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登場人物紹介(ネタバレあり)

登場人物紹介+後宮と大陸の説明をいれました。

頑張って大陸の絵を書いてたんですが、スマホのイラストアプリじゃ無理でした<m(__)m>

後日、人様に見せられるようなものが出来上がったらアップします。

今日はこの作業が疲れすぎたので、24時更新はお休みします。これが24時更新分だと思ってください。


登場人物


主要キャラ




アルノルト・レークス・アードラー


肩書『出涸らし皇子』


俺。親しいものはアルと呼ぶ

アードラシア帝国の第七皇子。

黒髪黒目の十八歳。皇帝家の中で唯一の双子。その兄。容姿はレオナルト同様に整っているが、締まりがない、精悍さに欠ける。優美でないと散々な評価をされている。

良いところは弟にすべてを持っていかれた出涸らし皇子と呼ばれており、無能無気力でサボり魔。向上心に欠けており、皇帝争いに関しては最下位といってもいい。


無気力であることは真実だが無能ではなく、強力な古代魔法を扱うことができる。ただし、古代魔法は帝国および皇族の中ではあまり良い感情(かつて曽祖父が古代魔法に傾倒したあげくに狂って帝都を混乱に陥れた)を持たれていないため、そのことは隠している。

ほかの有力候補者が皇帝になった場合、間違いなく自分や母も殺されるため、レオナルトを皇帝にするために暗躍することを決意する。


シルバー


肩書『帝国最強の冒険者』


大陸に五人しかいないSS級冒険者の一人で、過去に古竜を討伐したこともある。銀仮面をつけた黒いローブの男。

帝都から動かない冒険者であり、帝都支部に所属して冒険者ギルドから要請でもないかぎりは基本的に帝都周辺の依頼しか受けない。

正体はアルノルトであり、古代魔法を使って影ながら帝国を守っている。

その師は狂帝とまで言われた曽祖父の精神体で、古代魔法や謀略など幅広く教わっている。






レオナルト・レークス・アードラー


肩書『旗印』


僕。親しいものはレオと呼ぶ。

アードラシア帝国の第八皇子。

黒髪黒目の十八歳。兄と同じ容姿ながら精悍でありながら優美さもあると評価されており、求婚者があとをたたない。

剣術、魔法、政治、あらゆる面で優れており、次期皇帝の有力候補者の一人。

優しく、人を思いやれる性格で血のつながった家族で争うことに疑問を抱いている。

帝位争いを勝ち抜くには優しすぎ、甘いとアルノルトは思っており、人の負の面よりも正の面に期待して目を向ける傾向にある。得難き長所であるが、同時に短所ともなっている。

兄であるアルノルトを誰よりも信頼している。



セバスチャン


肩書『万能執事』


セバスと呼ばれるアルの執事。

かつて死神と恐れられた暗殺者だが、いろいろあって執事になった。

常にアルに従うアルの理解者。

その実力はいまだ健在で、情報収集能力はずば抜けている。そのため弱小のレオナルト勢力の貴重なアドバンテージである。



フィーネ・フォン・クライネルト


16歳。


肩書『蒼鴎姫・秘密の共有者』


蒼鴎姫ブラウ・メーヴェとも評される絶世の美女。

ウェーブのかかった綺麗な金髪に海のように深い青色の瞳を持つ小柄な少女。

小柄な体に似合わずグラマー。

二年前、皇帝ヨハネスは国の細工師たちに鳥を象った髪飾りを作れと命じた。そしてその中で見事な蒼色の鴎を象った髪飾りが皇帝の目に留まった。いたくそれを気に入った皇帝は国一番の美女にそれを捧ぐといって美女コンクールを開催した。そのときフィーネはまだ十四歳でありながらそのコンクールで優勝したため、国中に絶世の美女として知られている。

セバス以外にシルバーの正体を知る唯一の人間。







エルナ・フォン・アムスベルグ


17歳。


肩書『勇爵家の神童・最強幼馴染』


アルとレオの幼馴染。

桜色の髪に翡翠の瞳を持つ美少女。胸は控え目。

完璧超人と評され、子供の頃から何をしても優秀だった

最高クラスの実力を誇り、とりわけ、勇爵家に伝わる聖剣を使えばほぼ無敵。

魔王を討った勇者の家系であるアムスベルグ勇爵家の跡取り娘。虐められているアルを常に助け、アルを叱咤した救世主にして天敵。

僅か十一歳で近衛騎士となり、十四歳で騎士隊長になった天才。次期近衛騎士団長候補。

歴代の勇爵家の中でもひときわ優秀で、初代の再来と言われている。





リンフィア


肩書『有能冒険者』


アルを助けたA級冒険者。

茶色の髪を短めのポニーテールでまとめている。

帽子を被り、少年のような恰好をしている。

南部辺境にある流民の村の出身。

村で起こった問題の解決をアルに依頼し、その見返りにアルに協力する。

形を変える魔剣を持っている





帝位候補者




エリク・レークス・アードラー


第二皇子。

青髪眼鏡。

外務大臣を務める皇太子最有力の皇子。

冷徹でリアリスト。

勢力基盤は文官



ゴードン・レークス・アードラー


第三皇子。

赤髪で大柄。

将軍職につく皇子。

武人であり、考え方は単純。

勢力基盤は武官



ザンドラ・レークス・アードラー



第二皇女。

緑髪で美人だがキツイ顔つき。

魔導師で、禁術について研究している。

もっとも残酷な皇族。

勢力基盤は魔導師





その他の登場人物


帝国


ヨハネス・レークス・アードラー


アードラシア帝国の皇帝

金髪青目。

子沢山な皇帝で、十三人も子供がいる。子供たちに帝位を争わせ、実力のある者が帝位に就くことが帝国のためと考えている。自分もそういう争いの中で皇帝となった。

多くの妻を持ち、それらを平等に愛する皇帝の度量を持っている。広大な帝国を統治し、隙あらば領土を拡大してきた名君であり、子供たちが帝位につく器かどうか見定めている。

皇族としての誇りと義務を自覚しており、広大な帝国領を治められる後継者を輩出するのは皇族の義務であると語る。


グスタフ・レークス・アードラー


アルたちの曽祖父にあたる。先々代皇帝。

皇帝位を息子に譲ったあと、古代魔法に没頭し、やがては狂って帝都を混乱に陥れた。

それ以来、皇族の間では古代魔法はタブーとなっている。

しかし、実際は城の隠し部屋にある魔導書の中に人格が封印されている。

そこに封印されていた悪魔に体を乗っ取られてしまっていたため。

アルの古代魔法の師。



フランツ・ゼーベック



帝国宰相。

宿屋の息子から成り上がった稀代の天才、帝国一の出世頭であり、ヨハネスの最も偉大な功績はフランツを見出したことだと言われるほど。



ミツバ



皇帝の第六妃。

アルとレオの母。

黒髪の踊り子で、皇帝に見初められた。

アルとレオを放任主義で育て、今の二人を形作った。





クリスタ・レークス・アードラー


12歳。

金髪紫目の第三皇女。

母を亡くし、アルとレオの母であるミツバを母と慕う。

予知能力をもつが、それを知る者はごく少数。




トラウゴット・レークス・アードラー


25歳

第四皇子。

茶色の髪に青い瞳。そしてダサい眼鏡が特徴。

まんまる太った皇子で、文才がないのに文豪を目指している。

趣味人。




ギード・フォン・ホルツヴァート


18歳。

茶髪でおかっぱ。ひょろながで服のセンスが悪い

貴族の中では二番目に古い歴史を持つホルツヴァート公爵の息子。

アルとレオの幼馴染で、アルをずっとイジメていたいじめっ子。




マルク・タイバー


壮年の男性。

近衛騎士団に所属する騎士で、エルナの部隊の副隊長。

元々は勇爵家に仕えていた騎士で、エルナが近衛騎士となったときに自分も近衛騎士となった。

かつてアルを命の危機から救ったことがある。





公国



エヴァンジェリナ・ディ・アルバトロ


アルバトロ公国の第一公女。

双子の姉。

色素の薄い茶色の髪の少女。髪を肩口で切りそろえ、瞳は緑。

双子の弟であるジュリオと共に先天的に音を使った魔法を使える。

大人しいジュリオに比べて非常に活発。



ジュリオ・ディ・アルバトロ


アルバトロ公国の第一公子。

双子の弟。

エヴァと瓜二つの少年。

性格的にジュリオのほうが女に見られることが多いのが悩み。

男らしさに憧れを持っており、英雄のようなレオに憧れる。







後宮・概要



皇后がまとめているが、第三、第四、第五妃が日夜勢力争いを繰り広げ、息子や娘を帝位につかせる助けになろうとしている。




皇后       皇太子・第四皇子

第二妃・故人   第一皇女・第三皇女

第三妃      第二皇子・第五皇子

第四妃      第三皇子・第六皇子

第五妃      第二皇女・第九皇子

第六妃      第七皇子・第八皇子

第七妃      第十皇子




大陸・概要


フォーゲル大陸


注・簡単な地図が活動報告にあげてあります。国名はすべて鳥です。国旗もその鳥が描かれています。





挿絵(By みてみん)




翼を広げた鳥のような形の大陸。


大陸中央部、鳥の胴体にあたる部分にはアードラシア帝国  (モデルはドイツ)。

西の翼部分はペルラン王国   (モデルはフランス)、東の翼部分はソーカル皇国  (モデルはロシア)。

この三か国が大陸三強と評される。

南部にある尻尾のように細く飛び出た半島  (イタリアをイメージしてください)にはアルバトロ公国とロンディネ公国がある。


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