27 魔の森での出会い
王国はハンカチを持ってその日の午後、王様は魔の森でドラゴンを発見したと全国に緊急発表した。
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先日我がカウレシア王国にはドラゴンの使者殿が我が元にご来訪した。
ドラゴンはジキタリス帝国で怪我を負い、現在魔の森で療養中と使者から知らされた。ドラゴンの使者殿はドラゴンは王国を襲う理由がないと明言され、ただ怪我を治すのため正式に我が国の魔の森にいる現在の棲み場を貸したいと提案された、我らは王国に危害を加えないの代わりに森の棲み場をドラゴンが怪我が治るまで貸すことを提案し、今日正式な契約を結びるのために王国騎士団と魔道士団はドラゴンの棲み場へ出発する。使者殿はドラゴンは王国を襲う意思がないと明言したため、民は心配することはありません。
ただし、ドラゴンの療養を邪魔しないように魔の森のドラゴンの棲み場は今日から誰も入ることを禁止する、違反者はドラゴンには遠慮なく攻撃される、王国にも反逆者として死刑と罰する、以上。
繰り返します、ドラゴンは我ら王国に危害を加えない、安心してよい。
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最初発表した時には、驚いた人も多かったのですが。発表後王国国王セオドリクはわざと民の前に大きの声で“只今第一騎士団団長ウォルト、第二騎士団及び魔道士団は我の代理としてドラゴンの棲み場でドラゴンと我が国カウレシア王国の不侵条約を結ぶのために魔の森に出発する。”
この茶番の効果は意外と大きく、その日騎士団団長ウォルトたちは大勢の民の応援の声の下で魔の森へ出発した。
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騎士団団長ウォルトは未だにハンカチの事を疑ってるが、でも今回の目的はただドラゴンの棲み場の外側で柵を作るだけ、もちろんすべては“協力者”を信じ、ドラゴンがホントに襲ってこないの前提で進むのですが。
進軍したこの2日間、心配性な彼はずっと心配で周りと空を厳重に警戒するよう部下に命令した。ただし彼は違和感を感じた、魔の森の銀エリア魔獣は多くないがでも一体一体は強い、昔もここで強い魔獣を退治したことある、でもこの2日間出会った魔獣は明らかに以前より弱い、しかし油断はできない、運良く怪我した人は未だに出ないが、皆の疲労は段々溜まっていいく。でも3日後棲み場到着しないとダメなので、余裕はそんなに多くはない。
彼は何故指定3日後到着しないとダメなのか、正直何もわからない、ただその協力者の言われるまま動くな気がする、でも臣下たる者陛下最終的信じると決定した、だから自分も精一杯自分の務めを最善に尽すのみ。まさかそのあとドラゴン以外にこれ以上のものが目に見えるのか、今の彼はまだわからない。
今日は約束した3日目の昼、ギルマスから貰った地図ではもうすぐ目的地に到着する、でも未だにドラゴンの威圧を感じない、まだ着いてないのか?ウォルトはそのままもうちょっと前に前進した。言われた目的地をもうちょっと前に進んで数分、急に小さな草原のような空き地に抜け出した、そこの空気まるで別の空間のような、空気は新鮮で美味しい、でも目の前は一番会いたくないな灰色なドラゴンが寢ってる、隣に小さいな小屋と畑がいる、まさかこのハンカチを持つとドラゴンがホントに威圧してこない?そう思った時、昼なのに空からの強烈な白い光に照らされた。
光が消え、ウォルトは空を見る…何と!人は空に浮いてる!空には顔をフードで隠す、聖者の様な白いマントを身についてるな浮いてる少女がいた。彼らは反射的に全員武器を抜き警戒した。
「人の子らよ、何故ここに辿り着いた。」
その高い声で何故ここに来ると聞かれた、また返事を考えていると、その少女はウォルトたちの前にゆっくり空から降りてきた。
「お前は誰だ!」
「質問に質問を返すのは、人の子らは礼儀すら知らないからですね。では私が先に自己紹介致しましょう。私は創造神トイエリ様からの命令で、世界の瘴気を浄化し神竜様を癒やす者です。」
「な…!」
「ではそなたたちは何故にここに来たか、お答えできますか?」
ウォルトが聞いたあの信じられない自己紹介すぐに信じるのは無理ですが、でも勘が彼をこの娘と戦うなと警告された、何だろ目の前に自分より小さいな少女から出された高濃度魔力を感じた、それにここには魔力と違うの何がを感じた、それはドラゴンの魔力だろうか?謎の少女とその巨大なドラゴンが同時に戦うのは無理過ぎる、彼はすぐに部下たちの警戒を解除し、自分は前に出てその謎の少女と話し合うと決めた。
「失礼いたしました、我々はここカウレシア王国の騎士団と魔道士団、私は騎士団団長ウォルト・フォン・ファリントンでございます。ここに辿り着いたのは協力者からこのハンカチを託され、ここに来て他の人をドラゴンの怪我の療養を邪魔しないようにここの周りに柵を作るためです。」
「そうですか、確かにこの世界の守護神である神竜様はジキタリス帝国の人子らに魔剣で呪われ、今は動かない、他の人子らに邪魔されないのは都合がいい。ではそちらの要求は何でしょう。」
「我らの要求はただどら…神竜様を我らの国に危害を加えないだけでございます。」
「面白い話しを聞きました、何故世界の守護神がそなたの国を襲うと思うでしょうか?」
「申し訳ありませんが、我が国には神竜様について大昔の伝承でとある国を滅んだしか知りませんので、創造神様や他の事も詳しくは知りませんでした、私達にご教授お願いできるでしょうか?」
「いいでしょう、人の子らよ何が知りたい?」
「あの、その創造神はカオル様ではございませんか?」
「そうですか、そこからですが。」
謎の少女は背を向け小屋方向へ浮いた、同時に小屋から丸いテープルと椅子が彼女の前に飛んで地面に設置されました。
「どうぞ、お掛けください。恐らく時間がかかるので他の方はその“柵”とやらをお作っても構いませんわ。」
謎の少女は友好的な態度を取ったので、ウォルトもできる限り多くの情報を持って帰りたい。彼は側近2人以外は先に柵を作ると指示し、その椅子に座りました。ティーポットとカップが側で浮いてまるでそこに人がいるかのようにお茶を入れてもらった。
「どうぞ、ここまでお疲れでしょう。」
「あ、ありがとうございます。」
謎の少女がそのお茶を飲んだあと、ウォルトもそのお茶を飲みました。飲んだ直後、ウォルトの体に溜まった疲労と掠り傷は瞬時に無くなり、驚きの顔で思わず彼女の方に向かった。
「では、創造神についてお話しますか。」
「あ、は、はい、お願い致します。」
「この世界“ヒュウツジア”の創造神は
「…!申し訳ありませんが、我々の認識ではこの世界の神はカオル様だけで、大昔色んな知識を我らに与え、民を癒やし、土地を豊かに、魔獣から我々を守る、この世界を繁栄を持ってくれる者として教えてくれた。」
謎の少女はお茶を再び飲んで、そう答えた。
「そうですか、そなたたちの事情は知りませんが、そのカオルは神ではない、大昔トイエリ様がこの世界に派遣した人です、そなたの言葉でわかりやすいと説明するとその神の上の神、主神でしょうか。」
「そんな…!」
流石にこれは信じられない、カオル教はこの世界各地誰も知ってる唯一の宗教で信徒も多く、ファレル聖王国には沢山の奇跡や偉業の書物も残ってる。ウォルトとその側近2人は敬虔な信徒ではないが、今聞いたことはその根本を完全に否定されること。これは完全にファレル聖王国を否定する言葉だ。
「信じるか信じないのはそなたたち次第です、私はただ真実を語るだけです。」
「す、すまない。我々には信じ難いことなので。では貴方様はその創造神トイエリ様の使者としてドラゴン様…神竜様の怪我を癒やす、怪我を治ったあとは貴方達の居場所に帰るでしょうか。」
「いいえ、怪我はすでに治りました。」
「な…では、怪我の療養とは…」
「神竜様は長い時間瘴気を吸収された、私は神竜様がその体を白く戻すまでここで彼の瘴気を浄化します。私がここにいるではそなたたちにも良いどころあるでは?」
「良いどころとは?」
「私の使命はこの世界の瘴気を浄化、ここにいるだけでこの国の瘴気は他国より減る、魔獣の影響も減り、大地も他の国より豊かになるでしょう。」
「それはありがたいです。では神竜様はこの世界の守護神と言うのは?」
「そのままの意味です、この世界を脅威となるもの排除する、ただそれだけです。」
「では神竜様はなぜ帝国を襲うでしょうか?」
「お聞きしますが、神竜様は帝国の件には一度も人の子らに攻撃していないです、それは“襲う”でしょうか?」
「すみません、我らは現場ではいませんので、帝国が発表したことしか知らないです。」
「その帝国は禁術でトイエリ様のものを盗んだ、神竜様はただそれを取り戻すだけ、ですが帝国はそちらの呪いの魔剣で神竜様を呪い、瘴気の侵食を早まった、だから私がここに来たのです。」
「まさかそんなことがあったとは。」
少女はそこに地面に刺さってる剣を示し、その剣は黒く禍々しい剣を持つ、明らかに呪いの魔剣だ。その禍々しい感覚はウォルトも思わず固唾を呑むした。
「先にお伝えますが、私は神ではございません、人族を守るの存在でもございません、この国に何があったら神竜様と私も助けることはしない、人族もただこの世界の生物の1つだけです、これだけをお忘れなく。」
「し、承知いたしました、使者殿。」
「ではその“柵”の作りを続けてください、私達にはこの国を危害を加えることはありませんが、もし誰かが私たちに危害を及ぼすな時は遠慮はしません。」
この話を話したあと、少女からすごい魔力を放され、上から謎の圧力が押さえられ、その後すぐその圧から放された。
「ご、ご安心ください、この国の国王はすでにここに侵入した人には反逆者として重い刑罰を科せられた、もしホントに侵入した人がいれば遠慮なく排除しても構いません。では我々は貴方達をお邪魔しないようにすぐに柵を作って、できる限り早めに完成しここから離れます。」
「ありがとうございます、この国の王にもご感謝を伝えてください。」
「承知致しました、陛下にそう伝えてきます。」
謎の少女と話し終わったあと、ウォルトと側近たちはすぐにその小さな草原から離れ森に入り込んだ、そこで側近と騎士4名に伝令として先程帰還し、ここであったことを王様に報告するよう命じた。
魔道士団たちは魔法で現場の木を曲げ柵を作り、徹夜で交代で可能の限り早くその小さな草原の周りを囲むな柵を完成しすぐに帰還する、その草原近くに魔獣は全く出ないのため、予定より早く丸一日で草原の周りに柵を完成した。ウォルトはその謎の少女に柵は完成したと知らせ、すぐに王都に帰還した。