8話 みんなのステータス
今日から投稿時間18時に変えます\(^^)/
よろしくお願いします⤵
他のクラスメイトも、それぞれ[ステータス確認]と唱えている。美樹ちゃんのはどんなステータスだろうか?
「美樹ちゃんのステータス見せてもらってもいい?」
「いいよ美月君。」
「[ステータス確認]」
名前:美樹夏蓮
種族:人族
年齢:18才
性別:女
職業:賢者
level.1
HP:290/290
MP:420/420
筋力値:80
耐久値:85
魔力値:155
魔耐値:125
敏捷値:100
魔法
火魔法:ファイヤーボール・フレア
水魔法:ウォーターボール・アクアジェイル
風魔法:ウィンドカッター・ウィンド
土魔法:アースグレイブ
聖魔法:ヒール・キュア
職業スキル
詠唱時間短縮
スキル
MP自動回復強化レベル1・鑑定・アイテムボックスレベル1・異世界言語翻訳
称号
四大魔法使い・異世界人
「どうかな?」
「すごいじゃんか!鑑定やアイテムボックスっていう定番も押さえてあるし、魔力値も頭ひとつ高い。ゲームだとこうゆうキャラは、後衛として非常に優秀なんだよ!回復できる[聖魔法]と[MP自動回復強化]もあれば後衛のやるべき仕事をほぼすべてできるんじゃないか?」
「もー!美月君!私は、ゲームのキャラクターじゃないんだからね。」
「ごめん。ごめん。すごいステータスだからテンションがあがっちゃって」
「まあ、誉めてくれてるなら悪い気はしないけどね。ありがとう。」
「それで、美月君のステータスは、どうだったの?」
「まだ確認してないんだ。ちょっと確認するから待ってて」
さて、いよいよお待ちかねの自分のステータスいざオープン。
「[ステータス確認]」
名前:美月輝夜
種族:魔人族
年齢:17才
性別:男
職業:妄想師
level.1
HP:120/120
MP:3500/3500
筋力値:50
耐久値:55
魔力値:90
魔耐値:40
敏捷値:90
職業スキル
状態異常妄想
スキル
高位鑑定・高位遮蔽・アイテムボックスレベル1・異世界言語翻訳
称号
異世界人
?なんだこれ……。MPが3500あるなら、魔法打ち放題なんだろうが、肝心の魔法が項目さえないんだか!
MPが高いからか基礎能力値がえげつないほど低い。
そして[高位遮蔽]、高校二年生から極力普通になろうと影を薄くしていたからこんなスキルが出てきたのかな?
そして極めつけは、職業:妄想師ってなんだよ!職業スキル[状態異常妄想]ってなに?
はぁ~俺は、ハズレっぽいな、美樹ちゃんにも見限られるかもしれない。そう思いながらステータスを見返すと……。
「はぁ?」
名前の次にある種族欄がおかしい。人族の前に何か文字が一つ入っている…。魔人族………。これまずくないですか!?
周りを見渡すが見えている限り、魔人族なんていない。
「なんで、俺だけ……」なんで僕だけ魔人族なんだよ!
一応章の題名の○○○に入るのは、魔人族ってことになります。期待はずれでしたか?ご期待に添えてないならすいません。m(__)m