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7話 冥☆界☆脱☆出☆

学業や部活があり、かなり更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。「学業を中心に、小説は趣味」と決めているので更新は不定期になりますがお許し下さい。皆さんの応援がモチベーションの向上に繋がりますので、これからも応援よろしくお願いします。

俺は、ケルコシウスがポリゴンとなって散って無くなっていくのを見送った。

「疲れたぁぁぁぁ!」

俺はその場で大の字になって寝転がった。HPもMPもギリギリだったけど勝てて良かった。レベルも上がったしステータスポイントを割り振ってと。今のステータスは、


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PN:ソロモン・ジェイダイト

LV:45

種族:悪魔

HP(体力):40(+5)

MP(魔力):200

STM(持続力):180

STR(筋力):140

INT(知力):140

DEF(耐久力):20(+5)

AGI(俊敏):130(+5)

DEX(器用):30


習得魔法《闇魔法:Lv43》


ウエポンスキル《短剣術Lv44》


アクティブスキル

《ダークアロー》

NEW!《ブラックバレット》

《エンチャント・ダークネス》

《ダークウエポン》

《ダークニードル》

NEW!《アサシンスラッシュ》

《急所突き》

NEW!《二重斬り》

《疾走》

《ハイジャンプ》

《鑑定》


パッシブスキル

《危険感知:Lv17》

《MP自動回復:Lv19》


種族スキル

《暗視》

《瘴気無効》

《悪魔瘴気》

《悪魔翼》

NEW!《冥門顕現》

装備

右手:

左手:

頭:無し

胴:初心の革鎧 

腰:初心の革ズボン

足:初心の革靴


称号

《異界者》

《狼の天敵》

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《ブラックバレット》消費MP50  クールタイム60秒

沢山の闇の弾丸を放つ魔法。一つ一つの威力は低いが、すべて当たると対象に〈出血〉を付与する。


《アサシンスラッシュ》消費STM20  クールタイム20秒

短剣を振るうときに威力を高めるスキル。急所や背後からの攻撃の威力を更に高め、対象に〈毒〉〈麻痺〉を一時的に付与する。


《二重斬り》消費STM10  クールタイム10秒

短剣で攻撃を与えたとき、同じ威力の斬撃を対象に与えるスキル。


《冥門顕現》消費MP─  クールタイム3600秒

冥界から現世へ、現世から冥界へ渡ることが可能な門を顕現させる悪魔の権能。



「新しいスキルも沢山増えたな。てかこれで冥界から出られるな!」

そして、最後のお楽しみのケルコシウスの討伐報酬を見ていこう。


【冥氷炎爪アグゲル】

特有武具(ユニークウエポン)

冥狼山の主の力の残滓。其れは王者の爪、其れは誇り高き狐狼の象徴、其れは初めての好敵手との友情の証であり戦いの記録。

”破壊不可” ”譲渡不可” ”奪取不可”


能力値


攻撃力150

耐久力+150

俊敏+100


保有スキル

《冥極炎気》

《冥極氷気》

《魂貪食》


見た感じは、ガントレットの指の部分が、鋭い爪のようになっていて、両腕に装着する武具のようだ。ガントレットの部分も細かな装飾があり、とてもカッコいい。とゆうか、性能おかしくなぁい?紙装甲が戦車になっちゃたよぉ。俊敏もほぼ2倍だよぉ。攻撃力もおかしいよぉ。《ダークウエポン》の大剣でさえ攻撃力80なのに、ぶっこわれだぁ。


「はっっ!危ない危ない、幼児退行するとこだった。深くは考えないようにしよう。よし、性能テストだぁ!!」


◆◇◆◇◆◇◆◇

俺はその後、【冥氷炎爪アグゲル】を装備して辺りのモンスターを狩っていた。流石は特有武具(ユニークウエポン)というべきか、滅茶苦茶強かった。山のモンスターはほぼ一撃だし、色んな戦い方が出来た。また、保有スキルの実験もしてみたりした。

まず、《冥極炎気》と《冥極氷気》だ。《冥極炎気》は、使用すると、右腕に赤黒い炎を纏うスキルで、攻撃した部位を燃焼させる効果がある。《冥極氷気》は、左腕に氷を纏うスキルで、攻撃した部位を凍結させる効果がある。どちらともシンプルで強力なスキルだ。

次は、《魂貪食》だ。《魂貪食》パッシブスキルのようなもので、その効果は、生物を殺害したときにHP、MP、STMを回復させるというスキルで集団戦や、連戦に重宝するスキルだ。


俺は《冥極炎気》を纏った爪で狼の首を一撃で切り落とす。

「性能テストも出来たしそろそろ冥界から出るか。早くPKしたいしな」


そう。俺はケルコシウスとの戦いでレベルが上がり、《冥門顕現》のスキルを手に入れたのだ。

「じゃあ早速、《冥門顕現》!」


俺がスキルを発動させると、地面から漆黒の禍禍しい装飾が全体に施された、縦3メートル、横2メートル程の門が現れた。

『開け』


そう言うと門がゆっくりと開いた。開いた先は真っ黒の霞のようなものが渦巻いていた。俺はそこに向かって歩き出す。

「行くか」




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