浦海白波のブックマーク一覧
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全2件
連載
完結済
32エピソード
全員嘘吐き、一人だけ本当。
「わたくしと結婚した者に全てをゆずる」というリエリア・シュビラウツの言葉が公表された。
シュビラウツ家といえば、その資産は国家予算に匹敵するのではと言われるほどの資産家貴族であり、遺言状の『結婚した者』という範囲に、身分は問わないという。
国中の者達がこぞって、リエリアとの婚姻書を教会へと持ち込んだ。
ただこのリエリアという娘……既に一週間前に自ら首を吊って死んでいた。
それでもシュビラウツの全てを手に入れようと動く者たちもいる。しかし『全て』に近づくにつれ皆少しずつ少しずつ身を滅ぼしていく。
シュビラウツの呪いと言われる中、だが、これすらも全てを明らかにする前座に過ぎなかった。
求める答えはただ一つ。
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××××「……誰が殺した」
文芸推理:日間1位、週間2位、月間3位、四半期3位ありがとうございます。
■第4回一二三WEB小説大賞で銀賞とコミカライズ賞をW受賞しました。小説と漫画両方出ます。ありがとうございます。
作品情報
推理[文芸]
最終更新日:2024年01月31日
連載
完結済
53エピソード
15歳のときにアリスは政治の駒として隣国ビクルス国の王太子──クリス(23歳)のハーレムに送られる。
ところが、クリスは大の年上女性が好きだった! 絶対的寵妃ポジションに40歳熟女(異世界基準)がおり、完全に入れ込んでいる。
童顔なことも相まって、アリスは全く相手にされない。渡りが1度もないまま時だけが流れてゆき、ハーレムでは最下位の妃とみなされる。
ハーレムでは王太子の寵愛に応じて給金が決まる実力主義なシステムのため、アリスは使用人のように生活していた。ただ、そのおかげで各国から来た妃たちと仲良くなって色々な話を聞くことができ、各国の事情にとても詳しくなる。
そんな中、22歳のときに大事件が起こる。夫である王太子クリスが寵妃への贈り物のために多額の国費を使い込んでいることが発覚し、失脚してしまったのだ。財務健全化の一環でハーレムは解散され、アリスはアーヴィ国に戻ることに。
(よし!ハーレムで得た知識を生かして外交官になりましょう!)
そう決心したアリスだが、今度はシスティス国から政略結婚の打診が来て──。
訳ありヒーロー×ポジティブヒロインのラブファンタジー。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月17日