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十七話【風雲…そして雷】
俺の目の前に広がる光景は目には悪い光景だった。
近くで倒れている女性…
そして沢山の赤い液体がびっしりと俺の目の前に広がる。
その正体が…血だったのだから。
俺が分かった事は三つ
一つ目…ここには敵がいる。
二つ目…進行係は敵でこの会場に来ている客を銃でうった。
という事だけ俺の頭の中に入ってきたのだった。
そして…顔に黒いのをつけている
三人の男…いや男じゃない可能性もある。
進行役…いや今は敵か…そいつも合わせて、四人いる。
その中の一人が大声で言った。
「オイ! ゼンインオクジョウヘイドウシロ!」
背が一番大きい男がそう言った。
「ケイタイデンワハスベテカイシュウサセテモラウ」
そう言うと全員から回収した。
その中の一人の進行役だった敵が俺の目の前にやってきた。
「ふっ残念だったな…これが歓迎会場じゃなく地獄の会場だ。
高校生なのにお前も今日が命日なんて残念だったな…」
「ふざけないで!」
加奈は大きな声でそう言った。
「あぁ理事長の娘さんは元気ですねー」
そいつはふざけたようにそう言った。
「あんた達…まさかお父さんも!?」
「あぁあいつの事かあいつは金の為に人質にとっておいた」
こいつ…人間じゃないな…
俺は普通にこう思った。
それと同時に----俺には殺意もこみ上げてきた。
「あぁ人質と言えば」
「何だよ!」
俺は会場に響き渡るよう轟音でそう言った。
「お前等の友達も人質にとってあるから♪」
そいつがそういう時俺の怒りは頂点に達した。
俺はそいつめがけて殴りかかろうとした。
「いいのかなー♪ 殴って? 君の友達殺しちゃうよー♪」
そいつが誰の事を言っているか分かった。
そいつが言っている人質と言うのは…
美玖達の事だろう。
人質にとられた美玖!
さぁどうなる十八話!
※ちなみにサブタイトルは完全に
ネタ切れです。
次回を期待していてください。