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47 こいつは誰?

鏡の中の自分と紙の中にいるのアイビー肖像画を見比べると、王妃様が話したいことがようやくわかった。鏡にいるの俺は肖像画のアイビーはただ似てるだけ、特に目つきはほぼ別人、おまけにこの半分の銀髪があって、多分身内でないと同一人物とは気づかない。


「は、はは…今まで一体何のために顔を隠すですか、ちょっとわからなくなるわ。」

「いいえ、仕方ありませんわ。あなたはアイビー王女の事一回しか会ってないなので、それに鏡は大変お高いなもので、平民にはこんないい映るの鏡を買えませんですもの。」

「確かに私鏡は持っていません。そう言われると、私自分の顔を見るのは水の倒影しか見てないわ。」

「あらまあ、お顔はかわいいですから、勿体ないですわ。」

「元々他人に顔を見せる気はありませんので、だから全然気づきませんでした、教えてくれでありがとうございます、王妃様。」

「そんなとんでもないです、わたくしもただ見たことを話しただけでございますわ。」

「おかげさまで、一生フードを被せる予定の生活はもう終わってもいいと思いました、感謝致します。」


男性諸君はずっと話してないが、話を一段落と見て、王様は話した。


「アイリス様、では残りの問題も解決でことで宜しいでしょうか?我々王族すら判別することが難しいでは、例え帝国の者が見られでも貴方様の事を黄金姫とは思わないでしょう。」

「はい、皆様のおかげです、ありがとうございます。」

「それで別件ですが、実はこの数ヶ月ひとつ奇妙な事が起きてます、アイリス様は心当たりがあるかと確認したいです。」

「はい、何でしょう。」


俺たちはソファーに戻って、王様は引き続き話した。


「実は最近王国各地から帝国の間者を捕まったの報告が続々上がってきました。」

「え?!」

「問題は彼らは気配を隠すの魔法を使ったですが、すぐに門番に見つけ、抗うの攻撃魔法も間者としては弱いと感じしました。これは帝国の策が、それともアイリス様がここにいるのせいで何が精霊に影響でしょうか?」

「そうですね、これは帝国への天罰です。」


4人は今日の何度目の硬直。俺は無視してそのまま話した。


「元々私はこの世界に来る気はないの、いわゆる神界でトイエリ様と話してる時、急に帝国に強制召喚されましたわ。トイエリ様の怒りで帝国担当の精霊の3割を他国に移りました、だから帝国これから20年の間魔法と生産力も弱くなると思う。」

「ま、まさか天罰とは。」

「ええ、もし私があの時帝国で亡くなると、帝国は神竜様によって滅ぶでしょう。」

「「「「……!」」」」


脅かすつもりはないが、王様たちの顔は青ざめった。


「な、なるほど、では帝国の間者が増えたではなく、精霊の加護が減って魔法が弱まったから元々潜伏してた間者を一気に見つけたと言う話しですな。」

「多分そう思います。」

「これはいい知らせだ、その間者の事で、帝国は戦争を準備していると思うので、戦争じゃなくてホントに良かった。」

「でも天罰のせいで恐らく帝国から段々難民が来ると思いますので、王様たちも準備した方がいいと思います。」

「かしこまりました、友好国にも事前に連絡しておきます。」

「それとトイエリ様は貴方達王国は彼女の教会を建てで事を感謝しているよ。」

「そ、そうだな、我が国にはトイエリ様の教会がいる、これから人材育成して段々他の街にも建てるつもりだ。」

「これはありがとうございます。ですが、次の教会を開ける時できれば最初は何人運営の経験者を派遣して欲しいです。」

「あれは我々のミスです、まさか王都のトイエリ教会が開ける時にこんなに人が多かったのは予想でもしなかった、この前はアイリス様のおかげで教会も上手く乗り切ることが出来た、すでに運営経験者数名を派遣しましたので、ご安心を。」

「そうですか、これは良かったです。」

「天罰や神竜様の事も脅かすつもりはありませんので、トイエリ様は心が広いの方ですから、帝国みたいに禁術に手を出さないの限り、基本何の罰もしないです、ご安心ください。」

「そ、そうですか、ありがとうございます。」

「いいえ、王様のおかがで学園関係者の身分を頂いて髪の色も気にしなくて済む、そして王妃様のおかげで、私も顔を隠す意味の無さを気付きました、こそこその生活とのお別れが出来た。だからこちらこそ、感謝致します。来週は友好の証として、少ないですが私手作りの茶葉を贈ります、ですがそのお茶葉はここの4人と学園長様だけの秘密にしてください。」

「そんな、勿体ないお言葉です、我々は正しいことをやっただけです。では茶葉は楽しみしております、アイリス様ももし何があったら是非我々に伝えてください。」

「はい、その時は騎士団寮にお邪魔致します。」

(団長)はいつも騎士団寮にいるではないが、貴方様がご存知の騎士たちにお伝えします。」

「さあ、お話はここまでに致しましょう。 我々が話したい事はすべて話したなので、これ以上アイリス様をお邪魔するにはいかない。団長、彼女を城の外に送ってください。」

「かしこまりました。」


これで王様の面会も終わり、魔道士団のマントを着て、マリアンヌにも意見を聞きたいなので、いつものようにフードで顔を隠します。それから団長さんと共に執務室の扉に出るつもりですが、ここで宰相は一言を話した。


「アイリス様、できれば以前学園長から貰ったケープをお使ってください。あれは魔力を隠す能力高いな魔獣の素材で作ったものなんです、これを着れば魔力敏感な人にも避けられると思う。」

「そうですか、ご忠告ありがとうございます。学園長様にもお礼を伝えてください。…そうそう、あとひとつお伝え忘れた事があります。先日西の街モグタナで勇者パーティーに会いました。」

「な、何だと?!」

「もし不運で私とまた会ったら、トイエリ様から叩き潰せと命じましたが、どうしますか?」

「彼らは身分もお高いですので、外交面でできれば我々で対処したいです、でももしアイリス様や神竜様に迷惑をかけられたら、遠慮なくトイエリ様の命令を実行してください。殺さない方向でお願い致します。」

「わかりました、できれば私も彼らに会いたくありませんので。」

「我々も同じでございます。」

「では、先に失礼致します。」


執務室に出て、馬車で騎士団寮に戻る途中、団長さんはその勇者について語りました。


「アイリス様、あの勇者様たちは迷惑と無謀で有名ですが、あの4人もなかなかの実力者です、油断をしないようにお願いします。」

「そうですが、ご忠告ありがとうございます。では手加減をしないようにします。」


騎士団寮に戻って、そのまま何もなかったのように冒険者ギルドに戻った。国王との面会意外と長く、もうそろそろお昼ごはんの時間になったのて、久しぶりにマリアンヌとお昼しますかっと、ちょっと楽しみになった。


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一方国王の執務室、国王のセオドリク、王妃のミラと宰相サイモンはまだ残ってる。セオドリクはアイリス最後話した勇者の話を聞いたあと頭を抱えた。


「使者様といい関係を築く事が出来たのは嬉しい、今度は聖王国の勇者様が、それに天罰、加えて使者様は帝国の黄金姫、話しを一気に来て頭痛い。」

「あなた、勇者様の事は使者様にお任せするのは良いでは?王国はもうすでにカオル教を信じないでしょう。」

「あいつらどう考えても絶対神竜様を魔王と呼んて魔の森の処に行くつもりだ、それに使者様は彼らを叩き潰すと言った、ホントに彼らが戦えると被害は想像もつかない、できればそれを穏便に片付けたいが…宰相、勇者様を発見したら、城に招待してくれ、俺が可能の限り彼らを説得する。」

「かしこまりました、陛下。」


宰相はすぐに部屋から出で、残るのは国王と王妃ふたり。


「でもね、使者様のお顔はホントにお可愛いらしく、見た時は抱きしめたくなるわ。」

「やめろ、使者様は俺たち上の存在だ、抑えてくれ。」

「平民の格好では全然似合わないし、ホントに色々着せて欲しい。それにあの銀髪からの虹色、幻想的に美しいわ。」

「あれが、ホントに生きるの宝石を見てるのような気がするな、しかし彼女はこれからその顔を隠さないと、とあるバカ貴族たちに強引に愛人や子息の嫁にするの可能性もあるね。」

「あ~あの人たちですね、確かにもう一回厳重注意しないとダメですわね。」

「あとは俺に任せて、ミラはお腹を気を付けて、このまま上手く行けばこの子産まれたら使者様の祝福を貰えるといいなあ。ミラも今日は沢山助かりました、あなたがないと使者様との友好的な関係を築くことは出来ないと思う、ありがとう。」

「はいはい、ではわたくしは部屋にお帰りします、学園にいるの王子たちにも彼女に近つかないようにと連絡しとくわ。」

「俺が部屋まで送るよ!」

「心配性ね、もう三人目よ、ここで仕事してください、メイドが送るから、大丈夫です。」


王妃は部屋に出で、執務室に残ったセオドリクは勇者を説得する方法を考え始めました。

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