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設定・人物紹介

こんなところで作品設定と人物等の説明です・・・

─世界観─


人類・・・普人・森人・獣人・龍人・魔人・妖精。その他に、変身魔法や変化を使って人に姿を変えられる生き物もいる。(神獣が最たる例)


魔法・・・風・火・地・水・光・闇・無の基本属性。光は聖を内包し、水と風を合わせると氷になるなど使い方は数多ある。人類皆何かしらの魔力を内包している。10歳で教会に赴き、自らの属性を発露させる。


魔力・・・魔人=妖精≦森人≦龍神<普人<獣人の順に、種族毎内在する魔力の過多がある。ただし、どの種族にも稀に内包する魔力が桁違いな者もいる。


スキル・・・各人類の王族や貴族に発現する力。神に愛された技術と言われているが、詳細は不明。スキル使用板を用いてのみ使用可能。所謂内政系の力。


先の大戦・・・1500年ほど前に魔人とそれ以外の人類が争い合った戦争。ほんの些細な出来事が火種となって発生。今は全人類の関係が修復されている。


技術力・・・森人<龍人<普人=獣人<妖精・魔人

先の大戦が起きるまで、魔人族の技術力は森人より遙か上であった。しかし、都市の破壊や技術者の流失が発生してしまったため、現在は森人がトップクラスの技術力を誇る。(魔人族の技術者を積極的に保護したという事も理由の一つ)

尚、妖精族は特定の集落を持たず(故郷はあるが)他の人類と共存共栄しているため、技術力を測ることは難しい。


惑星の大きさ・・・地球と呼ばれる惑星の四倍程度。八大大陸に島嶼部及び、列島を数多く有する。南北に極地。恒星からの若干遠いため、中緯度でも平均気温は14.5度。生物は巨大で、獰猛な種類も数多くいる。


魔物・・・先の大戦によって放出された、大量の魔力によって体組成が変化した生物の総称。一般的な生き物も多いが、人型から動物型、蟲、不定形生物まで多種多様。動物型には、人類にとって有益な種もおり、ブルーブルを筆頭に飼育することができる種も多い。


文明・・・高度魔人文明が衰退した後は、地球の歴史で言うと中世に毛が生えた程度。家内工業が主流であり、農業も二毛作が中心。一部の国や地域では、進んだ技術もあるが、多くの人口を支えられる産業はまだ誕生していない。



王都アルベロ・・・世界樹の根元に広がる森人族の中心都市。宮殿を中心に八方に主要街道が伸びる。道ごとに区画が別れ、商業区や工業区。住宅区や農業区という風に整備されている。城壁を幾重にも巡らせ、人口が増える毎に拡張工事を行い、現在の人口は400万人程。世界でも有数の人口を誇る。


衛星都市・・・宮殿から伸びる八方の街道の終端に作られた八つの都市。それぞれ特色がある。二人が立ち寄ったマルゲリテは商業都市であり、沢山の物資が集まる集積拠点でもある。


カボロ村・・・世界でも有数の有名畜産農村。良質なブルーブルを肥育し、各地のリストランテや美食家達から一級品の印を貰っている。200年ほど前までは若者が村から出て行くことが多かったのだが、現在の村長がブルーブルの飼育に成功してからは、帰郷者が相次ぎ、村の過疎化が止まった。

プレズモが流通の一端を担っている。


─人物紹介─


アルフレッド・ディ=アルベロ


本作の主人公。魔法は全属性使用可能。魔法の創造も道具の創造もできる。器用さの化け物。

戦闘の技術にも優れる、得意な得物は弓矢。

先の大戦で活躍したが、歴史に残っていない。何やら教会とも縁が深いようで・・・

自分の知識欲に素直で、自分が興味を持ったモノに対しての調査能力や知識の深さは他の追随を許さない。しかし、興味の無いことには無頓着で、素っ気ない態度をとることが多い。ただ、情に厚く困った人は見過ごすことができない根っからの善人。その分、敵認定したモノへは容赦が無い。


宮殿では宮仕えの者達の若年齢化が進み、彼が大戦で活躍したことを知るものはわずかとなってしまった。宮殿では無為に過ごしていたため、渾名は「お荷物王子」である。当の本人は気にしていない。

歳は2300歳(普人族換算23歳)。身長は180糎。体重は65瓩で細身。プラチナブロンドの髪を短く切り揃えている。翡翠色の瞳で、目鼻立ちが整っているが、やる気のなさからトロンとしていることが多い。


一人称は 私。

「私の名はアルフレッド。余り仕事はしたく無いのだが・・・父上に命じられたからには頑張るよ・・・」


よく街に降りるときは、変身魔法を使用して幼少期の姿に変わる。身長は140糎ほど。くりっとした目にかわいらしい容姿。


一人称は 僕

「僕にとって、知らないということは、自分を成長させる栄養剤なのさ」


カレン


アルフレッドに仕える。見た目は普人族の女性だが、本来の姿は神獣『フェンリル』

身長は165糎。体重は50瓩。歳は1800歳(普人族換算18歳)

両目は綺麗な(くれない)色(鳩血(ピジョンブラッド)色)。白銀色の真っ直ぐな髪を膝下まで伸ばしている。


先の大戦時に傷ついていたところをアルフレッドに保護される。その後、元々の賢さも手伝って宮殿内で勉学に励み、アルフレッドの側仕えとして常に付き従う。

戦闘の技術は勿論のこと、食事の準備から身の回りの世話までそつなくこなす。主人の困った顔が好きで、たまに悪戯を仕掛けることも。少し抜けているところもあるが、本人はいたって真面目。


美食に目がなく、人間の姿でいるときでも元の姿でいるときでも食べられる量に差異が無いため、細身の身体のどこにはいるのか。と言うくらいの大食らいでもある。(普段は確りと制限できる)美味しいものを食べると一つ一つの味を細かく伝えてしまう。その能力を買われ、王都では美食に関する本を出版しているほど。

 

一人称は 私

アルフレッドを呼ぶ際、

大人の姿の時はアルフレッド様

幼少期の姿の時はアル様

と呼び方を分けている。

人物紹介に関してはまた追加していきます。

主要人物の二人だけ今回は載せてみました。

本は想像して読むモノだと考えている作者なので、最初に読者様のイメージが固定化されるとなぁと思い、人物描写を限りなく少なくし、物語が本格的に始まるタイミングで、詳細を明らかにしました。

読み手の皆様のイメージと作者のイメージが違うこともあるでしょう。

ですが、活字を読み想像する楽しさを共有したい。そう考えて執筆しているので、皆様が思い描くアルとカレンがいてくれれば幸いです。

ここでのアルとカレンは、あくまでも作者個人のイメージを具現化させたモノなので・・・。

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