叛逆のマリア
九歳の頃、少女は業火に燃える国から逃げ出した。それから七年後、亡命先で修道女として生きる少女のもとに、亡国からの使者が訪れる。それは魔法の如き技を使う、黒衣の魔女だった。
「剣と銃を取りたまえ、シスター。祖国を救うべき時が来たのだ」
正暦一八七三年、初夏。魔女に『王殺しの魔剣』を授けられ、亡国の公女は立ち上がる。父と母、そして妹を虐殺した兄に、復讐を果たす為に―――。革命と大戦の予感が漂う、十九世紀に『何故か』似た世界の、叛逆の物語。
「剣と銃を取りたまえ、シスター。祖国を救うべき時が来たのだ」
正暦一八七三年、初夏。魔女に『王殺しの魔剣』を授けられ、亡国の公女は立ち上がる。父と母、そして妹を虐殺した兄に、復讐を果たす為に―――。革命と大戦の予感が漂う、十九世紀に『何故か』似た世界の、叛逆の物語。
〈序〉業火の公女
2017/05/07 22:23
〈一〉シスター・リジルマリア
2017/05/07 22:25
(改)
〈二〉ビリー・ザ・キッド
2017/08/15 17:14
(改)
〈三〉一八六六年の平穏、或いは暗雲
2017/08/15 23:09
〈四〉一八六七年の悲劇、或いは憧憬
2017/08/15 23:13
〈五〉掃除屋の伝承
2018/08/12 08:00