花嫁に逃げられた王子

作者:小針 ゆき子
ザンダー王子は愕然とした。
結婚式当日に、花嫁が姿を消してしまったのだ。
この結婚と同時にザンダー王子は立太子される予定だったというのに、このままでは王家の権威に大きな傷がついてしまう。

うろたえる重臣たちの中で、一人の女性書記官が何とか身代わりを立てて結婚式を続行しようと提案する。
彼女はザンダー王子の幼馴染で侯爵令嬢のウィズだった。
大事な幼馴染のために、何とか結婚式を乗り切ろうとするウィズ。
そんな彼女を見ていたザンダー王子は、ある名案を思い付いて…。

一話につき一登場人物をフォーカスするので、前半は時系列がばらばらです。

アルファポリスさんにも投稿しています。

【2023/11/15】
2023年11月23日に電子書籍にて発売決定しました。
どうぞよろしくお願いします。
ハッピーエンドは変わらずですが、後半を改筆しています。
本編
花嫁に逃げられた王子
2022/07/02 04:34
王子の側近の回想
2022/07/02 19:36
国王の誤算
2022/07/03 04:53
花嫁の父の危機
2022/07/03 15:39
書記官令嬢の父の抵抗
2022/07/04 03:00
第一王子の結婚式
2022/07/05 08:43
伯爵家次女は驚愕する
2022/07/06 01:21
逃げた花嫁の言い分
2022/07/07 10:30
黒幕たちの話
2022/07/08 09:22
幸せに暮らしました
2022/07/09 09:15
番外編
王妃は困っている
2022/08/28 01:37
王太后は憤っている
2022/08/29 01:59