詩を、書きたくなって(詩集)
―アイツ―
冷たい言葉を裏返して
わかったことといえば
それは照れ隠しで
実は温かいもので
隣はとても居心地が良かったから
未だに私は動けないでいるのです
***
―いつかの事―
思い出すのは
真っ黒な空の下
独りぼっちの自分
今思えば
『独り』じゃなくて『一人』だったんだろう
君がいたことに気付かなかっただけだから
***
―しょうがない―
諦めが肝心だなんて
諦めてばっかじゃどうしようもない
***
―テント―
その空間は
狭いけど静かで暖かい
たまには孤独に甘やかされてみて
少しだけ 少しだけ
お日さまが笑ったら
また頑張ってみよう
***
―るん、るるる―
気分がいいから歌を歌おう
るん、るるる
窓から見える空は真っ青で
とても綺麗だから
歌を歌おう
るん、るるる
少しぐらいハズれたっていいでしょう
歌いたいから 歌うの
るん、るるる…
今日はいい天気で気分がいいから
この声が掠れるなんて
瞳から雫が零れるなんて
胸が痛いなんて
全部 ウソだよ
今日は雲一つない青空だから
るん、るるる。***
―あいしてる―
あの日の君の顔がよぎる
なにも言えずに
ただ見つめるだけの僕に
がっかりした顔をして
スゥッと涙を流した君
きっと明日にはもう他人
でも 僕は
しっかりと、真っ直ぐに
ただ心から君を愛してる
『あなたがすきでした』
意味が分からなかったらごめんなさい。何か感じるものがあったなら、幸いです。最後の詩はもうなんか無理やり感たっぷりです。携帯からなのですが、PCからもちゃんと分かるでしょうか?………………………タテヨミ。