78 不穏な匂い
俺は後ろから抱きしめた変態司祭代理を跳ね返し、彼は今地面に座りました。気持ち悪過ぎで、力加減がコントロール出来なかった。今考えても鳥肌が…、今でも入れる保険はありますか?
これはマズイ、上司を跳ね返した、絶対彼が悪いのに、身分上俺の方が低い、何が言い訳が…言い訳、言い訳…
「も、申し訳ありません、母が残したペンダントのせいで司祭代理を跳ね返した、ホントに申し訳ありませんでした。」
食器を持ったまま90度のお礼、俺は悪くないのにね。司祭代理は胡散臭いな笑顔のままゆっくり立ち、俺に話をした。
「へぇ、面白いペンダントをお持ちですね、是非見せて見たいです。ちょっとアイリスさんに聞きたい事があって、夕食後教会の僕の執務室に来なさい。」
「承知致しました。」
(一応上司ですから、そう返事しないとダメですね、まぁ、昔の会社では頻繁に出たイベントですよ、平常心平常心。)
そこで正義感がある兵士は口を出す。そのまま他の兵士たちも口を挟んだ。
「いいや、お嬢ちゃんは悪くない、謝るのはおかしい、手も出してないし。」
「両手食器で塞いて、呪文を謳えてないのに、魔法使えるわけないよ。」
「そもそも司祭代理が彼女を抱きしめないとそんな事は起きはしない。」
「おまえ、お嬢ちゃんの耳元で何を話したと見だぜ。」
意外と冷静な司祭代理はあの嘘な笑顔のまま一言で話した。
「僕は部下に業務指示するのは一般の兵士に関係のない事です、違うのかい?」
(正式の部下ではない、志願兵です!)
周りの兵士さんは優しい!ホントに危ないな時はこいつの“愚息”を
「皆様、ありがとうございます、私は大丈夫です。」
「いや!でも…。」
俺は頭を横に振った、彼らもわかってる、上の指示だから、正直何を言っても無駄です。
「ではあとでひとりで僕の執務室に来なさい。」
「かしこまりました。」
司祭代理はそのまま教会に向かって離れた、俺も周りの兵士さんたちに一礼し食器を返した。
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アイリスが司祭代理に絡まってる時の治療テント、司祭代理は教会に戻り、お嬢様たちはスタッフの休みエリアのところに…例の虹の娘のカバンに嫌がらせ行為してる。わたしたちは令嬢たちに狙わないように見えないフリをして皆で早めに夕食している。
わたしはただの名もなきシスターBです、この教会でもうすぐ10年になるわ。数ヶ月前にウンディーチア王国の王都からの知らせで聖王国は神の知らせで急にカオル神ではなく主神創造神のトイエリ様に奉ると変えた、司祭様と上位の何名は詳しい事を聞くために一旦聖王国に帰還する、でもこんな時にジキタリス帝国からの侵攻、って
宗教の変更でカオル神への信仰心が高い信徒たちは離れた、ヒーラーが減った今攻められてる。運良くは文字通り、わたしたちの間では虹の娘と呼ばれた志願兵のかわいい女の子、あの娘がいなかったら多分今は絶望しか見えないと思うわ。あの子の髪は綺麗な虹色の光を発したの、最初はただの変わった髪の毛を持った子と思うですが、おかしいのは昨日の戦争な時、彼女朝からずっと休戦まで負傷者を回復し続けた、休みなしで何時間も、魔力は大丈夫なのかっと聞いてみたいですが、気迫が強すぎで誰にも彼女に近づかない。そして呪文はただの“水の精霊”だけでもいい、杖も持ってないなのに、その回復魔法の治るの速さ、効果も、何の怪我もほぼ一瞬で治りました、その効果はわたしたちの何倍で比べ物ではない。わたしが一人を治した間に彼女が一体何人治したのかはもうわからない、ホントにおかしいです。昨日この光景を見た皆と話した時、他の皆も思いました。あの娘はこの前、会議で自分の事を平民と言いましたが、その整った顔はもしかして実は他国のお貴族様や聖女様と思うわ、だから皆も余計に話をかける事に戸惑ってる。
そんな彼女ですが、運悪くあの黒い噂がある司祭代理のロイドさんに狙われました。そのせいで司祭代理を狙ってる貴族様のお嬢様たちに嫌がらせをしました。わたしたち皆も見ました、お嬢様たちが彼女の荷物をくちゃくちゃにされた事を、それにカバンに付いてるアクセサリーも取られた。相手はお貴族様、わたしたちには止めることはできません。そのせいで皆も保身のため知らない内にさらに彼女との距離を離しました。
今日の午後、辺境伯様はこんな少ないなヒーラーでこの大勢な兵の死傷者を抑える事をわざわざお礼を言いましたが、残念ですが手柄がすべて司祭代理と貴族様のお嬢様たちに貰いました、あの娘が一番頑張ってるなのに、ホントに悔しいです。
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空はオレンジ色に染め、アイリスは治療テントに戻り隅っこに座ってひとりで
はぁ…あとでまたあのナルシスト変態司祭代理に会うのは…上司の無茶振りには慣れたけど嫌だな。結局返した食器をそのまま夕食に変えた、テントに戻って自分のカバンは相変わらずお嬢様たちに嫌がらせしている、少し寝たが、身体は相変わらず怠い、カバンを片付けしたら一人で夕食タイム。仕方ない、ささっと食べ終わり、ささっと話しと呼ぶセクハラを受けますか。え?セクハラを受けるつもりって?はい、魔力障壁が代わりに受けられます。もう二度とあいつに触れさせない、気持ち悪い。
相変わらず味のないパンとスープにはちょっと飽きましたので、カバンの非常食の干し肉を…あ〜お嬢様たちの嫌がらせで全部無駄になったわ。
食べ終わり、白いシスターに先ほど司祭代理に呼ばれたので教会に行くとついてに教会で着替えますと伝え、そのままテントから教会に向かった、もう空のオレンジは残りわずか、早めに戻って、ささっと休みたい…コーヒー一杯飲みたいなぁ。
教会に入り、会えたのはここに着いた時最初に会ったシスターさん、確か名前は…。
「リサ…さん?こんばんは。」
「あら、確か志願兵のアイリスさんですよね。どうしたのこんな時間でこんな格好で来たって。」
「司祭代理に呼ばれたので、それと着替えと軽く身体を拭きたいです。」
「あれ?治療テントにわたしたち洗濯終わった修道服が用意しましたが…。」
「え?!そうなんですか?ごめんなさい、知らなかったです。」
「いいえ、大丈夫です、許可を貰ってから来たでしょう。」
「はい、ちゃんと許可を取りましたです。ちなみにリサさんはテントに見かけないですが、ずっと教会で?」
「わたし新人なので、回復魔法も使えません、今回は裏で皆さんの事をサポートしています。」
「なるほど、お疲れ様でした。だからずっと見かけないですね。」
「そう言えば、アイリスさんは司祭代理に呼ばれたでしょう、お先に着替えしますか?」
「大丈夫です、ゆっくり身体を拭きたいので、司祭代理の話の後着替えます。」
「は、はぁ、あなたが気にしないでは構いませんが。」
いいんです、血まみれのままであの変態に会いに行こう、修道服元々黒ですし、白い部分だけ真っ赤なだけで、平気平気、俺は気にしないですから。
「あの、リサさん、すみませんが、あのへ…司祭代理の執務室へご案内をお願いできませんか?」
「いいですよ、着替え部屋に予備の修道服があるので、お話が終わったらそこに新しい修道服を取って良いですよ。」
「ありがとうございます。」
そのままリサさんに変態の執務室に案内された。何だろ、何で夜の教会は誰にもないのでしょうか?大半前線に行ったのだから?静か過ぎで嫌な感じがする、階段に登って三階、多分これは執務室だろ、しかし扉の前でリサさんは変な事を話した。
『
理由を聞きたいですが、彼女は仕事があるので早足で離れた。仕方なく扉をノックする。
ゴンゴン
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僕、司祭代理のロイドは先日開戦前の会議前、カウレシア王国王都冒険者ギルドの紹介状が持つ志願兵の若い女性ヒーラーが来たの連絡を受けました、なんと彼女は今は着替え中と聞き、僕には会議前に志願兵に会う義務はある、シスターに別の仕事に与え、もしかして今回のターゲットにする女だから、戦争はじまる前に確認しないと、僕はすぐに着替え部屋に向かった。
着替え部屋中に音が聞こえる、女性使用中は基本ロックしましたが、僕は
しかし着替え部屋の扉を開ける前に扉は開けた、僕の前に現れたの女性は絵画のような美しい顔、それと幻いのような七色を発した腰までの髪の毛、修道服越しでもわかるな大きく小さくもないちょっといいな胸、細いな腰、まさかこの僕の下半身が一目だけで思春期の男のようにすぐに反応した、こんな感覚久しぶりだ!決めた、こいつを今回の獲物にする、遊びに飽きたらいつも通り奴隷商に売れば良い、あ〜でも何が勿体ないなぁ、こんな美人をそのまま僕のペットにしよう。
残念ですが、そのあと仕事の説明中帝国軍が攻めて来た、あとでアイリスと食事すると思ったのに。現場の指示?僕は
翌日戦争の一段落、またあの
珍しく悶々な衝動を抑えきれない僕は彼女が身体を拭く部屋に来た、中に水の音が聞こえる。僕がこんなに欲情するのは久しぶりだ。あの伯爵家三女のジェナ貴族やその2人もいい身体をしているが、貴族とやったら奴隷として売れない、貴族の娘とヤルには責任は重い。それに今の僕はアイリスがいい!そんな美しい女性は僕に相応しい!
その扉を静かに開けようとする、ガチャガチャ当然ロックした、では鍵で開けろ、開けたあと魔法で彼女を拘束、行ける。
『私が中に着替えてます、どちら様でしょうか?少々お待ちください。』
気づかれた?!ちぃ、思わず事務室まで逃げました。
待て…焦るな、向こうはただの小娘だ、いつもの方法でやろう。って今日の防戦も
でも何故が彼女寢ってるまま透明な障壁に守られてる、今は知ってるが、まさか彼女がこんないいペンダントを持ってるのは、そしてそのペンダントのおかげで、アイリスを執務室に呼び機会が出た。早く来いよ、僕の獲物!
司祭執務室ソファー前のテーブルに置いた
ゴンゴン
「司祭代理、アイリスです。」
「入ってくれ。」
来た来た、僕の獲物はようやく来た、あ〜この歴戦の僕がまさかあの娘を見るだけで息子を立たせるのは…この娘ホントに罪深い。
アイリスが中に入り、扉を閉じると、こいつは急に嫌な顔をした。へぇ〜いいね、気が強い女を僕のモノで堕落させるのは最高じゃねか。この
ええ、このお香を吸った人は段々ぼんやりし欲情する媚薬だ、僕のように事前に解毒薬を食べないといつもの獲物のように自ら僕の息子を要求しに来る。
「ソファーに座ってくれ。」
「いいえ、このまま立ってで大丈夫です、お話は何でしょう。」
まだだ、焦ってはいない。こいつは僕を跳ね返したペンダントを持っている、あれのせいで媚薬の効果に影響の可能性もある、まずはアレを手に入れよう。
「まあ〜いい、そう警戒しなくていい、先ほど僕を跳ね返した事は気にしませんよ。実は君を呼ぶのはそのペンダントを見たいためです、こう見ても僕は魔道具に結構興味があるのです。先ほど僕を跳ね返したペンダント、あれもし魔道具では是非見せてみたいです。
「あれは魔道具ではありません、母が残したペンダント渡すにはいけませんです。」
やっぱり、あのペンダントは彼女の事を守っている、媚薬はまだ思考を奪っていない。
「僕はただ好奇心的に見てみたいだけです、あなたの大事な物を奪うしませんよ。」
あとであなたの大事な純潔を貰いますね。いや〜楽しみだ。
「…わかりました、見るだけです。」
母の遺物と思うようなペンダントも簡単に出してくれた、やっぱり媚薬はちょっと効いている、思考は放棄しましたね。
「ありがとう、ではちょっと見てみるね。」
彼女はペンダントをソファー前のテーブルに置き、僕は執務机からソファーに座ってそれを取る、
アイリスを見る、…ほら、彼女すでに目を半開きしている、媚薬は効いてる効いてる。念のため、他の魔道具を持ってるのを一応聞いてみるか。
「アイリスさん、ホントにこのペンダントが僕を跳ね返したのか?」
「私はこれしか持ってないです。」
「そう…ありがとう。」
僕はそのままペンダントを自分のポケットに入れた、教会は中立とは言え、ウンディーチアがこの防戦負けた時の保身用にこのペンダントは使えるそうだ。
彼女はまだ発情していないし、もうちょっと時間がかかりますか。
「アイリスさん、僕の側に来ないかい?」
「…意味がわかりません。」
「この防戦こんな兵力ではどう見てもウンディーチアは負け決定だ、向こうは英雄もいるし、王都の援軍来る前に恐らく明日、明後日で負けるだろ。帝国軍が攻めてくる時、中立国のファレル聖王国に派遣された僕の側にいると帝国に殺されない。っていうかアイリスさんみたいなお美しいな女性では、帝国軍人に慰め者になって、多くの男性に乱暴するだろ。」
「……。」
「だから、僕は君のためにそう提案したのです。僕の女にすれば、兵士たちは手を出さないだろ。」
「……いいえ、私は大丈夫です。」
返事を遅くなった、それに苦しい顔している、もう僕の
「大丈夫です、アイリスさん、我慢しなくていい、まずはスカート自分から持ち上げなさい。」