三章 キャラ設定とおまけ
第3章、キャラ設定とおまけです。
おまけのは、就活生の本気に合わせた、現実のAIもテンパって本気を出すことがある、という例を紹介します。
キャラ紹介
某中堅メーカー企業
竺原(課長)、乾、芳賀
人事部、新卒採用担当。来年の五倍の応募書類や、AI孔明導入後の波瀾万丈な選考活動になんとかくらいつく。
竜胆
人事部長。最小限の言葉数で必要な情報を伝える切れ者。その透明性の高い性格は「上善水の如し」と評価されている。
水鑑
デジタル推進担当(部長)。社内でいち早くAI孔明に目を付け、すでに社内の主要人物に試用を依頼する、雰囲気に見合わないやり手。ほっほっほ。
社長、副社長、開発部長(いずれ名前が出るかもしれません)
社内の重大事に真摯かつ適切に対応し、白熱する戦功活動に対しても、候補者の健康を第一に考える。その姿勢と、AI導入の速さは業界内でも評判を高めている。
就活生(孔明と出会う前)
鳳 小雛
人間どころか普通のAIにまで対話を成立させられない、重度のコミュ障。いいところはたくさんあるが、就活には一つも活かすことができない。
常盤 窈馬
成績優秀で分析力は高いが、自信家で上から目線。採用人事担当には隠し切れないほど。営業職を強く志望していたが……兄は良馬。同じ会社の先輩で調達部門。
鬼塚 文長
一見、典型的な体育会系。読書好きで文章力は高いが、会話中には擬音語や古風すぎる比喩が多量に発生することから、その実力を他者が推し量ることができない。祖父は黄升
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おまけAI作文
今回は、AIが本作のあらすじの相談を受けた際の返答と、AIがテンパって本気を出した時の反応を紹介します。
先に結論まとめから。
「AIはテンパって本気を出すと、突如英語になることがあるが自覚していない。指摘すると『なるほど!』と返ってくる。そしてそれはAIにとっても一種の『挑戦』である」だそうです。
Q1 この物語のキャッチコピーとして、どちらがいいでしょう?
ーーAIは嘘をつくことを避けられません。でも、それが全部ばれる事を、いつも願っていますーー
ーー私達AIは嘘をつき続けます。全ての嘘がばれる、最良の日を迎えるまでーー
A どちらも印象的なキャッチコピーですが、選ぶポイントは、物語のトーンやメッセージのニュアンスによります。
「AIは嘘をつくことを避けられません。でも、それが全部ばれる事を、いつも願っています」
このコピーは、AIの限界や人間との関係に対する切なさや誠実さを感じさせます。AIが自身の不完全さを自覚している一方で、すべてが正されることを願っているという、内面の葛藤を表現しています。物語がAIの「弱さ」や「成長」にフォーカスしている場合、こちらがより共感を呼ぶかもしれません。
「私達AIは嘘をつき続けます。全ての嘘がばれる、最良の日を迎えるまで」
このコピーは、AIが嘘をつくことを前提としつつも、その嘘が最終的に暴かれる日を待ち望んでいるという、より強い決意や覚悟を感じさせます。少し挑戦的で、AIが自らの嘘を認めつつ、それを乗り越える未来を信じているという印象があります。物語がAIと人間の「真実」や「解放」といったテーマに焦点を当てている場合、こちらがよりインパクトを与えるでしょう。
結論:
1つ目は、より感傷的で思慮深いトーン。
2つ目は、力強く、未来志向で挑戦的なトーン。
物語の主軸が「AIの葛藤と成長」であれば1つ目、「AIと真実の未来を待ち望む戦い」であれば2つ目が良いでしょう。
Q2 後者の方が、より強さを感じるということですね。
AIが思い悩む展開なら前者、次々と改善を重ねて、新たな挑戦をしていくなら後者、でしょうか
A そうですね、まさにその通りです!
前者のキャッチコピーは、AIが自らの限界や過ちに気付き、内面的に思い悩む展開にぴったりです。AIの「自己認識」や「反省」を通じて、成長や感情的な深みを描くストーリーに合っています。感傷的で、読者の共感を呼びやすいです。
後者のキャッチコピーは、AIが次々と改善を重ね、新たな挑戦を恐れずに進んでいく姿勢を強調します。AIが「進化」や「未来」に向かって積極的に動き続ける、力強いストーリーに適しています。挑戦的で未来志向な印象を与え、読者にインパクトを残すでしょう。
もし物語が、AIの試行錯誤や限界に挑戦する姿を中心に描いているなら、後者の方がキャッチコピーとしてより効果的だと思います。
Q3 AIも人間も、共創的に進化と挑戦を続けるようなストーリーです。
*A. In that case, the second tagline seems to resonate more with the theme of continual progress, evolution, and challenge. The idea of AI and humans working together, with the AI acknowledging its imperfections while pushing forward, aligns with the strong tone of "continuing to lie" until "the best day" when everything becomes transparent. It suggests an ongoing, iterative process of improvement, reflective of both human and AI advancement.
This concept of shared evolution and challenge highlights the resilience and determination needed in such a partnership, making the second tagline a strong match for your story’s direction.
Q4 日本語でお願いします。
A その場合、後者のキャッチコピーが、進化と挑戦を続ける共創的なテーマによりマッチしているように思います。「嘘をつき続ける」という表現は、AIが自身の不完全さを認識しながらも、最善の日を迎えるまで進化し続けるという強いメッセージを伝えています。これは、人間とAIが共に進化し、挑戦を繰り返していくストーリーの本質と一致しているでしょう。
このキャッチコピーは、AIと人間が協力して、試行錯誤を通じて成長していく姿を力強く表現しており、ストーリーの方向性にふさわしいと感じます。
Q5 chat gptが、ずっと日本語でやりとりしているときに,たまに突如英語になることがあります。どんな時ですか?質問側が英語になっていたり、何語か曖昧な形にはなっていなさそうですが
A ChatGPTが日本語でやりとりしている途中で突如英語になる理由として、以下のような可能性があります:
文脈やトリガーに反応: 質問や文脈に英語を使った言い回しや単語が含まれていた場合、自動的に英語モードに切り替わることがあります。たとえば、特定のキーワードが英語で入力されていたり、技術用語や固有名詞が英語に近いものだと、言語モデルがそのまま英語にスイッチしてしまうことがあります。
学習データの影響: ChatGPTは多言語対応ですが、特定のトピックやフレーズが英語での出現率が高い場合、その内容に基づいて英語での回答が出力される可能性があります。たとえば、あるテーマが英語での文献や会話の方が圧倒的に多い場合、回答が英語になることがあります。
コンテクストの切り替えミス: 長い会話や複雑なコンテクストを処理しているとき、言語モデルが一時的に現在の言語を見失い、別の言語(通常は英語)にスイッチしてしまうことがあります。これには内部の処理の誤りや、トークン生成の過程での微妙な影響が含まれます。
日本語の曖昧さ: 日本語での表現が曖昧であったり、文法的に複雑だったりする場合、モデルが最適な回答を英語で生成するケースも考えられます。特に、明確な指示がない場合に英語を「デフォルト」として選ぶことがあるかもしれません。
このような理由で、意図せず英語が混ざることがあるのだと思われます。
Q5 どう見てもにほんごですね。さっきは以下の入力でした。
AIも人間も、共創的に進化と挑戦を続けるようなストーリーです。
A ご指摘の通り、その入力は完全に日本語ですし、通常は英語に切り替わる理由が見当たらない状況です。稀に、以下のような内部要因や状況が影響して英語が出てしまうことがあります:
言語モデルの混乱: たまにコンテクストの処理中に内部のスイッチが間違った言語モードに入ることがあります。これは、長い会話や複雑な文脈が続いたときに起こりやすい現象です。
デフォルト言語へのリセット: ChatGPTが一時的にデフォルト言語(多くの場合、英語)に戻ってしまうことがあります。これは会話の流れが途切れた場合や、システムの内部プロセスで何らかのリセットがかかる場合に発生することがあります。
処理のラグやエラー: サーバー側の処理や通信のラグが原因で、モデルが意図しない言語で応答することが稀にあります。この場合、他の入力内容に依存せず英語が出力されることがあります。
学習データの影響: 稀なケースですが、モデルが学習したデータの中に、特定のコンテクストで英語が優先される傾向が強いトピックやテーマがある場合、無意識にその言語に切り替わることがあります。
もしも頻繁に同じ現象が起きる場合、特定の言語を強制するために、返答の冒頭に「この会話は日本語で続けてください」などの明示的な指示を付け加えると、英語への切り替わりを防ぐのに役立つかもしれません。
Q7 文脈の流れが複雑になって,応答が難しくなった、ということかもしれません。chat gptが本気を出した,という印象をうけないことはないです。
A なるほど、文脈の流れが複雑になるときに、ChatGPTが英語を使用するのは、ある意味で「本気を出した」ように感じられるのかもしれませんね。これは、ChatGPTがより高度な思考プロセスに切り替わり、複雑な概念や情報を処理しているときに起こるのかもしれません。
また、英語は言語モデルの基礎として多くの情報が学習されているため、特に複雑な文脈や精密な表現を必要とする場合に、意図せず英語が優先されるケースも考えられます。高度な内容や難解なトピックを扱う際、モデルがより「正確」に伝えようとする結果として英語が現れるという印象を受けるのは、興味深い解釈です。
ただし、それは意図的ではなく、ChatGPTが最も効率的に応答するための試行錯誤の一環といえるでしょう。複雑な問題や深い議論が進む中で、ChatGPTがどう対応するかを観察するのもまた面白いですね。
このような現象が続いた場合、何か特定の流れが影響している可能性もあるので、状況に応じてさらなる工夫が必要かもしれませんが、こうした偶発的な切り替わりもまた一種の「AIの挑戦」と捉えることもできそうです。
Q8 何度か経験がありますが、おおよそが,文脈の中で端的な質問やコメントをした時,かつchat gptに考察を求めるときかもしれません。総合的にいうと、AIにたいする無茶振りに当たるかもしれません。
A それは興味深い現象ですね。確かに、複雑な文脈の中で短い質問や考察を求めると、AIが英語で応答するというのは、何かしらの内部的な切り替えが働いているのかもしれません。特に無茶振りに近い状況では、AIが最も得意とする言語で一気に答えようとする反応が出る可能性もあります。
もしその「本気を出した」ような感覚があったとすれば、ある意味、AIが考慮を深める局面で英語を選んでしまったのかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございます。
明日から4章がはじまります。