


朝での出来事の後も


掃除、昼休み、弁当の時間


なども加奈と美玖に時間を奪われたからだ…


ヤンデレのほうが加奈で、ツンデレ的な方が美玖ね。


まだ説明してなかったから簡潔に説明しておこう。


俺に私と付き合いなさいといったやつは、


最上加奈、理事長の娘で超お金持ち


すごく可愛いのと男子共は言うのだが…


俺には自主中心的な奴にしかイメージないけど…


で、加奈に突っかかってきたのは、赤羽美玖。


俺の幼馴染で、容姿端麗、成績優秀の


俺とは正反対でとても美人なんだ!


…重要な事なので二回いったからね…


加奈と美玖は俺の普通の友達だ。


でも見る限り加奈の方は普通じゃないけど…


と、そんなわけで俺は公園に到着した。


なんで公園にいるかって?


だって帰ったら姉と妹いるから…帰りたくない。


俺は部活に入ってる訳でもないので、


公園で読書して暗くなったら帰る。


そんな毎日を過ごしている。


さて今日図書室で借りてきた本でも読もう!


□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


「起きてください! あのぉこんな所で寝ていたら駄目ですよ!」


目を開けたら、そこには女の子がいた。


----それが俺と彼女----美佐との出会いだった----









前書きと同じように


表現がおかしいところがあれば


コメントいれてくれると嬉しいです

前へ次へ目次