37話 二人の気持ち?
「おい!美月君。僕の美樹さん取らないでもらおうか!」
ふぅ、朝から面倒なことに。
折角これからの楽しいダンジョン探索に心を踊らせていたのに。
「聞いた話によると君は美樹さんと一緒にダンジョンに潜っていたようじゃないか?君は前衛としても後衛としても大した力を持ってない。そんな君が美樹さんと一緒に居るべきではない。」
「そんな事言われても、勇義君は回りの女の子達も話してていそがしそうだったし。」
「だとしてもだ!君は彼女を守れないのに二人で行くなんて危険だとは思わなかったのか?」
はぁ~、どう答えようか?
適当に「分かりました。もう関わりません。」って言いたいけど、そんな事したら美樹ちゃんが困るしな。
勇義は基本的にいいやつだし、クラスメイトからの人気もかなりある。
おまけにこの世界では勇者という凄い力を持っている。
僕が無闇に敵対するようなことをしたらクラスメイトしかまともな知り合いの居ないこの世界で1人でやっていかないと行けなくなる。
あ……不味い
「おはよう!美月君。あっ勇義君もいたんだ、おはようー。」
おー、登場早々になかなか辛辣な挨拶だな。
勇義どんまいじゃん。
「おはよう!美樹さん、昨日の話を聞いたよ。美月君とダンジョン探索なんて危険すぎるよ。只でさえステータスが低いのに訓練もまともにやってなかったんだよ。」
流石!ポジティブ!すごいよ。
勇義の時だけ声の抑揚皆無の棒読みで眼中にないよって言われてる様なもんでしょ?
どうやったらそんなに普通に返せるんだ?
ボッチで会話が苦手になった僕にもその極意を教えてほしい~!
「はぁ~、あのね、勇義君いつも言ってるけど、美月君は頼りになる人だよ。それに貴方には私のことなんて全く関係ないでしょ。」
「なにを言ってるんだ?僕らはこのクラスを纏めていくパートナーだろ。関係するに決まってるじゃないか?」
「っっっ!あのね!今回こそは言うから!」
不味い、なんか変なことを言うぞ。
何とかしないと!
「私は貴方にのことが嫌「あっ照れ隠し~!?」もごもご。」
「おい!君たちなにをやってる!」
「あー、ごめんね。すぐ戻るから。」
美樹ちゃん、少し後のこと考えて発言してよ。
とりあえずちょっと離れよう。
「もー!何するのよ突然!びっくりしたじゃない。」
「美樹ちゃんこそなに考えてるの?クラスカーストトップで一番強い人になんて事言おうとしてるの!」
「でもいい加減めんどくさいよ。…………ろくに美月君とも話せないし。」
美樹ちゃんは最後にぼそぼそっと自分に言うようにに言ってた。
僕は鈍感系主人公じゃないから最後の方までしっかり聞こえるよ。
僕の勘違いでなければ、美樹ちゃんは僕に多少っていうか、かなりの好感を持っているとおもうけど、今は僕も立場が良くないし、まだ僕の気持ちもまだ決まってないし、保留にさせてもらおう。
別に恥ずかしいとかじゃないからね。
「まあ、気持ちは分かるけどね。でも勇義はクラスで居なくてはならない人間だし、美樹ちゃんのレベルアップにも役立つだろう。今日は一緒に行ってきてよ。」
「う~。美月君がそう言うなら我慢する~。」
そう言うと美樹ちゃんは勇義の方に歩いてく。
これでなんとかなったかな?
「ねぇ、美月く~ん!」
なんだ?
「今は素直に騙されてあげる!でも次はちゃんとしたのを期待してるから。
でも…、あんまり遅いと私……ちょっと頑張っちゃうかもよ。」
「うっ!」
「じゃ、今度は一緒にダンジョン探索行こうね。」
あぁ~びっくりしたわ。
僕、顔真っ赤だな多分。
美樹ちゃんも最後らへんは顔真っ赤だったし、おあいこってことにしとこう。
うん!それがいい。
どうでしょう?
自分の中では可愛い美樹ちゃんをイメージしたんですが……、上手く伝わってますか?
(((^^;)
あと、自分もかなり前から思ってはいたんですがあの作品のパクリ臭がするって感想が来ました。
やっぱりパクリ臭しますか?
何とかしようとメイドをだしたり、スライム出したりしたんですがあんまり効果なしですかね。
最初のブロットでは「苛められっ子が異世界に行って不遇ステータスだったけどなんかめっちゃ強いモンスターと戦ったりとかでめっちゃ強くなってクラスの奴らを見返す」って感じのつもりだったんですが、このあと強いモンスターと戦って強くなるなんて事になったらさらにパクリ臭がしてきてしまうかな?と思います
なので今の章を少し引き延ばしながら考えます。
俺ツエー待ちの方今しばらくお待ち下さい。
自分に発想力が無くて新たな展開が思い付かなければ、すみませんが主人公にはなんかダンジョンの深層とか、絶海の孤島とかの奥地とかで強いモンスター相手にめっちゃレベルアップしてもらうかも?(._.)_
やっぱり主人公の一人称が変わるくらいにの何かを思い付く自信が………………ないです。(泣き)
ちなみにパクリでは無いつもりです。
十話くらい書いたあとに読み返した時に気づきました。
だらだらと言い訳すみません。