『傭兵と小説家』続編刊行についてのお知らせ|南海 遊の活動報告
『傭兵と小説家』続編刊行についてのお知らせ
2021年03月21日 (日) 13:09
此処にこうして活動報告を書くのは、書籍版のご報告以来でしょうか。
随分と長く時間が空いてしまいました。
誤解しないでいただきたいのですが。
活動報告を全然更新しなくなったのは、別に「賞を取ったからだ」とか、「書籍化したからだ」とか、なんかそういう変なプライドがあったからではありません。
ポリコレ対策です。(正直者)
私がこの場所に文章を書くと、逃れようもなく殆どが下ネタになってしまいますのであえて自粛しておりました。
此処にいると実家のような安心感に気が緩んでしまうんです。ついでに尻の穴も緩んでしまうんです。(ほらね)
これからはしっかりと気を引き締めて、尻の穴はより一層に引き締めて、文章を書かせていただこうと思います。
「先生、うんこはポリコレに入りますか?」
「そうですね、ポリコレ自体がうんこみたいなものです」
というわけで、お久しぶりです。
作者の南海です。
さて、私のTwitterを見てくださってる方々は既にご存知かと思いますが、今日は書籍版『傭兵と小説家』についてのニュース。
「良いニュースと悪いニュースがある、どちらから聞きたい?」とか言いたいところですが悪いニュースはありません、残念、故に君はハリウッド映画には出られません。
『傭兵と小説家』続編、書籍化決定しました。
続刊ということで『傭兵と小説家Ⅱ The Doll Across The Horizon』が2021年4月16日に星海社FICTIONSから刊行されます。
つまりは、昨年完結しました第Ⅱ部もめでたく書籍化決定でございます。
そして、今回もイラストをご担当いただいたのはもちろんTAKOLEGS先生!
なろう版で第Ⅱ部をお読みいただいた方には伝わると思うのですが、「この本にこれ以上の表紙はあり得ない」と思えるほどに素晴らしいイラストを描いていただきました。
イヴやニック、ジョンなどの新キャラの立ち絵はもちろん、夏服仕様のソード&バーダのイラストも巻頭に掲載されています。是非、書籍版でこの美麗なイラストをご堪能ください!
TAKOLEGS先生、本当にありがとうございました!
ちなみに、帯付きだとこんな感じ。
帯の文句の圧が凄い。(笑)
さて、そして気になる今回の本の厚さですが、約500頁となりました。
前回の800頁と比較するとかなり常識的な厚さになったと思えそうですが、
そもそも500頁の本は充分に鈍器です。
ですので、ぶっちゃけた話をすると、星海社様の紙質と装丁でこの厚さの本を出すのはかなりコスト高になっちゃいます。
ご存知の方もいると思いますが、星海社FICTIONSの単行本って、めちゃくちゃ良い紙使ってまして。
そんなわけで価格は税抜1,800円と、前作より上がってしまいました。ごめんね。
(というか、前作が異常なコスパでしたので単純比較は出来ないのですが……)
ただ、その分、イラストも装丁も紙質も間違いなく『本当に良い本』になっています。
お財布に余裕のあるときで結構ですので、お買い上げいただいた暁には、頁をめくる感覚に至るまで「贅沢な読書」をお楽しみいただければと思います。
……あ、あと今回の背表紙も良い感じです。
前回同様、洋書風のデザインに横書きのタイトル表示です。前巻と並べていただくと素敵な本棚になること間違いなし、異性にモテモテで宝くじで100億円が当たります、それは嘘ですけど。
こんな感じ。
ちなみに、裏表紙のデザインもとても素敵です。
………………。
…………………………。
……なんでモザイク?
この先は実際に君の目で確かめてくれ!
(Vジャン風ぶん投げ感)
『傭兵と小説家Ⅱ The Doll Across The Horizon』2021年4月16日発売、宜しくねー!