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皆さんに楽しんでいただければ幸いです♪

 その後の話を少ししようと思う。


 真木は無事に高校そ卒業して一人前の大人になった。

 そして、グレイと一緒に世界中を旅しに行ってしまった。

 時折送って来られる、世界各国の手紙や写真を見て微妙に遠く感じてしまったり、物足りなさを感じる毎日だけど、これはこれでいいのかもしれないと思っている。

 だって真木は人助けが大好きだもんね♪

 だから……うん、これでいんだ♪

 それにグレイもいるから心配なんてしていないよ?

 だけどね、もしグレイがついていながら真木に気がさせるような事があれば、許さないんだから!


 私はお父さんの後を継いで世界有数の大富豪の地位を確立している。

 その隣にいるのは、大学で知り合って好きになった男性。

 初恋が実ったんだ。

 彼も真木みたいな人だったから、お父さんやお母さんに大笑いされたけど、いいんだ。

 だって私の理想はいつだって真木なんだから。

 私を初めて見つめてくれた、好きになったくれた……間違った形ではあるけど告白してくれた。

 これをどうやって惚れないで受け止められるだろうか? 私には無理。


 お父さんお母さんは今も仲良く隠居生活を満喫している。

 新婚ほやほやの私達からみても十分ラブラブしているのだから、まったくとんだバカップルだと思っています。



 あ、そうだ!

 今度真木が久しぶりに日本に帰ってくる事になったんだって!

 よぉーし! 張り切ってご飯作っちゃうぞ! 今度も美味しいって言って貰う為にね!

 あの二人で、私の大好きな笑顔の為に――――――――――――

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