朝になって、野営地で“交代時間になっても起こしてこない”の原因で怒ってるマリアンヌと、正座しているジャックがいた。

「あなたは護衛です、女性に優しいのは嬉しいですが。では王都に到着までずっと寝ないつもり？このままでは護衛の仕事に支障を来す。わかった！」

「は、はい、申し訳ありません。」

マリアンヌの前で正座したジャック、実は一晩ずっとマリアンヌの寝顔を見続けているまま、知らないうちに朝になっただけです、ですがそれは絶対墓まで持っていくな秘密である。

「はぁ、では次はないように気を締めで行きましょう。」

「かしこまりました。マリアンヌお嬢様。」

「からかわないでくださいませ、ジャックお坊ちゃま。」

「お坊ちゃまはないだろ、ちょ…待って！」

マリアンヌはすでに馬に乗り、先に走り出した。ジャックは慌てで馬に乗ってマリアンヌを追いつく。

辺境まであと３日半

昼は小さいな街に到達、食べ物を補給とフード付きのマントを購入した。流石に貴族に見られるの可能性もあるし、顔を隠した方がいい、王女専属メイドでは面識がある貴族も多い、油断がダメです。ここでジャックはマリアンヌの機嫌を取るのため、食べ物や重いものは全部自分が持つと進言しました。

「ジャックさん、わたしはもう怒っておりませんよ。」

「あ…いや…重いものは俺が持つよ、俺は力はある…た、頼れてくれると嬉しいなぁ、なんで。」

「！……そう、そうですか、ではすみませんが、こちらをお願い致します。」

（わたし、やっぱり仕事以外の人を頼るのは苦手ですね。ジャックさんも悪い人でもないし、昨日も大人しくわたしの話を聞いてくれだし。すぐには無理ですが、彼に頼ってもいい…と思う。）

「おう！どんどん俺を頼ってくれ。」

「そうでね、では代わりに今晩の夕飯はわたしが何が作りますね。」

「え？！いいいいいいいの？」

「簡単なものですが、お嫌いでしたら、干し肉をどうぞ。」

「いいいいいえ！嬉しいです。」

そのまま再出発した、馬で走ったままマリアンヌは先の会話を思い出し、思わずジャックに話した。

「ホントにジャックさんはお坊ちゃまみたいですね。」

「マリアンヌ嬢、多分こんな感じで俺をそう呼ぶのはあんただけだよ。」

「あら、光栄でございますわ。」

「…何がホントに不思議だ。」

「え？これはとう言う意味かしら？」

「いや、俺子供からこんな怒り顔とこんな目つきだからね、親しい隣人以外は基本この顔を見で逃げる人が多いから、こんな楽しい会話は久しぶりだ。受付嬢はそれが彼女たちの仕事だから除外で。」

「そう？わたしはジャックさんの顔を別に怖くないわよ。」

「俺もこんな普通の感じで綺麗な女性と話すのもはじめてで、実は今夢でも見てるのかっと。」

「あら、お世辞ありがとうございます。」

「いや、ホントだぜ、マリアンヌ嬢はお綺麗だ、美人と思う！」

「………」

マリアンヌは急に自分もプライベートで男性とこんな楽しく話ししたのもはじめと考えると、黙ったまま返事できなくなる。

王女直属メイドの地位、休みなしな７年間のメイド生活、仕事中のマリアンヌは無表情だから、気安く話すな人もそんなに多くないでしょう。それに王宮で嫌な噂を避けるためにも、仕事以外ではほぼ男性と話はしない。だから男性にこんなストレートで褒められるのはそんなに経験がない…簡単で言うとウブです。

その夜、野営地に到着、荷物を持つの代わりに、簡単な夕飯を作るマリアンヌ。ジャックはうまいうまいと大絶賛した。

「家庭料理を食べるのは何年ぶりだろ、美味かったぜ。」

「お粗末様でした、家庭料理すらないでしょう、ジャックさん大袈裟過ぎますわよ。」

「いや、ホントに美味かったぜ、毎日食べたいくらい。」

「え？…ジャックさん、あなた女性には苦手とお聞きしましたですが。」

「え？そうですよ、女性は大体俺の顔を見たら逃げるだから、それに女性の前に何の言っていいのはよくわからん。だからいつも受付嬢たちに無理なクエストを渡されたぜ。だからこんなに話せるのはマリアンヌ嬢がはじめてだぜ。」

「そうですか…。」

ジャックが急に剣を抜き、マリアンヌの前にかばった。

「出て来い！」

「おいおいおい、いい匂いじぁねぇか、俺らも混ぜろよ。」

「おやおや、いい女もいるぜ？」

「男は殺せ、女を怪我するなよ。」

この辺なチンピラ５人に囲まれた。

（油断したわ、２人だから気を抜きました。）

「ジャックさん、わたしは後ろの相手にし…」

「マリアンヌ嬢、俺に任せろ。」

「え？何をい…」

「おまえら、マリアンヌ嬢に髪一本も触れさせない！…盗賊に慈悲なし！フン！」

「貴様！騎士…」

リーダー格のチンピラの話しまだ終わってないまま、後ろの左右チンピラすでに倒れ、電光石火のように続いて前の左右チンピラの頭もすでに身体と離れた。

「ごっこ…」

「お前もすでに死んだ…。」

リーダー格のチンピラの頭は身体と離れた。マリアンヌはまだ何があったのがわからないままただ驚いだ顔で剣の血を拭くジャックさんを見る。

「終わりました、マリアンヌ嬢。でもね、あいつらの血でここはもう使えない、場所変えろ。」

「え？は、はい、守ってくれてありがとうございます。」

「俺はあなたの護衛だから、もっと頼っていいよ。」

「ジャックさん、お強いですね、ランク銅なのに、下手に王宮の騎士たちよりお強いでは？」

「え？…あ～、いや～、俺はまだまだよ。ランク銅だからね、上には上があるよ、ははは。」

「今日は遅いだから、マリアンヌ嬢は先に寝な。」

「いや、今日はあなたが先に寝なさい。昨日は徹夜したでしょう。」

「俺は平気だぜ…。」

「寝なさい。」

「お、お言葉を甘えで、先に寝ます。」

「宜しい。」

（今日も追手もなし、街で手配されもなく、こっちは大丈夫そう。アイリスちゃん、大丈夫でしょうか。）

その夜チンピラ以外に他に何もなかったまま朝になった。

辺境まであと２日半、今日は丸一日馬で走り続けた、全(・)く(・)何(・)も(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)のまま夜になった。今日も野営でマリアンヌが軽く料理し、片付けな時、ずっと違和感と感じたジャックがマリアンヌにそう聞いた。

「あのマリアンヌ嬢、おかしいと思わないか？」

「はい、何のことでしょうか？」

「王都西の街からおかしいと思ったが、今まで途中魔獣１匹もなかった、おかしいと思わんか？」

「そう言われると、確かにおかしいですわね、何故でしょう。」

「ドラゴンにも帝国にいないみたいだし、魔獣の生態には変わってないと思う。」

「良いことではありませんか？予定より早くなったし。早く寝ましょう。」

「そうだろうか。まあ別国の話だし、考えも意味なしが。今日はマリアンヌ先に寝な、いや、今後もです。」

「いいえ…」

「反論は受けない！」

「はぁ、では先に休みますね、ありがとうございます。」

今晩も何もなかったまま朝になった。

辺境まであと１日、今日も全く何もなかったまま野営地に到着した。

「やっぱりおかしい、魔獣１匹もない、俺何回この道走ったが、平均一日３～４回魔獣を遭遇したぜ。」

「そうですね、西の街からここまで１匹もないの…」

ここでマリアンヌは急にアイリスと離れた時の事を思い出した、アイリスはマリアンヌの両手につかんて祈りしたことを。

『あなたに幸運に恵まれように』

（そうだ、あの時僅かですが、アイリスの体が光ったのような、気のせいと思うですが、まさかホントに…。では幸運でこんな強いな護衛に会えったのも…、

「もう、ホントに…アイリスちゃん、ありがとうございます。」

マリアンヌも祈りのように感謝の気持ちを語った。

結局今夜も何もなかったまま朝になった、何故がジャックがものすごい元気で果たして今日は魔獣は出るのかと楽しみしています。マリアンヌは今日も(・)出ないと思うとそう返事すると、何故が賭け事の展開になった。

「今日魔獣が出ったらと王都に到着したら、俺のために一週間夕飯を作ってもらおか！」

「そうですね、では今日魔獣が出なかったら、王都でわたしの仕事探しに手伝ってもらいますわ。」

「おう！わかった約束だぜ！」

「はい、約束します。」

「絶対俺が勝つぜ、辺境近くなのに魔獣がない訳がないんだ。はははは！」

「これはどうかしら。」

午後４時、ようやくジキタリス帝国の辺境に到達した。並んで出国な人は相変わらず多い。マリアンヌは緊張はじめた、思わずずっと“もしここで掴まれたら、でもあの姫様では絶対…”と考えや対応策を考え。ジャックそれも見て、袋からあるものをマリアンヌの顔にか(・)け(・)た(・)。

「え、これって…。」

「メガネだ、度はない、いつもは俺のこの悪い目つきを隠すためにかけたが、結局この体では効果はあんまりないらしいが。マリアンヌ嬢はこれをかけろ、それと検問する時はフードを頭を被さないように何も喋らないままでいい、何を見るかをわからない時は俺を見ろ、全部俺に任せて良い。」

「は、はい、ありがとうございます、でもフードを被らなくでいいの？」

「被る人は逆に検問の人に怪しまれる、普段通りの方が疑いしない、メガネは念のためもし貴族があればの少しの保険だ。」

「うん、はい、ありがとうございます。」

（ジャックさんで、思った以上優しいですわね、その観察眼はわたし以上ですわ。）

遂にマリアンヌたちの番だ。検問はマリアンヌを見て、マリアンヌも一瞬検問の人を見た後ずっとジャックに見る。検問の人は嫉妬でまさかこんな美人がこんな大男の女とは思いたくないが、わざと細かくマリアンヌのアレやコレを目(・)で(・)検査した。

「身分証をお願いします…マリアンヌさんですね。」

「はい。」

「そこの君、できれば俺の嫁にいやらしい目で見ないでくれると助かるが。」

ジャックはマリアンヌの肩を抱き、自分の方に寄ってきた、同時にジャックのギルドカードを検問の人の前に示した。

「は、はい！あなたさまのお嫁さんとは知らず、申し訳ありませんでした。どうぞ、行ってください！」

検問の人に礼をされた、未だにカウレシア王国に入ってないのため、何を見てはいいのかわからないまま、マリアンヌはシャックを見続けてる。

（ジャックの真面目の顔、はじめで見たわ、たしかに今の顔では普通の女性は怖くなるでしょう。）

「誰が見てるのがわからないから、カウレシア王国に入るまでそのまま我慢しろ。」

（み、みみ、耳元で囁かないでおおおお願い致します。）

ジャックは見てないが、マリアンヌ顔は真っ赤になって言いたいことも言えない事になった…ウブです。

彼女は肩を抱きされたままカウレシア王国に入国しました。その晩王国の辺境で“顔真っ赤な美人嫁が持つ大男”に嫉妬しヤケ酒を飲んだ辺境職員は沢山出た。

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王国に入国した３日後、マリアンヌたちは何もなかったまま順調にカウレシア王国の王都に到着しました。結局あれから王都まで魔獣１匹も出なかったので、賭けはマリアンヌの大勝ちとなった。

王都に入って、冒険者ギルドに到着すればいよいよこの旅も終わり、２人はゆっくりギルドに向けて歩いてた。

「何なんだよ、帝国から王国の王都まで魔獣１匹もなかったぜ、言っても誰も信じねえよ！」

「負け惜しみですわ、ジャックさん。」

「これは明らかに異常だ！帰ったら調べないと…」

「いいえ、異常ではないわ、わたしの友人のおまじないのせいと思う。」

「まじない？神父じゃあるまいし、まじないで旅が魔獣が襲わなくなるな人があれば紹介して欲しいぜ。ははは！」

「まぁ、わたしの言う事を信じませんの？すごく悲しいですわ。」

「あ、いや、違うんだ。仕事上調べは必要だ！ごめん！この通り！」

「ふううっ、冗談ですわ。では賭けに負けたので、わたしの仕事探しを手伝ってもらいますよ？」

「そうだな…マリアンヌ嬢、書類作成や整理は得意か？」

「ええ、問題ありませんよ、一応長年メイドを務めましたので。」

「ちょうどいい、いい仕事があるぜ、マリアンヌ嬢にビッタリだ。」

「え？ホント？こんなにすぐに見つかるのは嬉しいですが、あとはお部屋ですわね。」

「部屋が見つかる前には俺の家で住めばいい。も！もちろん、お前が気にしないの話だ。や、やましいことはしない、絶対に！誓って！」

「え？！…、わかりました、ジャックさんのこと信じますよ。ではお言葉を甘えで、お邪魔させいただきますね。」

「ほ、ホントにいいの！…よし！」

「部屋を見つかるまでです、では今日の夕飯を何を食べたいものがありませんか？」

「作ってくれるの？！」

「部屋お貸しのお礼です、お礼です。」

「いい、それでいい…お、ここは王都の冒険者ギルドだ。」

冒険者ギルドに入り、受付嬢が大声で扉方向に叫んだ。

「ギルドマスター！ようやく帰ってきましたのか！大変な事になったよ、書類も沢山溜まってす、早く事務室に仕事しなさい！……ってギギルマスが美人を誘拐しているよ、誰がギルマス捕まって！」

「違うんだ！マリアンヌ嬢は我がギルドの新しい受付嬢兼俺の秘書だ！誘拐ではない！断じて！」

「わたしたち受付嬢以外にギルマスの顔を見で逃げない女性がいるはずがないわ、忙しいだから仕事を増やしないでください。」

「いや、信じでよ。この前受付嬢を増やしたいと言ってわざわざ優秀な人才を帝国から連れてきた。帝国ドラゴンの件ですでに無駄足になったから。こっちも困るんだ。」

「ホントに新しい受付嬢？ホントのホント？」

「ホントだ！ま、マリアンヌ嬢も説明して、誘拐じゃなくって。」

マリアンヌは目が点になったままこのやりとりを見た、そして笑顔のままでジャックに説明を求めた。

「……………ジャックさん。そこで正座しなさい。…あなたは王国王都のギルドマスターの事全く聞いたことないですけと、ご説明お願いできますか。」

「え？…あ！そうだ帝国の受付嬢が勝手に！…」

「ジャックさん…。」

「ひぃ、ご、ごめんなさい、わざとじゃないんだ！信じてくれ！」

その日、カウレシア王国冒険者ギルドに裏ギルマスを雇ったの噂と、絶対怒らせるなっと冒険者の間で噂さされてる。

（アイリスちゃん、おまじない、ありがとうございます。おかけさまで安全に王国の王都に到着しました、あなたにまた会えること楽しみしております、ここで待ってるわ。）