感想欄閉鎖の経緯と、なろう撤退の理由について|百均の活動報告
感想欄閉鎖の経緯と、なろう撤退の理由について
2024年02月14日 (水) 17:20
モブ高生の「七章 第一話 再会②」のあとがきにも述べた通り、明らかに私が主張していないことを悪意的に解釈し感想欄を荒らす人が現れ始めたので、感想欄を閉じました。
(その感想はすでに削除しています)
せっかくなので、自分が小説家になろうからカクヨムに完全移行する経緯についてもチョロッと話しておきます。
まず七章を小説家になろうに投稿した経緯につきまして。
自分は五章以降、いずれカクヨムに完全に活動の場を移すことを予想し、基本的にモブ高生の更新はカクヨムを先行公開としていました。
その際に、四章の終了時に五章の一話だけ先にカクヨムに投稿したり、五章が完成した際にもカクヨムを先行公開とし、小説家になろうへの投稿は数か月ほどずらしました。
この時はカクヨムで先行公開をすることに対する批判も特に無く、正直この時点で自分としては読者の誘導もほぼほぼ済んでいる認識でした。
続く六章は、書籍二巻の宣伝も兼ね小説家になろうとカクヨムで同時更新とし、そして今回の七章は再びカクヨムでの先行公開としました。
その際、七章をカクヨムで先行公開することについてはエックス(旧Twitter)と、小説家になろうのモブ高生の表紙で告知しました。
正直に言いますと、この時点で自分は小説家になろうに七章を投稿するか迷っていました。
理由はいくつかありますが、小説家になろうというサイトに対して恐怖を感じ始めていたからです。
エックスでも書きましたが、最近のなろうの感想は、貰って嬉しくない感想も増えて来て、昔は嬉しかったはずのマイページの赤い感想新着のお知らせを見るたびにドキッと胸が跳ねて、中身を見て酷い内容じゃなくてホッと胸をなでおろす……ということが続いてました。
ハッキリ言って、もう自分はなろうの感想が怖いですし、なろうにモブ高生を投稿するのもシンドかったです。
好意的な感想や、ためになる指摘をしてくれる人は、ちゃんといて、その方たちのことは好きなのですが……それ以外の人たちの感想を書籍化作家として気にしてないフリに疲れました。
なろうでの感想が怖いのに、カクヨムの感想は平気なの? と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけ平気です。
理由はよくわからないんですが、多分カクヨムのコメントには「良い点」「気になる点」が無いのが大きいのかなと個人的には思います。
これは自分だけかもしれませんが、感想に「良い点」が無く「気になる点」だけ書かれると、それがどれだけ的を得た指摘であっても、どうしても責められている感じるところがあります。
「良い点」に一言でも「面白い」などと書かれていれば、ノーダメージなのですが、「気になる点」だけだと暗に「褒める所が無い」と言われているように感じるのです。
中には、一度も「良い点」を書かずに「気になる点」しか書かない人もいて……誹謗中傷で無くとも、ボディーブローのように少しずつダメージが溜まっていきました。
詳しくは書きませんが、感想とは言えないようなものもありました。
そのうち、感想を開いて「良い点」からではなく「気になる点」が見えた瞬間に動悸がするようになりました。
そして、やがてはマイページの感想新着の赤文字でのお知らせを見るだけで、動悸がするようになりました。
もはや、自分にとってマイページの赤文字は恐怖の対象です。
自分が小説家になろうに作品を投稿を始めた理由は、一つだけ。感想が好きで、欲しかったからです。
その感想に恐怖を抱くようになった以上、自分の中で小説家になろうに投稿する意義は無くなっていました。
他にも、今の小説家になろうを、正直「住みづらいな」と感じていたこともあります。
自分は警告されたことはありませんが、好きだった作品の作者さんが受けた、なろう運営さんからの仕打ちには、実のところずっと不満を感じていました。
性的描写でバンされるのは規約違反だから仕方ないとしても、問題箇所を問い合わせをしても教えてくれないなどの対応は不親切だったと感じていたからです。
規約違反をしようとしてしているわけではなく自分でも気づかないうちに違反している人も多かったので「言ってくれれば修正する」と運営に問い合わせても、しかし具体的な箇所の指摘はなく……。
結果、古参作家さんが結構カクヨムなどの他サイトに移ったりして……。
まあ、ぶっちゃけて言えば、俺にとって小説家になろうは「オンラインゲームで仲良かったギルメンが居なくなったギルド」みたいな感じになっちゃったんですよね。
そんな中、カクヨムで七章の投稿を終えてから約二週間後の2/12日の夜、フォロワーさんと話している中で、「表紙にカクヨム先行と書かれただけではわからない。カクヨムに移行するならもっとちゃんとアピールすべき」と言われました。
そこで自分がアピール不足だったことに気付き、翌日2/13に小説家になろうへの七章の投稿と、カクヨムへの完全移行する意思を告げることを決めた……というのが、七章を投稿した経緯となります。
そうしたら、明らかに自分の主張とは異なる悪意的な解釈でもって感想欄を荒らす人が出たため、感想欄を閉鎖しました。
なろうでの告知が足りなかったことを怒る人が出るのは仕方ないとしても、あまりに悪意的な解釈だったからです。
もちろん、カクヨムへ移行する理由の中に、広告収入目当てというのもあります。
なんせ貧乏人なもので、最近は食材も値上がってますし、カクヨムさんの広告収入などは非常に助かってますから、そこは否定しません。
お金が欲しくない人なんていませんしね。それが自分の作品で、となればなおさら。
でもそれ以上に、カクヨムへの移行は、もう自分には小説家になろうで活動する意義を感じられないというのが大きいです。
書籍化された作品であっても、本になっていない部分の更新は、仕事ではなく趣味です。
打ち切られた作品は、特に。
趣味は、楽しいからやるものです。
小説家になろうという場が、自分にとって楽しい場所では無くなった以上、もうここで活動する理由はありません。
……本当は、こんなことを言わずに、このサイトを去ろうと思ってました。
書籍化したのもこのサイトですし、小説家になろうには作品の発表の場としてお世話になったと思っているからです。
でも、悪意的な解釈をする人が現れた以上、この際洗いざらい本音をぶちまけることにしました。
申し訳ありませんが、これからはもう八方美人で平等な作者は止めようと思います。
俺は、俺と俺の作品が好きな読者のためだけに小説を書こうと思います。
それでも良いと言ってくれる人がいるのであれば、これからもどうかよろしくお願いします。
百均
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