014
勉強はマネージャーさんが教えてくれることに
なった。
私のマネージャーさんは頭が良いらしい。
仕事も優秀そうだもんなぁ…と帰って宿題をしながら
ふと思った優であった。
・・・・・
優は今何をやっているかとゆうと事務所でマネージャーさんに勉強を見てもらっている。
優「ここが分からないんです…
この数式が…」
康平「あぁ、これはね…
ここを…こうして…」
優「解けた!」………と、まぁこんな感じで
空いてる日、空いてる時間に勉強を教えてもらっているわけなんだけど、、、
マネージャーさんのおかげで学校の授業にもついていけるようになり、テストも今のところ良い感じである。だがしかし、優はまた新たな問題に直面していた。それは今までにない感情が芽生え始めているとゆうこと。その相手が誰なのか、果たしてその感情が何なのか優自身分かってはいる。分かってはいるはずなのに気付かないふりをする。気付かないふりをすることで自分を守っていた。
家族よりもずっと一緒にずっと近くにいる
マネージャーの存在。
ただのマネージャーだ…
年齢だって離れすぎてる…
好きになるなんておかしい…おかしいのに…
何でこんなに心臓の音がうるさいの?…
私は、自分にこんなに優しくしてくれるマネージャーに惹かれていた。
仕事として、ただのマネージャーとして向こうは
接している。そんなの分かりきっているはずなのに
だとしても、例えそうだとしても、私には
何十倍、何百倍と嬉しかった…
いつからだろう…意識し始めたのは…
勉強を教えてもらってるうちに?…
いや、今考えてみるとその前からだった気がする…
君のファンだとそう言ってくれたあの時から…
それが後づけでも何でもいい。
マネージャーさんのことが私は好きなんだ…
でも私はそれを伝えることができない。
伝える勇気すらない。
今の関係が崩れるのが怖いから。
だったら歌手とそれを仕事として支える
マネージャーとしての関係のままの方がいい。
その方がいい…