ここまでの登場人物まとめ3
●マリアンヌ・ピースラウンド
破壊力/S+
スピード/E(体内宇宙活性状態時SS)
射程距離/SS
持続力/C+
精密動作性/SSS
成長性/EX
悪役令嬢としての才能を全て捨てた代わりに主人公として必要な素質全てを持ち合わせた悪役令嬢志望の女。
現在はツッパリフォームの出力底上げと、通常詠唱との並行化に邁進中。
流星を足場とした三次元戦闘にも対応し始め、いよいよ開発者が台パンしまくっている。
違和感なく常時行使できるのは10%程度。臨戦態勢となると15%に引き上げる。
瞬間出力最高値は30%を記録し、これは防御魔法や障害物さえなければ市街地の一区画をまるごと蒸発させる威力を持つ。
とはいえ広範囲撃滅なら通常の十三節で事足りるので、一対一におけるフィニッシュブローとしての側面が強い。
童貞のまま死んだので童貞をからかうのがめちゃくちゃ楽しい。
ただマジの恋愛事に関しては経験がなさ過ぎて真剣に考える能力自体が欠如している。現状のままだとどれほど修羅場になってもヘラヘラしている。
前世ではなんだかんだドンキとかで酒を買いだめしていたタイプ。貴族令嬢に必要な教養はあんまりない。
僕ヤバは読んでいなかった。ブレイクブレイドの続きは読みたいと思っている。
●ユイ・タガハラ
気づいたら二重祝福を前提にできる程度には進化していた。
爆速で成長中。一度見た強者に関して脳内シミュレーションを24時間回し続け対抗策を編みだしている。
ユートと渡り合えるのもその対抗策のたまもの。当然ながら、彼女にとって最大の仮想敵は、最も敬愛するあの令嬢である。
なんだかんだで根底は戦闘マシーン。
効率的に相手の身体を破壊する手法を取るため、祝福による底上げで上位存在と同じ土俵に立ってしまえばほとんどの敵が相手にならないザ・恋愛ゲー主人公のスペックを持つ。
なので恋愛でも効率的な策をとりがち。
そもそも加護とは何なのかについては実は不明。
本人も気にしており、暇を見つけては教会の禁書指定の研究書などを読みあさっている。
●ロイ・ミリオンアーク
基本スペックが高水準でまとまっているため、思ってるほどはマリアンヌに引き離されているわけではない。
本人は上位存在への対抗手段を有していないのを気にしている。普通はそんなもの持ってない。
ただし、最近雷撃魔法の様子が……?
使用術技
単純な威力向上斬撃。刀身の接触時に、溜め込んだ雷撃をゼロ距離で炸裂させる必殺技巧。
最もシンプルな工程を踏むためか、最も高い破壊力を発揮する。全力ならば複数の魔法使いによる多重魔法防護を貫通して相手を殺傷することすら可能。
相手の体内に雷撃を伝達させ、脳から発せられる電気信号をジャミングする補助魔法。
●ジークフリート
ルシファー相手に禁呪なしで普通に数秒稼いだ挙げ句無傷で帰還するという激ヤバプレイをかました異常者。
ただしそれ以来身体の不調を感じている。
原因は聖女から授かった加護の機能不全。正確に言えば、別種の加護にアクセスしつつあり、そちらと教会式の加護が噛み合わず機能不全を起こしている。
●リンディ・ハートセチュア
実家がアンブレラ社の女。
死亡フラグは健在。
面倒見の良さから、マリアンヌ一派においてはすっかり潤滑油の働きをしている。
補助魔法に長けているものの、通常の魔法についても高い技術を持つ。
ただしインフレバトルについていくためには何かしらの進歩が必要。
ハートセチュア家が開発した対魔法使い専用装備、通称『フェンリル』の根幹設計を担当した才女。
ただしマリアンヌ相手に現在以上に対抗心を燃やしていた時期の遺作であり、本人にとっては黒歴史に近い。
初登場時の印象こそ強いが悪役令嬢ではない。
●ユートミラ・レヴ・ハインツァラトス
マリアンヌとの共闘を経て禁呪『
どこかの流星使いとは違い、禁呪の本質にいち早く気づき、正統な進化道を直進している希有なキャラ。
れっきとした頭脳派であり、工夫に余念がない。ただしマリアンヌのような奇天烈な発想というよりは、王道の、相手の長所を封殺して自分の得意分野を押しつけるまっとうな頭脳プレーを好む。
誰にも言わず、極秘に大賢者セーヴァリスについて探っている。
かの大賢者がいかにして禁呪を編み出したのかを調べる内に、協力者がいたのではないかという説にたどり着き……?
使用術技
溶岩によって構築された巨大なゴーレムを自在に操る技。
マリアンヌに対する御披露目では肩に乗っていたが、遠隔操作可能。ゴーレムを突撃させつつ地形をマグマで満たすことで相手を撤退させるのが最強コンボだろうとユートは推測している。
ただしその場合、セーヴァリスは明らかに相手を早期撤退に追い込むのを目的としており、『灼焔』が比較的後期に開発された証拠とも取れる。
●アキト・レーベルバイト
サブクエを放置したまま一定チャプターに進むと、レーベルバイト家当主の死亡イベントを回避できず、王国の工業面に大きなマイナス補正がかかる。意外と大事なサブクエのため多くの走者が短縮方法を模索した結果、彼が馬車ではねられ『俺は間違ってたよ…』と突然更正する光景が頻繁に見られるようになった。強い衝撃を与えると頭が治ることから『ブラウン管テレビ』と呼ばれることもある。
ちなみにサブクエ未回収のままレーベルバイト家当主が死亡し、一定時間をおいて没落したレーベルバイト家を訪れると、義理の母ジェシーと肉体関係を持ってしまいズブズブに共依存している地獄のような光景が見られる。
●ジェシー・レーベルバイト
同人誌が数十冊出てる。
ふしだらな母と笑いなさい……
●ルーガー・ミストルティン
商業的に成功しているミストルティン家の嫡男。
一切の魔力に適合できない落第者であり、その明らかな主人公設定とは裏腹に、本編・サブクエにおいてほとんど姿を現わさない謎多きキャラとして知られていた。
その実態は魔力を用いない格闘術のみで数多くの強豪魔法使いを打倒してきた、異端児にして麒麟児、通称『魔法使い殺し』。
こと格闘術においては一切の追随を許さない、文句なしの最強キャラ。
OSTのライナーノーツに過去の一端が明かされている。
ルーガーは魔力適合を持たなかったものの、両親の『ならば別の道を極めればいい』という意見から武術道場に入門し、才能を開花させた。同期として入ったライバルや可憐な少女と共に、日々切磋琢磨していた。
しかしルーガーに嫉妬したライバルが、暗殺者としての効率のみを求めた外法に手を出し、師範により破門される。その後彼は暗殺者として暗がりに落ち、ついには武術道場の師範や弟子たちを皆殺しにしてしまう。
唯一人生き残ったルーガーは復讐のために死に物狂いで鍛錬を積み、ライバルを殺害する形で引導を渡した。
その事件以降、無気力さの目立った性格となっている。嫡男として多くの投資や経営プロジェクトに参加し成功を収めているものの、両親や弟妹たちからはかつての溌剌とした性格を失ったことを心配されている。
●ルシファー
最近特撮作品系のサブスクもほぼ網羅した。
支払いは大悪魔パワーでなんとかしているらしい。
●アモン
王立魔法学園の火属性担当講師。
その正体は地獄より顕現した大いなる侯爵、悪魔アモン。
召喚者との契約により召喚者の家系を根絶やしにし、代償として命をもらう──寸前で召喚者が事切れてしまった。アモンは焼け落ちた屋敷の片隅に、小さく石を積み上げて立ち去った。
その後は火属性魔法の研究者として頭角を現し、アーサーに半ば正体を見破られながらも、互いに邪魔はしないという取引の下魔法学園講師として推薦され、見事採用される。
王国屈指の魔法使いと謳われるが、悪魔の用いる術技と人類の魔法は根底から異なっており、才覚も技量も顕現後にアモンが磨き上げた代物である。
本人曰く『惨めに死ぬつもりだった召喚者の身体を好き勝手に操り人生を謳歌するなど、悪魔らしいだろう?』とのこと。
机の引き出しには卒業していった生徒たちから寄せられた手紙が丁寧に保管されている。
マリアンヌに研究室を破壊された際にそれだけはとっさに死守した。
●マクラーレン・ピースラウンド
マリアンヌの父親。詳細不明。
召喚される前のアモンと地獄にて対面し、悪魔として十全に力を振るえる環境、尚且つ一切の手加減なしの殺し合いであったにもかかわらず、アモンを一方的に叩きのめした。
原作とは大きく異なったキャラクターになっており、その実態は神々にも把握できていない。
国王アーサーとは旧知の仲であり、かつては若かりし第一王子アーサーと共に戦乱の時代に名をはせた傑物。
だがやはり、アーサーと同様、ある国との戦争で少年兵部隊と交戦した後に軍を離脱。
どうやらアーサーの部隊に所属していた人員は皆その経験から少なからずの影響を受けているらしい。
アモンはマリアンヌに教えなかったものの、地獄にはある人物を探してやって来ていた。
これにて幕間も完結です。
明日から第三章に入っていきます。
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