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エピローグ。

なんか同じ事何回か書いているような気もしますが、許してください。





目が覚めた。




いつの間にか寝てしまったみたいだ。







あれ。





ここ、どこ。




真っ暗闇だ。




立って、歩いてみる。



何もない。


走っても。手を振り回しても。






目が見えなくなっているのか…


いや、うっすらだが、手が見える。





本当にどこなんだ……


何かあるかもしれない。


希望を捨てきれず、歩き始めた。



ひたすら歩いた。



“光”を探して。






一日歩いた気がする。







しかし、何も見つからなかった。





「なんで…なんでこうなったんだ…」





涙が出てきた。



続いて、笑いも。



「は、あはははは…」






そうだよ。全部自分が悪いんだ。




しょうがないよ。





そう暗示した。





お腹はすかない。


でも何か食べたい。


眠たくもならない。


でも眠りにつきたい。








暇を潰せる物もない。





歩く。


走る。


意味も無く。





それしかやる事は無い。





「誰か!誰かぁ…」



必死に叫ぶ。


声が枯れるまで。



勿論、応答は無かった。



なんでこんな事をしてしまったんだろう。


今更後悔しても遅い。


何回も言うが。




これなら、橋本君も一緒にここに連れてくればよかった。なんて。


橋本君、今何をしているのだろうか。


僕は友だちを一人にさせてしまった。



本当、最低な人間だ。僕は。


いや、人間“だった”。




もうどうだっていいや。



誰も居ないし。



ある意味僕が望んでいる結末になったのだから。










これが“僕がぼっちになった理由”。



これを読んでいるという事は…




君達もこの世界に来ているのかもしれないね。










その時は会おうよ。


もう君を殺す事は出来ないからさ。

ついに完結ですか……



初連載という事もあり、いろいろ誤字脱字、文章力の無さがありましたが、温かい目で見てくださり、有難う御座います((語彙力

これからも、宜しく御願い致します。



それでは、また会える日まで。

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