原宿喫茶店雑記

作者: 葉崎智虎

珈琲と読書、ゲームを愛する男です。今回は原宿遠征してきたので、その帰りに寄った喫茶店での話を。

(原宿自体の話、経緯とかは日記の方を見てください →https://ncode.syosetu.com/n1584gn/)

いやぁ喫茶店ってやっぱりいいなー。なんて思いながらコーヒーを飲んでいる。


 特に珈琲のみにこだわらないタイプの喫茶店ならよりいいかもしれない。時間帯によっては、多種多様な人が集ったりするものだ。割とカジュアルな店だったりすると、もしかしたら話に華が咲くかもしれない。そんな話を聞くのが好きな気がする。実は今気づいた。なかなかいいものですよ…


 今いるのはとある喫茶店、そこそこ有名な街の中で目立ちにくい地下に居を構える店。上の店のような華やかさはなくとも、程よい静寂か心地よい喧噪のどちらかは提供されること間違いない。今日はどちらかと言えば後者のようだ。集中したいならいささか落ち着かないかもしれないが、リラックスするなら丁度良いくらいかもしれない。最近ちょうど疲れていたこともあって、こういう場所に来る機会を取るっていうのは重要なことだった。重要なことなのだ。大事なことだから二回。例えいろいろ溜まっていたとしても…戦士に休息が必要不可欠であるように、僕にも少しくらい気を抜ける機会があってもいいと思う。なので色々すっぽかしたうえでの休息でも無罪です…。


 何となく自己弁護っぽくなってしまっているが、それは置いといて。喫茶店に来ると、結構周りの話している内容みたいなものも聞こえてくるもので。その内容を聞いているのも、何となく楽しいものなのだなぁ…


 今僕が座っている席は両隣に席があるところで、両隣とも結構話し込んでいる。因みに結構入り口近くで、奥に行くとソファー席とかボックス席とかあったけど、逆に僕にはこれくらいの距離感しかない席だったほうが嬉しかったり。奥の席は、それはそれでだいぶゴージャスな感じでしたが。


右隣は女性二人が多分宝塚とかそういう舞台フリークみたいで、そのことについて語り合っている。僕がこの席に来た時からいたので、その間ずっと二人で話し込んでいるものだから同じジャンルが好きなんじゃな…って思っている。すごく楽しそうに話しているもので、こっちも何故か楽しくなってくる。こういう正の相乗効果凄くいい。いいので今後いろいろ語りたい人は是非喫茶店で遠慮なく語ってほしい…会話挙動を見聞きしているだけでも助かる人がいるので…いやいつもツイッターで観測してるタイプの興奮の仕方を横でされてるのでなんか希少種に出会えたような感動がある…


 左隣はカップルか友達か知らないけど二人組で、なんか途中で増えた。自動的に僕の前に来たけど、あんまり気にならないかなぁ…目のやり場にはちょっと困るかも…?この人たちは主に多分リアルの事話しているから、つまるとこ学校の休み時間の会話的な何かに近いものあるけど…まぁぼーっと聞いている分にはそこそこ楽しい。最近のことだったり、旅行のことだったり、友達のことだったり…いやほんとに学校で机とか座って話してそうな内容ばっかりじゃな。でもいい人たちであることは間違いないと思うんだよなぁ…僕の前に席座るときにも聞いてくれたし、何なら帰るときにもお礼言ってくれたし。こちらこそありがとうですよ。暇潰せたわけだし。


右の人たちはまだ話をしている。あきれも少しあるけどそれ以上に尊敬の念はすごくある。そこまで長い時間語れる話題と友人居ない…いるかなぁ…どっちかというと人が話しているのを(内容が興味あったら)聞くことの方が多いし…


 そろそろ僕も家に帰るくらいの時間になった気がする。というが、さっきの二組が片方いなくなって代わりに座っている二人は静かだし、もう片方もそろそろいなくなりそうなので…一気に周りが静かになってしまった。ちょっとうるさいくらいの方が僕は好きですよ。教室で孤立しているのは嫌なのですけど、こういう他人が集まる場所における孤独ってすごく心地いいものですよ。一人でも周りの他愛ない会話を聞くっていうのが簡単にできる場所としても使える喫茶店なる場所…僕は結構好きですよ。喫茶店ってずっと言いながらもコーヒーメインですが。いつも家で入れるか缶コーヒー買うかの二択なので、そこに店で飲むっていう三個目の択を持てるようになりたいものです。


そのためにも、これからもちゃんと稼いで、その分だけちゃんと自分をいたわってあげたいです。具体的には書籍とチョコとコーヒー。あとグッズ。好きな漫画、本、お菓子、缶コーヒーなどこれからもいろいろ摂取していきたいです。あ、あと金がかかる趣味にハマれる…具体的にいうとそれが本買うことであって。大体一回ウン千円飛ぶので…スペースも取るけど、それでもやっぱり買っていつでも読み返せるっていうのが凄く良くって。電子より紙の方が(少なくとも文章読む分には)好きなので…長い間集中してみるのはさすがに眩しすぎる。


みたいな感じ?よかったですよ、またこの店に行きたいところです。では。