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12 マリアンヌの考え

姫様起きたら5日目


朝から王城の警戒態勢解除されたの通達が来ました、午後は功労者への賞賜の謁見がありそうです、一国の王女では絶対出席するのはずですが、こっちにな何の事前連絡もなし、念のため王宮メイド長にもう一回確認しましたが、返事は相変わらず姫様の体が優先です、これはもう確信していいでは?


今日は朝の姫様と一緒に朝食した後、警戒態勢解除したと伝えたら急に部屋のベランダで刺繍していいっと聞かれた。流石にもうドラゴンは来ないでしょう、たまにはいいでしょう、念のため今日は他のメイド何人を呼びました。


ただの部屋内のベランダだけで、何だがはじめで外に行った子供みたいのように、楽しいそうに空や周りを見ました。最後はやっぱり一緒にお茶飲もうと誘われた、はじめてこの仕事を楽しいと考えました。


あれから姫様は今まで刺繍した花たちを手巾(ハンカチ)に仕上げるのやり方を教えたいっと、でもわたし午後には外でお買い物するから、他のメイドたちが姫様を教えました。


午後、わたしは姫様が欲しいな本を買いに下町に出かけました。元々姫様が欲しいものがあれば商人を呼んて買うのですが、今回はただの一冊の本それにわたしにも買いたい物があると王宮メイド長に伝え、まさかのあっさり許可貰いました、多分他の商人に今の姫様に見せたくないでしょう。


経費で姫様の本を買いました、そして自腹で()()()()()()()()()()()()()()()も買い、高いですがいくつ身を守るの魔道具、最後は冒険者キルドに来て()()()()の手配、1ヶ月くらいキープでは十分でしょう、1ヶ月分の料金を払いました。金はある、専属メイド7年分の給料ほぼ使ったことなかったです、わたしも意外と金持ちです。


そろそろ戻るの時間、今は王城の検閲買ったものを全部検査するの途中。まぁ姫様が買ってと言われた本、見本用の平民服、ドラゴン騒ぎあるだからわたし個人用でのいくつの魔道具、何の問題なくで開放されましたわ。“姫様”が欲しいだから、毒を買っても通りますよ、()()()()


姫様の部屋に戻り、()()()()()()を渡しました。予想では嬉しそうですが。ですがその顔は何でしょうか、何が嫌なことでも…他のメイドからでは、今日午後のドラゴン撃退への賞賜に姫様の婚姻を決まりましたみたい。それから3日後は婚姻パーティー、婚姻パーティーで早すぎないですか?


その相手は伝説上な魔物ドラゴンを2回撃退し、帝国を守った英雄ユウジ様、謁見の場で王様からお褒美としてユウジ様と姫様との婚姻を認めたらしい。多分今晩メイド長からの連絡も来るでしょう。


他のメイドはあれから噂の黒髪黒目の英雄ユウジ様の淡麗な容姿や撃退した時の勇姿について騒いでますが、姫様は苦笑いでメイドたちからの祝いを受け。知らないうちに他のメイドたちもこんなに姫様と仲良ししたのは思わなかった。


残りの報告も終わり、王宮メイド長からの正式に姫様の婚姻が決めたとの連絡を受け、それからドラゴン撃退兼姫様の婚約パーティーにも姫様の体調理由で欠席と決まりました、()()はしましたが、思った以上動きが早かったです…()()


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姫様起きたら6日目


朝、姫様からあるものを要求されました、メイド服一着が欲しっと。その顔…絶対着たいでしょう、一国の王女に使用人の服を着るのは絶対だめ!バレたらわたしたちの首が落ちる!ですが姫様の説明によると、これは遊びではなく、メイド服をかわいいっく改良するには自らそれを着て、改修点を探し出すという理屈を言い渡された。


はぁ~わたしが甘い過ぎでしょうか、他にメイドたちの予備制服から、姫様サイズの一着を渡しました。だって2日後から英雄様との婚姻を結び、わたしも多分こんな生活も終わりでしょう。今はできる限り楽しめば良いです。ほら、姫様はすぐにメイド服の着る方と髪の結びからを聞かれたわ。


何回メイド服を着て、脱げ、また着て、脱げ。今度は髪の毛を色んな結び方を試した、他のメイドたち喜ぶんで姫様に教えましたが、わたしはただ側で見るだけです。気が重いわ胃が痛くなった、今日の報告は何を言いえばいいでしょう。メイド服を気に入ったみたいで畳んでベッド隣のテープルに置いていく。その後昨日買った本を読みました。


昼、珍しく姫様はベランダで何もやってないままただお茶を飲んでました、突然急に“西はこっちですか?”と聞かれた。はいっと返事したあと、そのまま黙って、空や周りと下町をずっと見続けました。


あれから寝るまで、いつもの姫様のように寝る前にずっと刺繍しました。


英雄様との婚姻はあと2日


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姫様起きたら7日目


朝、いつも通り姫様起こります。


「おはようございます、マリンンヌ。」


いつもの挨拶ですが、そして何故わたしも当たり前のように一緒に姫様と朝食をしている。その後姫様からおかしいな事を聞いた。


「マリアンヌ、あなたまさかお腹…胃が悪い?痛いですか?」

「え?はい、子供から忙しいな時は、胃が痛くなるので、胃にいいお薬草茶を飲んています。」

「そうですか。」


その後、姫様はわたしのお腹を手で触れる、何でだろ。


「今は?」

「え?今はっと聞いても、すみません自分もよくわからないです。」

「いいえ、お腹今は痛くないかと思っただけです。」

「は、はぁ。」

「そういえば、明日の婚姻パーティーはホントに出席しなくでいいの。」

「はい、メイド長に再確認しました、お体の休養が優先ですとお伝われました。」


やっぱり、姫様も気にしているですね、急に3日後で会ったことのない人と婚姻関係と結ぶの事、前の姫様では絶対全く気にしませんと思うわ。


その後、姫様いつもの笑顔のままで今日は休みですと言い始めました。休みってただベランダで()()()お茶を飲むだけですけど。先月のわたしが今のわたしを見ると、あのワガママな姫様と一緒にお茶を飲むなんて、ありえない、絶対毛嫌いな顔がするでしょう。


このまま何もしていないままお昼になって、姫様は珍しくおかわりしました、体は治ったの証拠です。ホントに良かったです。その他の時間は休みの言葉通り、ずっとベランダで外を見てぼーっとする、そのまま夕日が終わるまで。


その後夕食も同じくおかわりされました、明日の食事は多めに…()()…。


明日は姫様の婚姻パーティーの日。今日もわたしたちメイド以外に誰もこの部屋にか来てなかった。


そろそろ寝る時間なので、未だに夜空を見てぽーっとするな姫様に寝るのお時間と伝え、姫様がベッドに乗ったあと、わたしは光を消した。


「では、お休みなさいませ、姫様。」

「マリアンヌ、ちょっと話して良い?」

「はい、何でしょう。」


姫様はわたしにベッドに座ってと誘った、今更この姫様に抗う意味がなかったし、そのまま姫様のベッドに座り、話を聴いた。


「マリアンヌ、意識不明な時あなたがなかったら、私は多分もうここにいないと思うの、だからあなたは私の命の恩人です。」

「いえ、勿体ないお言葉…」

「今はもう仕事上がりでしょう、友たちのようにしてちょうだい。」

「そんな…」


姫様はわたしの手に掴む、何がを手に乗せる。


「これは私の感謝の気持ちです、どうか受け取ってください、私の一番いいの完成品です。」


手に乗せるのはわたしが好きな花“アイリス”を刺繍した手巾(ハンカチ)


「あ、ありがとうございます。大切にします。」


姫様満足そうに、ニコニコの顔から真面目の顔に変えて、わたしにちょっと近づき、声を控えめに小声でそう言った。


「冷静に聴いて、これはあなたにどっても大事な話なの。」

「……はい。」

「もし、私が急にいなくなたら。あなたはすぐにこの国から逃げて。」

「?!」

「この反応を見れば、あなたも薄々気が付いたですね。」

「マリアンヌの観察眼が彼…いや、彼女にとって、唯一()()()()の秘密をバレるな人間だから、あなたが長年彼女の側にいるのように、彼女もあなたの聡明さを知ってます、王族がメイド1人を殺すには簡単過ぎな話です。」


「ここからはわたしの予想ですが。今は私がいるだから、対外的にあなたはまだ必要です、多分彼らはこの体の“王族の血”と“英雄の血”を継承した子が欲しい、だから未だ記憶喪失な私を軟禁して、明日正式に婚姻を結ばれったら、すぐ私に彼の子を産んてから殺す予定と思うわ。」


驚きました、まさか()()()()はここまで考えるのは。いや、ありえない、この姫様はずっと部屋にいるし、王様やユウジ様、以前の姫様も会ったあとない、起きる前の王宮の様子も全くわからないはず。


でもこれを聞いて、おおよそわたしの予想通りになったわ、王族の知ってはいけない事を気づきました。陛下に直接にご報告した日から、わたしはずっと考えました。娘大好きな王様は何故姫様に会いに来ない、王様はユウジ様の対話はまるで親子、それと、ユウジ様の多くの癖はあんまにも()()に似すぎ。バカげた話ですが、でも確信を取れた。ですが、このままではこの姫様は子を産んたあと殺されるではありませんか?


「では姫様はこのままでは…」

「誰も()()に何があったのかは知らないですよ、私よりあなたが心配です。」


明日…ですか、深呼吸をする。

実もわたしも予定明日逃げ出すと思うの、()()()()が婚姻パーティーあと彼女はここに来てこの姫様と初夜するでしょう、その後恐らくわたしはすぐに捕まれ何がの罪でわたしを切り捨てます。それに目の前にのこの姫様は絶対何をするでしょう、多分それは言えないこと。


「わたしにもあなたに聞きたいことがあるです。」

「何?」

「あなたのお名前は?」

「え?」


姫様は驚きました、ですがこれはわたしにとって大切な事です。


「私…実は名前がないの、マリアンヌが付けてくれる?」

「そう来ますか?…では“アイリス”のはどう?わたしが一番好きな花です。花言葉は“希望”です。」

「希望は大袈裟ですが…アイリスが、いい名前ですね、ありがとう。そうですね、マリアンヌがこの国から離れたら、カウレシア王国に行きませんか?()()もそこに行けと言いましたし。」

「カウレシア王国ここから馬車で一週間かかるですよ…はぁ、また無茶なことを、うふふっ」

「笑ったマリアンヌ見るのは2回目ですね、やっぱり元々美人だから笑ったほうがいいですよ。」

「も、も~う!…もう遅いだから、早く寝なさい、では短い間のお付き合いですが、あなたに会えて良かったと思わ、アイリス。」

「私も起きたらあなたに会えてホントに良かったわ。では、マリアンヌ、おやすみなさい。」


わたしは自室に戻り、明日の準備をしました。明日は姫様の婚姻パーティー、大変になりそう。

たったの一週間、まさかこんなことになるのは、もしホントに神様があればどうか明日はもうまくいきますようにお願い致します。

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