前世の記憶と残酷なる世界の真実
ある日の昼下がり、母と一緒にのんびりと日向ぼっこをしていた時のこと。私達母娘の前に、一人の見知らぬ人間が現れた。
その人間は大きなつばの白い帽子をかぶった太っちょのおばさんで、大きな日傘をさし、手に小さなピンクの手提げかばんを掛けていた。
そのおばさんは私達母娘の世話係のおじさんに案内され、牧場の柵越しに私達の前までやってきた。
「まあ、この馬がトモエロードですの?」
太っちょのおばさんが母のことを指さし、世話係のおじさんに尋ねる。
「ええ、そうです。こいつが我が巴牧場自慢のオークス馬、トモエロードです」
おじさんが少し胸を張って自慢げに母のことを紹介する。
『トモエロード』というのは人間達が母を呼ぶ時の名前だ。母にはいくつか呼び名があり、他には『ジョーオーサマ』とか、『オークスバ』とか、『ヒドイキショウナン』とか呼ばれている。
きっと、どれも母を讃えるような意味を持つ言葉なのだろう。
「ああ、ようやく会えました。いつか会いたい、いつか直接この目でこの馬を見たいと、何年もずっと思っておりましたの。でも北海道ともなるとそう簡単には来れなくて」
そう言って、おばさんは感激した様子で母のことを見つめた。
「私、初めて見た競馬のレースがトモエロードのオークスだったんです。テレビを点けたらたまたまレースが始まったところで、競馬なんてそれまでまともに見たこともなかったのに、何故かその日だけは最後までそのレースを見届けてしまって」
そしておばさんは、興奮した様子で早口でしゃべりだした。
「トモエロードがゴールした瞬間、私、何故か泣いてしまったんです。理由も分からないまま次から次へと涙があふれて、もう本当に、訳も分からないくらい感動してしまって」
「はは、うちの馬のレースでそんなに感激して貰えて、今でもそれを覚えて貰えているというのは、私も生産者として嬉しい限りですな」
おばさんの話しぶりに気を良くしたのか、世話係のおじさんは上機嫌に相槌を打った。
そんなおじさんの態度が良かったのか、おばさんは更に饒舌にしゃべり続けた。トモエロードの走りがどれだけ素晴らしかったか、オークスのレースでどれだけ興奮したか、おばさんが母を褒め称える言葉をまくし立てるように並べていく。
一方、賛辞の嵐を受けている当の母はといえば、おばさんのキンキン声を不快に感じたのか、人間達にお尻を向けて早々に二人から遠ざかって行ってしまった。
自然、おばさんと世話係のおじさんの前には、私一頭が残される。
私はおじさんに頭を撫でて貰いたい気分だったので、母にはついていかず、柵から首を伸ばしておじさんに撫でろと催促した。
「その時ね、トモエロードのレースを見終えた時、私泣きながら思ったんです。もしかして私は、前世は馬だったんじゃないかって」
「は、はぁ。前世ですか?」
おじさんはいつの間にかおばさんの話ぶりに圧倒されているようだった。そのせいで、柵から首を伸ばす私に気付いてくれない。
おばさんも、いつの間にか顔と身体の向きが柵ではなくおじさんの方を向いており、おじさんに自分の話をすることに夢中になっている。
「そうです、前世です! トモエロードの走りを見て、私は自分の過去生を無意識に思い出し、それで泣いてしまったのですわ。占い師の先生にも同じことを言われました。今ではもう、確信しておりますの。私の前世は、絶対に馬だったって!」
……私の前世は、絶対に馬だったって!
…………私の前世は、____馬だったって!
………………私の前世は、____だったって!
何故かおばさんが放ったその一言が、私の脳内で何度も何度もリフレインした。
そしてその言葉がきかっけとなり、カチリ、と、私の中で何かと何かが繋がった。
同時、雷に打たれたような衝撃が、私の頭の先から尻尾の先までを駆け抜け、私の脳内に馬ではない生き物の記憶が再生された。
それは二本足で歩き、前足で走る代わりに手で道具を握っていた頃の記憶。
日本という国で暮らす、女性の会社員だった頃の記憶。
記憶の中の私は残業帰りに駅のホームで急な眩暈に襲われ、そのまま線路に向かって体が傾いて……。
そう、それは、私の前世の記憶。私が馬として生まれてくる前の、『人間』だった頃の記憶。
そう、そうだ、思い出した。私は前世人間だったのだ!
そう自覚した瞬間、私は柵から首を引き抜き、無意識の内に走りだした。
もう世話係のおじさんも、私が前世を思い出す切っ掛けになったおばさんも、どうでもよかった。
どうしていいか分からなかったし、何故走っているのかも分からなかったが、私が向かった先は母のもとだった。
私を産んでくれたお母さん。いつも一緒にいてくれるお母さん。この牧場で唯一私の言葉が通じるお母さん。
とにかく何かに縋りたくて、思い出したことを話したくて、私は母のもとへ駆けた。
「お母さん、お母さん、お母さん!」
突然全速力で駆け寄って来た私を、母は驚きの表情で迎えた。
「娘よ、一体どうした。そんなに慌てて、さっきの人間に何かされたのかい?」
「違う、違うの、そうじゃなくて、馬は、じゃなくて、人間は、えっと、あの!」
母のもとに辿り着いた私は、息を切らしながら、どうにか伝えようとし、
「私、馬じゃなくて人間だったの!」
全然、言いたいことと違うことを言ってしまった。
母の表情が一転、『何を言っているんだこの子は』という呆れ顔に変わる。
「娘よ、馬鹿なお前に教えてやろう。お前は馬だ。どこからどう見ても、馬だ」
「ち、違う、いや、違くないけど、自分が今馬だってことは分かっているけど、えっと、あのね」
私は気を落ち着けるために大きく鼻から息を吸い、吐いた。
「私の前世は、人間だったんだよ!」
しかし言ってみてすぐ、果たして馬である母が、前世という概念を理解出来るのかと不安になった。
ついさっきまでの私にとって、母はどんなことでも知っている世界で一番賢い存在だった。しかし人間だったころの記憶を取り戻してしまった今となっては、その知識に随分な偏りがあることにも気づいてしまった。
実際お母さんは、『前世』という言葉の意味が分からなかったのか、不思議そうな顔で首を傾げながら私のことを見つめている。
どうにかして理解して貰おうと、必死で母に前世や生まれ変わりについて説明することしばし。
「なるほどつまり、お前は私のお腹から生まれてくる前は人間だったってことだね。それで今日、人間として生きていた頃のことを思い出したと」
なんと母は、前世というものを特に抵抗もなく理解してしまった。
「え? うん。そうなの。私、前は人間だったの」
あまりにもあっさりとした母の態度に、思わずきょとんとしてしまった私を見て、母はおかしそうに笑った。
「いいかい娘よ、よくお聞き。死んだ命が他の命になることは、別に特別なことではないんだよ。例えば私のお母様、つまりお前のおばあ様はね、馬に生まれる前は鳥だったんだ」
「そうなの!?」
一瞬、脳みそが混乱した。鳥の娘がお母さんで、お母さんの娘が人間で、でもその正体は全員馬で?
「そうだよ。鳥だった頃のことを私のお母様はしっかり覚えていたし、鳥の言葉が分かるとも言っていた。私と違って人間の言葉は分からなかったけれど、代わりに小鳥たちが何をしゃべっているのかを、お母さまは理解できたのさ」
さらりと祖母が前世の記憶持ちであったことを明かされる。驚くと同時、妙な納得も覚えた。
母の落ち着きと理解の速さは、すでに前世の記憶を持った馬と出会ったことがあったからだったのだ。
「しかし娘よ、人間とはまた随分つまらない生き物だったんだね。馬になれてよかったじゃないか」
その上で、そんな呑気なことを言う母に、私は慌てて今日思い出した一番重大なことを伝える。
「違うよお母さん、馬より人間の方が良かったよ! だって、人間は馬の奴隷じゃないもの。馬のほうが人間の奴隷、家畜なんだよ!?」
前世の記憶を取り戻した私を打ちのめした、残酷としか言いようのない世界の真実。
しかしそれを私に告げられた母は、ちょこんと首を傾げた。
驚くでも否定するでもなく、実に落ち着いた様子で、私が告げた世界の真実を、首をちょっと横に傾けるだけのリアクションで受け止めたのである。
そのあまりに普段と変わりない母の様子に、私は思わずたじろいだが、すぐに首を振って気を取り直した。
きっと母は、私の言葉の意味が理解出来なかったのだ。何せ、今まで奴隷だと思っていた人間の方こそが、私達の飼い主だったのである。
この余りにも悲しく残酷な事実の前では、いくらいつも堂々としている母といえど、狼狽えずにいられるはずがないのだ。
私は人間だったころの知識と語彙を駆使し、母にこの世界のことを懸命に伝えた。
私達馬が人間に飼われる家畜だということ。
私達はサラブレッドという種で、競馬という娯楽のため人間に生産されていること。
人間が私達の面倒を見るのは、その競馬という娯楽を通した金儲けの為であること。
どれもこれも、馬として培ってきた私の価値観を根底から覆すような、恐ろしい話の数々である。
しかし母は、私の話をふむふむと興味深げに聞くと、それを途中で遮り、
「よく分かった。つまり人間は私達馬を自分たちの奴隷だと思っていると、そういうことだね?」
少しずれたことを言って、私の話をまとめようとしてきた。
「違うよお母さん。思っているんじゃなくて、事実そうなんだよ。現実として、私達馬は人間に飼われていて、」
「うむ。だがな娘よ、それの何がいけないんだい?」
「え?」
「私達馬は人間を馬の奴隷だと思っている。人間達は私達馬を人間の奴隷だと思っている。つまるところ、お前の話はただそれだけの話だろう?」
……母は、一体何を言っているのだろうか。
ちーがーう! と、私は前足で地団駄を踏んだ。
「さっきも言ったでしょ! 思っているだけじゃないの。本当のことなの! 人間は強くて、賢くて、たくさんの武器や道具を持っていて、それを使ってどんな動物でも捕まえてしまえるし、殺せてしまえる、とっても恐ろしい生き物なの! だから、」
「だがその人間より強く賢い生き物が存在したら、きっと人間は自分たちがその生き物の家畜になっていることに気付かないのだろうね」
「……え?」
お母さんはただただ穏やかに笑っていた。そして私を落ち着かせようと、自分の首を使って私の首を撫でてくれる。
この時になって初めて、私は自分の身体が少し震えていたことに気付いた。
「可哀そうに、人間なんて愚かな生き物の記憶を思い出してしまったせいで、混乱してしまっているんだね。お前は一つ、大事なことを忘れてしまっているよ」
「……大事なこと?」
うむ、と頷いてから、
「人間がどんな生き物であっても、お前がどんなことを知ったとしても、私達の暮らし今日も明日も変わらないってこと」
そしてそれが一番大切なことだと、母は言った。
「日々の暮らしが何も変わらないのなら、その暮らしに不自由がないのなら、後はもう感じ方の問題さ。自分は奴隷だと思って惨めな気持ちで生きるか、自分こそが主人だと胸を張って生きるか、それだけの違いだよ」
母のその言葉は、強い言葉だった。世界がどうなっているかではなく、自分が世界をどう捉えるかの方が重要だという言葉だった。
「でも、でも人間達に『いらない』って思われたら、私達は殺されちゃうんだよ?」
私は一番不安に思っていることを聞いた。そう、結局私が一番怖いのはそこだった。
人間に飼われている以上、生殺与奪の権利は常に人間に握られてしまう。
「別に何の問題もないだろう。人間なんて小さくて力の弱い生き物、歯向かってきたら蹴飛ばしてやればいい」
「そんなの無理だよ。人間は銃とか毒とか、色々な恐ろしいものを持っているもの。誰か一人を蹴っ飛ばしても、次にやってきた人間に殺されちゃうよ」
ふむ、と、お母さんは考えるように一度頷いた。
「まあ、確かにそういうこともあるかもしれないね。でもそれは私にとって、ネズミが猫を噛み殺すような話だ。ネズミでも猫を殺すことがあるように、私が人間に殺されることだってあるかもしれない。けれどね、」
フン、と母は私を勇気付けるように強く鼻息を吐いた。
「ネズミを怖がる猫がいないように、私は私の奴隷である人間を怖がったりはしないよ。それになにより、この牧場の人間たちには、私に歯向かうような度胸はないさ」
こともなげに母は言い切った。例え自分が人間に殺される日が来ても、それは人間による家畜の処分ではなく、奴隷が主人である馬に反抗した結果なのだと。
人間が馬を家畜としか思っていないと教えられてなお、母は人間を自分の奴隷だと言い張った。
「でも人間は、お母さんのことを自分たちの主人だなんて思っていないよ?」
「それこそどうでもいい話だねえ」
「え?」
「私は馬が世界で一番偉大な生き物だと思っている。私は世界で一番自分が偉いと思っている。けれど自分以外の生き物全てに、その考えを認めろとは思わない。自分以外に、自分よりも私を大切にしろなんて思わない。そんなのは、我侭ですらない愚か者の考えだよ」
噛んで含めるように、諭すように、母は言葉を続けた。
「人間は人間を一番偉いと思っている。私は私が一番偉いと思っている。さっきも言ったろう? お前が前世の記憶を通して今日知ったことは、結局ただそれだけの話だよ」
その言葉を聞いて、私は何か、自分の頭の中がさらにグシャグシャになるのを感じた。
人間だった前世を思い出した時、私は混乱と恐怖に呑み込まれ、訳も分からず母に向かって走り出したのだ。
そして母の元に辿り着いてからは、とにかく自分の思い出したことを母にも理解させようとした。
だが、母に思い出したことを伝えようとしながら、私は母を間抜けだと思っていたのだ。
牧場という檻の中で飼われる家畜である母を。
人間に生かされる経済動物でしかないのに、人間を奴隷呼ばわりしていい気になっている無知な母を。
そして、そんな母の言葉を鵜呑みにしていた昨日までの自分を、ひどく間抜けで愚かなもののように感じていた。
だが、実際のところはどうだろう。どれだけ私が言葉を尽くして説明しても、母はいつも通り何も変わらなかった。
ショックを受けることも、動揺することも、そんなはずないと怒ることもなかった。
もちろん、私の話を理解しなかったわけでもない。
私の話を全て理解した上で、自分には関係ないと切って捨てたのだ。
大切なのは自分が世界をどう捉えるかなのだと。
自分のことを一番偉いと信じ、それにふさわしい振舞ができるなら、人間達の考えなどどうでもよく、自分にとって人間は世話係の奴隷でしかないのだと。
母の考えがあまりに頑強過ぎて、またその姿が堂々としすぎていて、母に世界の真実を教えていたはずなのに、いつの間にか私は母の言葉にのまれそうになっていた。
頭の中のグシャグシャが解けていく。
そう、一度冷静に自分の状況を考え直してみよう。
まず、私は馬だ。前世の記憶を取り戻したからと言って、人間になったわけじゃない。私は馬として生まれて来て、明日も明後日も死ぬまで馬のままだ。
だから、今の私に必要なのは人間の視点から見た今の自分ではなく、馬である私の立場からの現状認識だ。
今日まで過ごしてきた牧場での暮らしは、人間から見るとみすぼらしいものだろう。厩舎に繋がれ、飼葉を食み、牧場の柵の外には出してもらえない。
人間の都合でいつでも殺されてしまう、人権も何もあったもんじゃない生活だ。
でも、馬である私からすれば見方は変わる。厩舎は毎日掃除されていて清潔だし、飼葉はおいしいし、たまに貰えるリンゴやバナナは御馳走だ。
牧場は広くて運動するには十分で、柵の外に出たいなんて思ったこともないし、柵にぶつからないようギリギリを攻めて走るのはスリリングでとても楽しい。
逆に、もし私が野生の馬だったらどうだろうか。例えば、サバンナで暮らすシマウマだったらどうだ。
ご飯も飲み水も自分で探さなければならないだろうし、見つからなければ飢えと渇きに苦しむことになる。
ライオンやハイエナといった天敵におびえながら、常に死と隣り合わせの生活だ。寝心地のいい寝藁も、雨風を凌げる馬房もない。バナナなんて一生食べられないだろう。
そう考えると、私は馬としては比較的いい暮らしをしているのかもしれない。
何もしなくても毎日ご飯を運んで来て貰える、肉食獣に怯えなくていい暮らしというのは、動物の中では上位にくる暮らしなのではないだろうか。
不安な点としては、私が競争馬であるという点で、おそらく大人になったら競馬のレースを走らされるということ。
そしてそこでいい結果を残せなければ、きっと殺処分されてしまうということ。
これは確かに怖いことだし、殺されたくなんてないが、でもどうだろう。
私は前世人間だった。でも、長生きは出来なかった。学校を卒業するまでの記憶はたくさんあるが、会社で働くようになってからの記憶は少ない。
多分、大学卒業後数年で死んでしまったのだ。
人間に生まれても、大人になってすぐに死んでしまうことはあるのだ。
いや、そもそも人間だって、紛争地域や貧困に苦しむ国では、多くの子供が命を落とす。何不自由なく育って何の苦労もなく大人になる子供なんて、先進国の一握りだろう。
野生の動物にしたって、過酷な自然の中で死ぬのは力の弱い子供からだ。
そう考えると、少なくともレースを走る大人の馬になるまでは、人間に手間暇お金を掛けて育ててもらえるという私の環境は、実はかなり恵まれているのではないだろうか。
大人になってから長生きできるかは、今の時点では分からないけれど。
でも、少なくとも今日まで何不自由なく暮らしてこれたように、しばらくは何不自由なく暮らしていくことができる。
母の言っていた言葉の意味が、徐々に私に沁み込んでくる。
馬として、馬の視点で世界を見れば、私の今の暮らしは悪いものでも怖いものでもなかったのだ。
そこまで考えて、私はようやく落ち着くことができた。
母は私が考え込んでいる間、ずっと私の毛づくろいをしてくれていた。
「でもねお母さん、私、もう人間を奴隷だとは思えないの」
そんな母に、私は自分の心につかえた最後の引っかかりを口にした。
「そうかい、それならそれでいいんだよ」
母はやはりいつものように、当たり前のことを言うように、大切なことを教えてくれる。
「私には私の物の見方があるように、お前にはお前の物の見方がある。それでいいのさ」
そうか、それでいいのかと、私の中のつかえは取れた。
「鳥には鳥の景色がある。人には人の事情がある。馬には馬の世界があり、お前にはお前の考えがある。それでいいのさ。世の中というものは、そういうものなんだよ」
『そういうものなんだよ』。母はいつものように、その口癖で自分の言葉を締めくくったのだった。
太っちょのおばさん:主人公が暮らす牧場を見学に来た観光客のおばさん。主人公の母のレースを見て涙が止まらなくなったのは、前世が馬だからではなく単に当時のおばさんが情緒不安定だっただけ。前世はワニガメ。
世話係のおじさん:実は牧場長で主人公が暮らす牧場で一番偉い人。太っちょのおばさんに過去生や占いの話を2時間されて、二度と怪しい観光客は牧場に入れないと心に誓った。前世は柴犬。
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